中国で利用されている検索エンジンは?

中国国内では、百度(baidu)をはじめとする中国独自の検索エンジンが利用されています。もっとも利用者数の大きい検索エンジンはご存知の通り「百度(baidu)」という検索エンジンです。

PC版&モバイル版 中国検索エンジンシェア(2017年3月)

1位:百度 76.9%
2位:神马 8.76%
3位:360搜索 7.86%
4位:搜狗搜索 3.31%
5位:Google 1.83%
6位:必应 2.15%

PC版 中国検索エンジンシェア(2017年3月)

百度 59.87%
360搜索 25.19%
Google 4.85%
搜狗搜索 4.3%
必应 3.86%

モバイル版 中国検索エンジンシェア(2017年3月)

百度 83.2%
神马 12.52%
搜狗搜索 2.87%
Google 0.51%
必应 0.36%;
360搜索 0.26%

中国No.1検索エンジン:Baidu 百度(バイドゥ)とは

Baidu 百度(バイドゥ)は2000年にRobin LiとEric Xuによって設立された、検索エンジンで有名なテクノロジー企業です。Google の中国版コピーとしばしば言われますが、今では単純な「Googleコピー」とはいえなくなるほど、その独自性を世界に対してアピールしています。

端的にいうと、Google と同じように、Baidu 百度(バイドゥ)は企業名であると同時に、自社の核(コア)となるサービス名(検索エンジン)でもあります。Baidu 百度(バイドゥ)は2017年4月時点で中国検索エンジンシェアで 75% とダントツで 1 位を獲得しており、2016年末時点で 7 億 3000 万人を超える中国のインターネットユーザーに自社製品・サービスの情報を配信したければ絶対に避けては通れないサービスです。

その一番の特徴は、「中国語に特化した検索エンジンである」ということです。

Baidu 百度(バイドゥ)は世界で最も多くの中国語 Web サイトのインデックスを持ち、実際には完全に中国語に焦点を当てています。ユーザーインターフェイスは中国語(簡体字)のみで利用可能であり、中国語のサイトを優先して表示します。

また、Baidu 百度(バイドゥ)は Google と同様、検索エンジンだけでなく、クラウドサービス、旅行、地図、音楽、ビデオプラットフォーム、翻訳、百度百科(Wikipedia の中国版)など多くのサービスを提供しており、面白いことに昨今では Google のように(といえば失礼ですが)自動運転技術にも力を入れています。それでも、Google と同様、検索結果ページと広告ネットワークに広告を販売することがコアなビジネスモデルであり、収益の大部分を占めていることに変わりはありません。

中国検索エンジンランキングの注目のポイントは?

注目ポイントは新興の検索エンジン「神马」

神马(シェンマ)という検索エンジンは、この一年で急激にシェアを拡大してきた検索エンジンです。特徴は、モバイルでのみ利用されている検索エンジンだということです。神马(シェンマ)はモバイルに特化することで、モバイルユーザーの検索満足度をあげるようなシステム開発デザイン開発でシェアを拡大してきました。

360捜索はPCでは百度に続く圧倒的なシェア率

360捜索も近年急成長してきた検索エンジンです。これはPCでのシェア率がかなり高いですが、モバイルではあまり利用されていません。これには360捜索の成長背景が関係しています。360捜索はもともとPCに導入するウィルス対策ソフトでした。そのシェアを伸ばす過程で利用者拡大に伴いプラットフォーム化を行いました。この検索エンジンを利用すれば、ウィルスに感染しにくいというブランディングに始まり、今もシェアを拡大しています。そのため、PC版でのシェア率が大きいというデータが出ています。

出典元:「全球中国搜索引擎市场份额排行榜」
http://www.search1990.com/other/semsc.html