日本への影響は?ーギリシャ問題の本質を見る

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みなさんこんにちは!
株式会社LIFE PEPPERのMJ(エムジェイ)です。

さて、財政再建策の賛否を問うギリシャの国民投票ですが、5日投開票の結果、反対が61.31%、賛成が38.69%となり、反対派が勝利する結果となりました。そのことにより、ギリシャの財政破綻、またEU離脱への不安は一層深まりました。

ここで気になるのは日本への影響ですよね。そもそも日本も同じような状況にあるのでは、ということから紹介していこうと思います。

政府債務の割合は日本の方が上?

GDPに対する政府債務の割合はギリシャの180%に比べ日本ではなんと250%。ギリシャよりも多くの債務が日本にはあることになります。こうして見ると日本の方が危機的状況にあるのではないかと思うかもしれません。しかしここでの決定的な違いは経済規模です。

日本のGDPはギリシャのGDPの約21倍。そのため、日本の経済破綻の影響力は計りしれません。そしてギリシャとは違い、現在日本の経常収支は黒字となっています。これらのことが要因となり、国債に対する信用を海外から得て、「借金できる」状態にあるのです。この借金できる状態こそが今の日本の経済状況を支えています。

>>参考:ギリシャ国民の選択の行方、日本との違いは何か
>>参考:日本とギリシャのGDP比較

どうしてそんなに問題なのか

ギリシャが経済破綻の影響は日本のわずか21分の1、つまり5%弱。こうして見るとギリシャの経済破綻の影響はそこまで大きくないように思えます。しかし実際にはユーロが下落していますし、世界中でも大きな問題として取り上げられています。なぜなのでしょうか。

その前提にはどうやら、ユーロがこの半年間で高騰しており、中国でバブル崩壊が懸念されていることがあるようです。つまりいままでのユーロは皆が買うから買う、という状況が続いてきており、中国のバブル崩壊とギリシャの債務問題が重なったことでそのユーロバブルが崩壊しようとしているということです。

ユーロ下落は単なるギリシャ問題による資産市場の暴落ではなく、ギリシャと中国株式のバブル崩壊をきっかけにしたユーロバブルの崩壊であったということがわかりました。これほどまでにギリシャが注目を浴びていたのは、日本をはじめ世界の株価も一気に下落してしまうのではないかという不安があったからだったのですね。

>>参考:ギリシャ問題の本質とはいったい何なのか(東洋経済)

ただのニュースでも分析してみると思いがけないことがわかることもあります。弊社ブログではそのような驚きを発信できるよう、これからも精進して参ります!

>>参考:その他のブログ

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