【インタビュー記事】~インバウンド×地方創生~地方に訪日観光客を呼ぶには?メリット・今後の課題・成功事例・訪日観光客の動向分析 – グローバルデジタルマーケティングのLIFE PEPPER

【インタビュー記事】~インバウンド×地方創生~地方に訪日観光客を呼ぶには?メリット・今後の課題・成功事例・訪日観光客の動向分析

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こんにちは!Lifepepperの鈴木です!今回は弊社のインバウンドのスペシャリスト吉田典広にインバウンドと地方創生についてインタビューを行いました!少子高齢化などの深刻な社会問題に打ち勝ち、地方を活性化するにはどうすればいいのか。地方でデジタルマーケティングを普及させるにはどのような手法が存在するのか。今回のインタビューで判明したことを全て記事にしました!

 

なぜ今!?インバウンドがホットなわけ!

鈴木:よろしくお願いします!

吉田:よろしくお願いします!

鈴木:早速ですが昨今インバウンドというワードをどこでも聞くようになりました。なぜここまでホットなワードになったのでしょうか?

吉田:お答えします。この点に関していえば至ってシンプルで訪日外国人客数が急増しているからです。数値で見てみるともっと分かりやすいでしょう。日本政府観光局によれば、2010年の訪日外国人客数は約860万人でした。しかし2017年になると2800万に近くに増えました。

https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_tourists.pdf

鈴木:7年間で約2000万人も増えたんですね。ホットなワードになる理由が分かりました。ではなぜ急激に増えたのでしょうか?

吉田:1つ目が世界規模での経済成長です。

鈴木:近年のアジア諸国の経済成長は凄いですよね。

吉田:はい、経済成長によって裕福な方が非常に増えました。所得に比例して旅行や買い物も多くなるんですよ。2015年頃に流行った爆買いは代表的な例です。

鈴木:なるほど、そういう流れだったんですね!

吉田:2つ目がVISAの規制緩和です。10年前と比べると劇的に変わっています。

3つ目がLCCの発達です。LCCの登場で既存の航空会社よりも安く海外へフライトできるようになりました。

鈴木:今は規制緩和と格安航空のおかげで海外に渡航し安くなりましたよね!

インバウンドを地方創生に結びつけるメリットと課題

インバウンドを地方創生に結びつけるメリット

鈴木:まさに今流行りのインバウンドですが地方創生と結びつけたときにもたらすメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

吉田:現在の日本は少子高齢化と若者が都市に集中していることによって地方は衰退の一途を辿っています。このような実態を改善するための1つの方策として観光業を盛り上げて行くことが不可欠になってきています。若者が減ってしまっても地方に観光客として訪日外国人を多く呼び込むことに成功すれば経済が発展し地方を盛り上げて行くことができます。この点は非常に大きなメリットになります。

解決すべき課題

鈴木:インバウンド×地方創生でメリットを見出せることは理解できました。一方で解決すべき課題などもあるのでしょうか。

吉田:地方ではないのですが、インバウンドが急増している影響で東京、大阪の宿泊施設が足りなくなってきています。僕はよく大阪に出張に行くことがあるのですがホテルが取れない可能性が示唆されることもあります。

また、現在の訪日外国人は3000万人弱ですが、2020年には4000万人弱、最終的には8000万人を目指しています。最終目標数値まで観光客が増えた場合、日本人の総数と年間外国人観光客の総数が同じくらいになります。日本と海外諸国の文化的背景の違いによる衝突は懸念されることです。

鈴木:僕は以前、本当にごく一部ですが日本人と中国人とのマナーや感覚の違いから生じてしまった問題がメディアに取り上げられていたのを見たことがあります。

吉田:ええ、京都や鎌倉、浅草なんかは現地の人より観光客の方がよく見かけるようになりました。江ノ電は知っていますか?

鈴木:はい、以前何度か利用したことがあります。

吉田:江ノ電は特に観光客の影響を受けていて、以前は現地日本人の方が通勤・通学のために利用していましたが現在は急激に増加した観光客が利用しているので地元の方が利用できなくなってしまっています。

観光客を惹きつけるための3つの段階

鈴木:以前吉田さんの記事を拝見した際に訪日観光客が訪問に至るまでに3つの段階があるという内容がありました。

吉田:はい、観光客の行動パターンとして1.認知→2.興味・関心→3.検討の3段階を経て訪問に繋がります。

http://lifepepper.co.jp/inbound/inbound-promotion-point/

認知

鈴木:では、地方がデジタルマーケティングによってインバウンド客に認知してもらうための手法について教えてください!

