“要”はソーシャルメディア?ー海外から学ぶ災害対策

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みなさん、こんにちは。
株式会社lifepepperのMJです。
最近は雪や寒波の影響で国内でも雪崩などの被害が相次いでいますね。
 
自然災害が多いことでも有名な日本ですが、海外ではどうなのでしょうか。そして技術が進歩する中、新しい形の災害対策が構築されつつあります。今回は海外から学ぶ災害対策について調べました。

どんな災害が起こるのか

そもそも自然災害には主に気象災害と地震・火山災害の二種類があると言われています。では海外ではどのような災害が起こるのでしょうか。ここ数年間に起きた災害を見てみましょう。
 
・2004年 インドネシア 地震
M9.1のスマトラ島沖地震により大規模な津波が発生、多くの死傷者が発生した。
 
・2005年 アメリカ ハリケーン
米国南東部を大型のハリケーン「カトリーナ」が襲った。
 
・2008年 ミャンマー サイクロン
ベンガル湾で発生したサイクロン「ナルギス」がミャンマーに上陸、甚大な被害をもたらした。
 
・2008年 中国 地震
M8.0の地震が中国中部、四川省で発生、多くの建物が崩壊した。
 
・2010年 アイスランド 噴火
大規模な火山の噴火が発生。火山灰が拡散し、航空機運航に大きな影響を与えた。
 
・2010年 パキスタン 洪水
モンスーンによる降雨が異常に多く、インダス川が氾濫。大規模な洪水となった。
 
このように地域によって、起こる災害も様々です。ただ、東南アジアでは熱帯気候かつプレート境界に近いということもあり、日本と同様地震や洪水の頻度は他に比べる多いですね。一方ヨーロッパでは逆に噴火や熱波による被害が多くなります。

注目を集めたソーシャルメディアの活用

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多くの新興国では建物の耐震設計基準の適応や、洪水を防止する堤防構築などの防災対応が進んでいないのが現状です。そのため今までの災害においても、新興国の方が被害は大きかったのが現実です。
 
その中で世界的に脚光を浴びたのがソーシャルメディアの活用でした。つまり、緊急災害時に必要とされる安否情報や被害状況をソーシャルメディア上でマッピングし人々に広く共有したのです。最初に活用されたのが2010年のハイチでの大地震でした。その後多くの国で活用され、日本でも東日本大震災のときsinsai.infoというサイトが立ち上げられました。
 

ソーシャルメディアの可能性

ハイチ地震の時、各国の専門家たち同士でのやりとりが一つのコミュニティになりました。それがこのクライシスマッパーズというサイトでした。
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このソーシャルメディアにおいて重要なのは「知見の共有」です。さきほど地域によって起こる災害も違うと述べました。それはつまり地域ごとに得意な対策が異なるということになります。ソーシャルメディア上であらゆる国の人が災害や危険を共有できる、そのことは同時に国に特有の対策を共有できることになります。
 
ソーシャルメディアの活用は災害時だけにとどまらず、例えば治安の悪い国の現地情報を共有するためにも活用が期待できます。それもやはり知見を共有できるという強みがベースにあります。自然災害から総合的な災害対策へ。これからのソーシャルメディアの活用に注目ですね。

参考:
過去の大規模災害と海外事例からみる東日本大震災と都市財政
中国人記者「日本の社会は素晴らしい」災害に強い日本に感心
災害対策とソーシャルメディア活用

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