イスラム圏での生活におけるアドバイス―ラマダン

ramadhan
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みなさま、こんにちは!
株式会社LIFE PEPPERのMJ(エムジェイ)です。
今回は、イスラム圏でつい先日6月18日より1ヶ月にわたり開始されたラマダンにおける注意事項をまとめてみました。

1000兆円の市場と呼ばれるイスラム圏

ISISなどがニュースとなり、イスラム教について理解するコラムなどを良く見かけるようになりましたね。その一方でビジネスにおいても、イスラム圏の重要性は上がっています。東南アジアや中東、アフリカまで広がるイスラム教徒の人口は16億人~18億人、市場規模は50兆円から中には1000兆円とまで言われているそうです。

「断食期間のイスラム諸国への渡航エチケットに関するアドバイス」

飲食について

・イスラム諸国では断食時間中の人前での飲食や喫煙は不作法と見なされる場合が多いです。
・多くのホテルでは、イスラム教徒以外の訪問者向けに、ルームサービスや仕切られた飲食エリアを提供しているので利用をおすすめです。
・レストランやカフェでは日中は閉店となる国もあるのでこちらも事前に確認をしておくと良いですね。

服装について

・ラマダンの神聖月はイスラム教徒にとって、敬虔、質素、節制の時期です。華美な服装は自重しましょう。
・ショッピング・モール、ホテル、レストランを訪れる場合や、夕方のマーケットを訪れるときは特に気をつけましょう。
・「透ける服」、「短すぎる服」、「襟ぐりが深い服」、「股上が浅い服」、「体のラインが出る服(特にショートパンツ、ミニスカート、ノースリーブ)」は避けた方いいでしょう。

仕事について

・ビジネスの際、イスラム教徒との商談は、相手が疲れておらず集中できる午前中に予定するのが最適。予定より長引かせないなど、断食を行う人に配慮する心がけが大切です。
・昼食を取りながらの商談は避けましょう。断食中のイスラム教徒から軽食が提供された場合もお断りするようにしましょう。

その他のヒント

・日没前の事故率が高くなるため移動は避けたほうが良いでしょう。低血糖により帰宅時の事故が起こりやすくなっているためです。
・ほとんどのレストランはイフタール(日没後の食事)の給仕で忙しくなるため、この時間帯の夕食も避けましょう。
・娯楽施設では、ライブ音楽は禁止され、ダンスクラブは休業となり、バーは禁酒となる場所が多いです。通常、夕方はショッピング・モールが非常に混雑します。
・人前での愛情表現、大きな音で音楽を聴くこと、ガムを噛むことは避けましょう。イフタール中にレストランでアルコールや豚肉を注文するのもNGです。

違いを知るということ

ここまで、マナーについて紹介してきました。マナーを守る、国の違いを知るということはその国の良さを活かす第一歩になると思います。もちろんこの莫大な市場を有効に利用する、というためのマナーという見方もできます。しかしそれ以前に、人と人との関係として、先入観を一度捨ててみる、同じ目線に立つ、ということがグローバル化でよく言われている、多様性を受容する前提にあたるのではないでしょうか。もちろん受容できる・できないの個人的な差はあるかもしれません。ただ、その差はこちら側、あるいはあちら側、の良さをしるきっかけにもなります。その良さが広まっていけばいいとLIFE PEPPERで活動する身として感じています!

まだまだ奥が深そう!

さて、実際にイスラム圏で生活または商売する上で気をつけたいことはまだあるみたいです。「2015年世界生計費調査―都市ランキング」が世界最大級の組織・人事コンサルティング会社、マーサーによって発表されました。この調査によれば東南アジアや中東地域では生計費が上がっているそうです。また、食料品、化粧品については「ハラル認証」の取得が重要になってきています。まだまだ奥が深そうなイスラム市場、調べたらまたご報告いたします!

「2015年世界生計費調査-都市ランキング」

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