吉田:デジタルマーケティングによって認知してもらう方法は数多く存在します。その為、一概にどれがいいと決めつけるのは難しいですが一般的によく用いられるのがSNS広告です。他にも自治体さんが良く使っていらっしゃるのは動画広告です。前年度秋田県さんの動画を弊社が動画広告にかけて拡散する施策を行いました。他にもブロガーさんやyoutuberさんなどのインフルエンサーに取材をしてもらい発信してもらうことも認知の方法の一つであると言えます。

鈴木:インフルエンサーの存在が大きいですね。ではインフルエンサーの中で地方に携わっている方がいたら教えてください。

吉田:Abroad in Japan というチャンネルをやっているイギリス人の方で仙台に在住し、東北を中心に日本の情報を発信しています。動画再生回数も100万近くあるインフルエンサーです。

鈴木:食文化の情報を多く発信していますね!

https://www.youtube.com/channel/UCHL9bfHTxCMi-7vfxQ-AYtg

興味・関心

鈴木:お客様に認知してもらった後に興味関心を抱いてもらうための施策にはどのような方法があるのでしょうか?

吉田:認知の段階における話と被ってしまいますがインフルエンサーにその力があります。インフルエンサーは認知してもらった後により深く知ってもらうことができます。特にブログでは充実した文章内容と多くの写真が用いられているためブロガーは興味関心を引き立てることができます。

鈴木:先ほど紹介して頂いたYouTuberさんにも興味感心を引き立てる力がありそうですね。

吉田:その通りです。他にも自分たちで多言語のサイト・動画を上げるなどのデジタルコンテンツも有効です。そして興味関心を引き立てる方法は大きく2種類に分けることができます。1つ目が先ほど述べましたインフルエンサー、多言語のサイト・動画などのコンテンツ寄りな方法で興味関心をより深めるための施策です。2つ目が興味関心のタッチポイントとなるSEOやリスティング広告です。例えばSNS広告などで仙台という街を知り(認知)、仙台という街をより深く知りたいと考えたときに仙台について検索をしますよね。その時にSEO対策ができていれば上位に表示されクリック率を高めることができます。SEOがうまくいかなくても広告という手段を用

いて興味関心のタッチポイントとなることができます。

検討

鈴木:お客様に興味関心を抱いてもらってご検討して頂く手法について教えてください!

吉田:はい、ご検討して頂くには圧倒的に口コミが有効です。鈴木さんが旅行し、泊まる旅館を選ぶ際に価格帯やサービスなどの条件から候補を絞った際に2つの旅館で迷ったとします。旅館Aは口コミが100件、旅館Bは口コミが1000件だとしたら鈴木さんはどちらを選びますか?

鈴木:口コミが1000件ある旅館Bを選びます。

参照:http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

吉田:そうですよね、鈴木さんに限った話ではなく多くの方が迷われた際に最終的な決定を口コミを見て選ばれる方が多いと思います。日本における媒体としてはじゃらん、食べログなどです。海外ではTripAdoviserがユーザー数も多くコンテンツも充実しているため有効です。現代の消費行動として至極当たり前なことで、お店でも観光地という大きな枠組みであったとしても二つ以上の選択肢で迷った際に最後の選択肢として口コミが有効です。

https://www.tripadvisor.jp/

インバウンドマーケティングで地方創生に成功した事例

鈴木:認知・興味関心・検討の流れがよくわかりました。では実際にこれらの要素を絡めたインバウンドマーケティングに成功した事例はありますか。

伊勢市の例

吉田:大きな事例を2つ挙げます。2016年に伊勢志摩サミットが行われた時に伊勢市では動画広告を行い再生回数が180万回にまでなりました。伊勢ジャパンというキーワードに対しての検索ボリュームが2.5倍になりました。これにより伊勢市は認知を成功させたのです。そしてここでSEOの高い良い記事があったり、そのキーワードでリスティング広告を出すと興味関心の段階にスムーズに入れると思います。

https://www.google.co.jp/ads/experts/case-studies/isecity/

城崎温泉の例

吉田:2つ目が兵庫の城崎温泉です。城崎温泉では外国人観光客が5年で36倍に増えています。地元の大きな旅館から小さな旅館まで自分たちでで集めてオンラインサイトを作り、オンライン上で旅館を予約できるシステムを作り上げました。また、エクスペディアやブッキング・ドットコムなどの海外のOTAと呼ばれる旅行サイトと連携し、それぞれの旅館が単体で動くのではなく、城崎市全体で城崎温泉を盛り上げていったのです。

