パリのテロ事件から約1ヶ月。パリに住む日本人の反応は?独占インタビュー

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パリのテロが勃発してから早くも1ヶ月が経ちました。
日本ではパリのニュースはあまり見かけなくなりましたが、現地では当たり前ではありますが未だその時の傷跡が残ったままです。
今回はパリに長年在住している日本人の生の声を届けるために、インタビューをしてきました。

T.Nさん
中学生の時パリに家族と共に移住し、今年でパリ在住歴11年目。
国籍、文化、価値観の差異をテーマとした短編映画を数本監督し、現在パリの大学院で映画を学びながら様々な映像制作に携わる。

Q.テロ事件から1ヶ月が経ちましたが、パリ内部での状況はどうですか。

今はクリスマスの時期ということもあって少しづつ気持ちがそっちに向かってますが、事件が起きた当初は私がバイトとして働いているレストランの客足もガクッと減りました。
Charlie Hebdoの事件が起きた時は、まだそれをブラックジョークとして扱う風潮もありましたが、今回の事件では一切そのようなことはありません。
それほどフランスにとって今回の事件は深刻で、人々の心に大きな傷を残したと思います。

Q.パリにいながら日本との仕事も行ってると思いますが、日本人もかなり減りましたよね。

かなり減ったと思います。実はレストランで日本企業の予約が入っていたのですが、それは当然キャンセルされ、別件であるExpositionの日仏通訳の仕事がありましたがそちらもキャンセルになりました。
これは日本人だけでなく、アメリカ人や中国人も同じで経済的にもかなり影響があると思います。

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Q.テロ事件後、フランスのFN(*パリの政党で反EU、移民排斥を掲げている。)が今までにないほどの支持率を獲得したと聞きました。

そうです。
移民が増えることによって犯罪が高まるのではないかとか、そういった議論は前々からされていて、それをまるで裏付けるような結果となってしまいました。
当然移民が全員危ないわけじゃないってのはわかってはいますが、ぱっと見て誰がテロリストかわかるはずがない。だったら徹底的に排除しちゃえば良い。という考えです。

Q.そのような結果に対してフランス国内の反応はどのようなものですか?

移民2世、3世の方々が一番不満を感じているように思います。
彼らは見た目は白人でなくてもフランスで生まれ育ったのでフランス人同様なのに、そういった背景から差別的発言が起きています。
1世の方は辛い環境から逃れるためにフランスに来たこともあってまだ耐えられますが、2世3世は違う。
FNみたいなところが移民を排除するような政策を掲げれば掲げるほど、本来過激な思想を持っていなかった方が理不尽を感じ、結果的にテロ側につく可能性もあります。
今のフランスはその様な矛盾にあふれた状況にあるように思います。

この様にパリではまだまだテロ事件の影響が続きそうです。
フランス進出を考えていた方で、今後どのようにしていくか迷っている方はいつでもご相談に乗りますのでご連絡下さい。
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