『愛する妻に思いよ、届け。真夏の国のサンタクロース〜国際結婚とは〜』

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皆さんこんにちは。LIFE PEPPRの厚海です。

今回は今までのブログと打って変わって心温まるテーマでお送りしていきます。

 

 

 

 

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国際結婚をして20年余年エンジニアのニンミタさん、仕事の関係で現在は奥様と離れて暮らしてました。

今度のお正月に久しぶりに奥様に会える!ということで、素敵なプレゼントを送りたいとのこと。
『それは一大事だ!』ということで、私もウキウキで仕事を抜け出して付いて行きました。

所変わって、ここは渋谷のスペイン坂。弊社と企画を行って頂いている『DECOチョコStore』にやって来ました。

ニンミタさんが「企画で商品になっているDECOチョコを見て欲しくなった」とのこと。確かに、好きなデザインを組み合わせられるDECOチョコは日本人から見ても魅力的なもの。

さぁ、ニンミタさんはどんな思いをチョコレートに託すのでしょうか?

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真剣に選んでいますね。奥様は日本人で、英会話教室で出会ったのだと言います。

最近は国際結婚も増え、これもグローバリゼーションの一つの形かと思いますが、ニンミタさんの結婚した20年前の日本ではあまり理解の進んでいない領域の一つだったのではないでしょうか。

しかも、ニンミタさんは世界中で働いていた経験もお持ちで、奥様としても大変な20年だったのではないかと思わず想像してしまいます。

ニンミタさんは、スリランカ出身。
アメリカの大学を卒業し、その後アメリカ・カナダ・日本で働いており、エンジニアとして働いてきました。

大学在学中に結婚され、お子さんも生まれました。

卒業とともに働き始めた中で、転勤も多く、お子さんには悲しい思いをさせただろうと語っていました。

お子さんが小さい時に転勤をするのは悩ましいことだと言うのは世界共通のことなのですね。

おっと、話が脱線してしまいましたね。そろそろ完成した頃でしょう。

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いい感じになりましたね。奥様も大変喜ばれると思います。いい年をお迎えください!

 

 

そして今回、ニンミタさんの国際結婚に対する考え、これまでの経験をインタビュー出来たので合わせてご紹介したいと思います。

 

 

 

信仰と希望、そして愛

25年前、私は父の友人を頼って来日しました。
その頃、スリランカは内戦の真っ只中であり、これは2009年まで続くのでした。

当初、私は日本に馴染めませんでした。
友人もおらず、慣れない土地、聞き慣れない言葉。

日本語学校へ行きながら、自分の生きるための資金を稼ぐ毎日。
お世辞にも楽しい時間ではありませんでした。

日本に来て何ヶ月かが過ぎたある日。
そんな私にアメリカ人の友達ができ、その人がやっている英会話教室の先生の仕事を斡旋してくれました。
『英語だったら私にも出来る!』と二つ返事で承諾しました。

新しい生活に不安はありましたが、そこでの毎日はとても楽しいもので、
アメリカ海軍の軍人の「ジョー」から日本の物理学者まで色々な面白い人達に出会えました。
とても優しい人達で、私に日本の生活の仕方を教えてくれました。

私の人生で最も楽しかった時間の一つです。
しかし、寂しかったことも本当のこと。友人は出来ましたが、故郷は遠く、内戦は終わりを見せませんでした。

 

 

 

そんな時期に私の人生において最も大切な人に出会いました。
のちに、私の妻になる女性。

プロテスタントであった私は、堺の真ん中の大きな教会に足繁く通っていました。
いつも通り教会に向かい、日曜の礼拝を捧げようとした日に私は彼女に出会いました。

彼女は、私にとって姉のようでした。
私の事を助けてくれて、日本というものを教えてくれました。

「ジョー」に大切な人が出来たと伝えると、『私の家に来なよ』と彼の家に招待されました。

「ジョー」の奥さんも日本人の方で、彼女から日本文化(特にお父さん・お母さんへのご挨拶の仕方)を学びました。
彼らの話す「親御さん」はものすごく怖くて、挨拶なんか行きたくないと思っていました。

彼女と出会ってから一年後、私たちは新しい「夫婦」となりました。
私の人生で二つある一番目に幸せな出来事の一つです。
結婚するときに、二人で決めた大切な約束があります。

『二人の間で何かを決めるときは、聖書を手本としよう。』

これのおかげで、大きな喧嘩をしたことはありません。
大きな約束を前にすると、小さな揉め事は消えていきます。

 

 

 

