【ノウハウ公開】台湾インフルエンサープロモーションで”本当に”効果を出す方法

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初めに

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2015年は大勢の中国人観光客が訪れ、いわゆる「爆買い」をしていることが連日メディアを賑わせました。メディアの報道を見ると、連日中国人観光客が訪れているような印象を受けますが、実はそうではなく、ちゃんと連休などを活用して日本に遊びに来ているのです。

さらに、爆買いをされている商品は現地で話題になったり、口コミで効能が広まったものがほとんどです。では、その口コミや話題を人為的に起こすことはできないか?という発想の元作られたサービスが「インフルエンサープロモーション」です。では、インフルエンサープロモーションをやれば必ず成功するかというともちろんそんなことはなく、使用するインフルエンサーやターゲット層、現地でのその商品の知名度などを考慮し、戦略的に実施する必要があります。

考慮するべき項目のうちの一つが「プロモーションの実施時期」です。中華圏の観光客が最も多く日本を訪れる、いわば「2大タッチポイント」である「春節(2月)」と「国慶節(10月)」を目指してインフルエンサーにプロモーションをさせることが非常に重要です。

ここでは中華圏のうち、台湾を深掘りしたいと思います。では、早速2大タッチポイントをはじめとした休日を見てみましょう。

台湾の祝日期間(台湾人インバウンドカレンダー)

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中華民国開国記念日(1月上旬)(3日間)
春節(1月下旬〜2月上旬)(9日間)
和平紀念日(2月下旬)(3日間)
清明節(4月上旬)(4日間)
労働節(5月上旬) 休みしない
端午節(5月中旬)(4日間)
中秋節(9月中旬)(4日間)
国慶節(10月上旬)(3日間)

この通り、季節によりばらつきがありますが、多くの祝日が存在しています。このうち、例えば春節は家族で過ごすことが多かったり、中秋節はバーベキューを食べる風習があったりと、祝日ごとにイベントが存在しています。あくまでこれは祝日であり、他にも季節イベントが多数存在しています。(例えば日本でいうとバレンタインデーだったり、ハロウィンだったり。)

台湾人にはどんなプロモーションが有効?

台湾 インバウンド資料

弊社が過去実施した調査により、台湾人はブログ・SNSを見て旅行行動(インバウンド)を決定するということがわかっております。また、およそ9割以上の台湾人がブログで流れる情報は信用できると回答。さらに台湾最大のブログプラットフォーム「痞客邦 PIXNET」が、台湾人全体の3人に1人が毎日何らかのブログ記事を読んでいると発表しました。確かに筆者が台湾に滞在している時も、台湾人は日本に旅行する場合ブログの情報を参考にどこに行こうか検討をしていた記憶があります。

さらに深掘りすると、当然ながら単に「日本へ来てください」という来日を促すだけでは意味はなく、台湾人に「日本で購入するとお得」という印象を与える必要があります。その手法を幾つかご紹介します。また、「最適なプロモーション実施時期」についても触れたいと思います。

「日本で購入するとお得」を植え付ける施策例とその効果

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(1)ブロガーに店頭プレゼントキャンペーンのインフォメーションをさせる。

(2)ブロガーに店舗での免税使用者限定のクーポンを配らせる。

(3)ブロガーに現地小売店との価格差を訴えさせる。

など、弊社で主に取り扱うものはこの3つです。このうち、(1)と(2)に関しては、プロモーション施策の効果測定も行うことができるため、大変有用です。
さらに、この(2)に関しては多くの大手小売様が実施しており、1ブロガーあたりの月の売り上げ貢献値が200万円を超すケースもあります。例えばミドルクラスの台湾人ブロガーに記事を書かせる場合、30万円+実費(交通費・滞在費)で可能なケースもあるため、適切にプロモーションの施策を練れば、すぐに元を取り返すことができます。

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とはいえ、企業様にとってクーポンを使用したり店頭プレゼントキャンペーンをうったりすることはハードルがいささか高いため、一番ライトに試せるのは(3)の価格差を訴える手法です。この方法であれば、例えば店舗を訪れた台湾人に対して越境EC用のチラシを撒いたりと、価格差を訴求することが比較的容易です。デメリットとしては、効果測定を行うことが難しいことです。いずれの手法をとるにせよ、(1)〜(3)のメリット・デメリットを見極めた上で手法を選択していってください。

最適なプロモーション実施時期

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ズバリ、2大タッチポイントの1~3か月前に記事を公開することがベストです。理由はシンプルで、以下の3つ。

(1)ブロガーの記事が検索エンジンの上位まで上がるまで1か月ほど、そこから十分な読者を集めるため

(2)「台湾人の訪日の意思決定の時期」と「日本での行き先の選定」時期にリーチするため

(3)企業さん側の内部決済、稟議など、必要な意思決定のための期間を確保するため

もちろん、このタッチポイントが終了後も台湾ブロガーの記事は台湾のオンライン上にストックされ、永続的に読まれることも台湾人ブロガーの魅力の1つです。SNSでシェアさせて・・・という施策をよく目にしますが、SNSは情報の流れが早く、一時的な効果は期待できますが、それっきりになりがちです。ただ、SNSにも良い点があり、瞬間の爆発力には目を見張るものがあります。大事なことは、今どういうフェーズで、どんな施策が必要なのか?という戦略性です。

本記事のまとめ

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台湾人インフルエンサーを活用して最適なプロモーションを行うための条件は以下になります。

【1】「日本で購入するとお得」を植え付ける施策

(1)ブロガーに店頭プレゼントキャンペーンのインフォメーションをさせる。

(2)ブロガーに店舗での免税使用者限定のクーポンを配らせる。

(3)ブロガーに現地小売店との価格差を訴えさせる。

【2】適切な時期に施策を実施する。

(1)ブロガーの記事が検索エンジンの上位へ上がるまで1か月ほどかかるため

(2)「台湾人の訪日の意思決定の時期」と「日本での行き先の選定」時期にリーチするため

(3)企業さん側の内部決済、稟議など、必要な意思決定のための期間を確保するため

ついでに言うと、リーチ数やPV数だけでブロガーを選定せずに、直接ブロガーと連絡を取っているか?という点も地味な評価ポイントになります。インチキブロガーはたくさんいます。どうか日本企業の皆様、騙されないよう、悪質なブロガーではないかと疑う視点も持ってプロモーションを実施してください。

日本企業様の台湾人集客が進むことを祈っております。

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