鈴木:他の町では旅館単体で予約サイトを運営しているイメージはありますが市全体で予約サイトを運営している例は見たことがないです。凄いことですね。

吉田:はい、そして予約サイトに調子が出てきたので、さらにVisit Kinosakiという観光情報サイトを作り、そこでも予約機能を作ったのです。城崎温泉は認知の段階ではデジタル以外の手法も取っていたのですがこれらの戦略により観光客を認知のフェーズから興味関心のフェーズにスムーズに移行させる事に成功したのです。また Visit Kinosakiという素晴らしいコンテンツを提供し、エクスペディアなどと連携し口コミによって検討してもらい、コンヴァージョンに繋げるための予約サイト設立しました。

鈴木:認知→興味関心→検討→予約という流れがしっかりしていますね。

 

https://visitkinosaki.com/

地方がPRする際に強みとなる内容(食文化・自然環境など)は?

鈴木:地方を盛り上げるためにはどのようなコンテンツを強みにしていくと良いのでしょうか?

吉田:外国人観光客が日本に来る理由はいくつかありますが1つ目は景勝地です。景勝地とは景色などを表します。例えば日本の富士山が見たいや伏見稲荷の千本鳥居が見たいなどです。キラーコンテンツになり得る内容を所有していたら非常に強みになります。ですが汎用性が高くないのがデメリットです。2つ目は食文化です。日本食は健康的なので海外でも人気があります。食文化を求めて来る外国人観光客は非常に多いです。3つ目が歴史・伝統文化です。食文化にも通ずるのですが日本は島国で縦に長い国なのでその分独自の文化が多く存在します。なので、独自性を活かしたコンテンツで差別化を図ることは有効です。

鈴木:海外でもできるマリンスポーツなどでは難しいですよね。独自性を活かし、日本でしかできないブルーオーシャンなコンテンツ目指す必要がありますね。

吉田:欧米の方は日本の民泊や農業体験などの日本の伝統に触れることができるコンテンツを気に入ってくれる方が多いです。

鈴木:食文化、歴史・伝統文化は汎用性が高く独自性もあり強いコンテンツになりそうですね!

インバウンド×地方創生を行う時のにLifepepperがお客様の力になれること

鈴木:最後の質問です。インバウンド ×地方創生でLifepepperがお客様の力になれることを教えてください!

調査

吉田:はい、Lifepepperは調査という強みがあります。現在インバウンドが盛り上がっていると言ってもゴールデンルートと呼ばれている地域や沖縄・北海道・福岡への観光客が多くまだまだ観光客が少ない地域の方が割合は多いです。もし観光客を増やしたいと思っても何をすればいい?どうすればいい?と悩んでしまうと思います。Lifepepperでは全国各地にいる訪日外国人の方に対面でアンケート・調査を行うことができます。観光客の方になぜ観光に来たのか、どうしてここを知ったのかなどのキッカケや満足したことできなかったことを調査して何を今後強化すべきか、改善して行くべきか、セグメント・ターゲットがわかるデータを用意することができます。弊社では制作やプロモーションを行っているため、そのことも含めての調査資料や報告書を作ることができ、データから傾向を読み取るだけでなく、傾向からどのようなターゲットに対してどのような媒体を用いるのが最適かといった提案をすることもできます。

実績・熱量

インフルエンサーを呼ぶことができる企業さんや海外向けの広告を運用する企業さんは多いと思いますが、Lifepepperは台湾・韓国に圧倒的な実績がありますので台湾・韓国の消費者行動を研究していますし、結果からもっとも効果のある提案・サービスをすることができます。

また対応している国の幅が広いので他の複数の企業さんん頼まなくてもLifepepperだけで賄うことができます。そして日本は観光立国になることを目指していますができなければ衰退してしまうでしょう。逆に上手くいき観光客が増え、文化対立や他の課題を解決することができれば、日本はさらに盛り上がって行くことでしょう。私たちLifepepperではそこに対しての熱量が非常に高いため必ず力になることができます。

鈴木:以上でインタビューは終了です。ありがとうございました。

まとめ

今回のインタビューでインバウンド×地方創生についてかなり深いお話ができました。

・インバウンドは ①世界規模の経済成長 ②VISA規制緩和 ③LCC発達によって流行

・インバウンド急増に併せて観光業を盛り上げれば日本経済がさらに発展→解決すべき課題も多い

・観光客が訪問に至るまでに3つの段階を経ている。

・⑴景勝地 ⑵食文化 ⑶歴史伝統文化が観光客を引きつける!

・デジタルマーケティングと3つの段階で集客に成功した例がある。

・成功した例のようにSNSやオンラインサイト動画広告を運用したいが何をすればいいかわからない

→ Lifepepperに相談 

いかがでしたか?今回の記事での疑問点・興味関心がありましたらご連絡ください。


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