1992年、私たちは「家族」となりました。
これからの人生を過ごしていく人数が1人増えました。
妻は「母」になり、私は「父」になりました。

これが私の人生で二つある一番目に幸せな出来事の二つ目です。

かけがえのない宝物を授かった気分でした。

息子に「人生」とは何かを学んでいく中で、私も「親」とは何かを学ばされました。
そして、もう一つ、学びたいことが私の中で、芽を出したのです。

私は、小学校の頃から「コンピューター」に興味がありました。
結婚・息子の誕生を期に、「コンピューター」を学ぼうと決意しました。

私は、上手く日本語が話せず、日本の大学に行くのはとても困難だったため、アメリカのコロラド州にある大学に入学しました。
また、アメリカは学費が安かったことも決め手の一つとなりました。

学部は「コンピュータサイエンス」。
いわゆるシステムエンジニアを目指しために、この学部に入学しました。

大学でも、ユニークな(変な)博士たちに出会いました。
質問した生徒にチョコレートを上げる博士。
ズボンの膝とおしりが破れている博士。

思い出せば、変な博士にしか会って無いのかもしれません。

 

 

 

卒業した年、アメリカをテロへの悲しみが包みました。
2001年同時多発テロ。
このテロのせいで、アメリカの全てがドミノのように崩れていきました。
その影響はとても強く、仕事への求人がかなり減ったのですが、日本にいる「ジョー」の助けを借り、沖縄の米軍基地での仕事に就くことが出来ました。

米軍の基地の中には、子どもたちのために学校などもあり、不自由なことはありませんでした。
基地の中には、様々な人種が交じり合っており、そこに差別や偏見はありませんでした。
日本では何かと問題の種になる米軍基地ですが、私にとってはかけがえのないホームに思えました。

初めて基地のボスに会いに行った時、彼は私に「我々のチームに入ってくれてありがとう」と手を握りながら言いました。
大変驚きました。仕事をする上でこれだけの歓迎を見せてくれる人は後にも先にもなかなかいませんでした。

私への挨拶が終わったボスはおもむろにメンバーのゴミ箱を掃除し始めました。
何か手伝わなければと思ったのですが、ボスが私を止め、「これも私の仕事なのだ」と言いました。
ボスにとってはメンバーへの思いやりをみせることがボスの役目だとそう言いたかったのだと思います。

沖縄の生活で大変だったことは、沖縄の人たちからすると家内は「ヤマト」の人だったということです。
私のような外国人はたくさんいるので受け入れられるのも早いですが、「ヤマト」の人である家内のことはなかなか受け入れませんでした。
例えば、家を貸してくれなかったり、『「ヤマト」の人だ』と言われたり。

同じ日本人では無いのかと不思議に思うと同時に悲しさを覚えました。

そんな沖縄での生活にも終わりが来ることになりました。

カナダの友人から、『今度会社を立ち上げる。君の力を貸してくれ。』と誘いがあったからです。
今思うと私は自らをクレイジーだと思います。
友人からの誘いは嬉しく、そこでの仕事も素晴らしいものであったが、とにかく暮らしにくい。私とその家族にはその土地は寒すぎたのです。

 

 

 

そして、息子が大学に進学したのを期に、日本へ向かおうと考えました。
息子は英語しか話せませんが、名古屋大学の法律学部なら英語のみのコースがあり、そこであれば大丈夫であろうと引っ越しをしました。

名古屋に戻った時、私は友人からWantedlyを教えられ、今の会社「LIFE PEPPER」を見つけました。

ここに入りたいと思った一つに、代表の笑顔がありました。
誰にでも受け入れられそうな笑顔に私は魅了されたのです。

また、面白い人達の集まりで「まだ若いみんなのお父さんのような人」、「私よりも多くの国を見てきた人」、「いろんなルーツを持った人たちの集まりによる多国籍な風土」
そして何よりも「私より一回りも二回りも若いのに未来の大企業を目指している若者たち」

こんなに見て楽しい、魅力を感じる企業はなかなかありませんでした。
今の会社が一番楽しいです。
LIFE PEPPERのみなさんありがとう。

 

 

 

 

最後に
私は今、東京に住んでいます。
今まで、沖縄・コロラド州・カナダ・カリフォルニア・名古屋と職の場所を移してきましたが、家族と離れたことはありませんでした。
しかし、現在妻と息子とは、離れ離れで暮らしています。
離れて暮らしても私達が平気な理由は、今までのたくさんの困難に負けず、常に前を向いてきた経験があるからです。

そして、それは
私達「夫婦」は信仰を守って、立ちふさがる困難に今まで立ち向かってきたこと。
そして、希望を持って前向きに「家族」3人で暮らしてきたこと。
の二つで表されます。

私たち3人は、これからも強く結ばれた愛の絆を持って人生を歩んでいきます。

<参考>
記事の中でニンミタさんが真剣に選んでいた「DECOチョコStore」です。皆さんも、大切な人にチョコのギフトなどいかがでしょうか?
DECOチョコStore:http://decochoco-store.jp/

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