海外向けのWEBマーケティングとは切っても切れないSNSですが、ここでは韓国でどんなSNSが流行っているのか?
またどのような利用をされているのかを「年齢別の利用状況」「使用時間別のSNSランキング」という複数の切り口でご紹介します。

【韓国SNS】SNS別の利用者年齢分布(2015年)


引用:<그림 3 ‘2015년 연령대별 모바일 SNS 채널 이용 점유율’ (모비데이즈 모바일광고 연구소)>

韓国SNSのシェア率は、韓国独自のSNSが半数以上のシェアを占め、世界的に使われているアプリのFacebookとInstagramが残りのシェアを占めています。

上図は韓国の年代別のSNS利用状況となっています。これは、韓国人に対して「どのアプリをよく利用するか?」という調査を行い年齢別に分析したデータです。

上画像はSNS別に年齢分布を明らかにした画像です。
上から利用者数の多い順番に並べています。

1位 カカオストーリー
2位 NAVER BAND
3位 Facebook
4位 Instagram
5位 Vingle

【韓国SNS】年齢別の利用状況(2015年)

年齢別の韓国SNS利用状況

引用:<그럼 2 Bhind Analytics의 ‘연령대별 SNS 선호도조사’>

特徴としては、
20代以外はカカオストーリーという韓国独自のSNSが上位にランクインしているという点。同時に世界的にも有名なSNSであるFacebookは上位にランクインしていますが、韓国人総合で見てみると、韓国で最も利用されているSNSはカカオストーリーです。韓国版のFacebook&Instagramのような位置付けにあります。

カカオストーリーとは

韓国で最も利用されているメッセージアプリのカカオトークから派生して生まれたSNSです。韓国の人口の半数以上が登録をしており韓国で最大のユーザー数のSNSとなっています。

NAVER BANDとは

40~50代の利用者数が多いSNSで、クローズドなコミュニティを作りその中でユーザー同士が交流をするという仕組みのSNSです。主な利用方法としては、「休日にテニスをしたいソウル市内の人」だとか、「野球チーム〜〜のファン限定」というような一つのテーマを設定してそれに該当する人がコミュニケーションを自由に行うという仕組みです。

このSNSが発達した背景としては、休日を充実させたい労働者世代がコミュニティを作る目的で利用を開始したことがきっかけです。そのため、40代前後の層が多く利用するという特徴があります。

最大手のカカオストーリーは全世代が利用するが、とくに30代以降のユーザー獲得に成功。
一方Facebook,Instagramが若者の間で流行

若い世代にはFacebookとInstagramが人気があるSNSとなっています。カカオストーリーは韓国国内の情報がつよい、記事が多い、外部サイトに遷移させる作りという特徴があります。一方Facebookは動画を中心にした仕組みとなっているため、動画好きが多い韓国人の若者から大きな人気を集めているという現状です。現状は圧倒的にカカオストーリーが強いですが、動画好きな韓国人の若者にとってはますますFacebookやInstagramのシェアが伸びると思われます。

【韓国SNS】使用時間別の利用状況(2016年)

次に使用時間別に韓国のSNSを分析してみましょう。


利用時間だけなら一番はFacebook。続くSNSは韓国独自のSNSが多い。

これは、2016年10月に発表された「SNSの使用時間と使用人数のランキング」です。
使用時間順にTOP6が紹介されています。

使用時間ランキングTOP6

1位:Facebook (13.9億分)
2位:Band(4.1億分)
3位:Naver Cafe(3.1億分)
4位:Kakao Story(2.4億分)
5位:Daum Cafe(2.3億分)
6位:Instagram(1.7億分)

それぞれのSNSの特徴は、

Facebook

世界的に知名度が高いSNSで、友人とのコミュニケーションからビジネス、また特定のアカウントやページからの情報収集と幅広く利用されるSNS。

Naver Cafe & Daum Cafe

韓国にはCafeと呼ばれる文化があります。これは巨大なコミュニティサイトです。例えば韓国から香港に留学する人に対して、現地の学校の情報や引っ越し情報・アルバイト情報など幅広く情報提供を行うサイトが挙げられます。Naverが提供するCafeをNaver Cafeと呼び、二番目に利用される検索エンジンのDaumが提供するCafeをDaum Cafeと呼びます。

Instagram

画像や動画のアップロードに特化したSNSで世界的に利用されています。

韓国SNSのプロモーションへの活用は?

韓国のSNSの利用状況から、カカオストーリーやBAND、Facebook、Instagramなどをプロモーションに活用することが多くの韓国人にアプローチする効果的な手法と言えます。
FacebookやInstagramがSNSで広告を出稿したり、アカウントを作成してファン化囲い込むことができるように「カカオストーリー」でも同様にアカウント運用や広告出稿を行うことが可能です。
さらにカカオストーリーでは、カカオストーリーの企業アカウントを作成しない場合でもWEBサイトに遷移させる広告やアプリダウンロードに導線を引く広告は出稿することが可能です。こういった面ではFacebookやInstagram以上にプロモーションに活用しやすいSNSと言えます。
一方BANDは一つのコミュニティを立ち上げて集客して運用するというイメージに近いため、言語スタッフなしでの運用は難しく、他のSNSに比べると効果を上げづらくあります。
韓国向けにSNSを活用してプロモーションをお考えの場合は、カカオストーリーやFacebookから初めてみてはいかがですか?