インバウンドリサーチ/訪日外国人調査を行う上での注意点は?

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インバウンドリサーチ/訪日外国人調査を行う上での注意点は?

インバウンドリサーチ(訪日外国人調査)の注意点は、調査対象者の立場を想定した調査設計を行うという点です。この調査の調査対象者は日本旅行中の外国人観光客(訪日外国人)です。彼らは海外旅行中であるため、「時間がない」「言語的に壁を感じている」「観光客という目線で見られていると意識する」といった特徴があります。まだ出身国によっても特徴が異なるため、彼らの文化と心境を考えた調査設計が必要です。
ここでは、具体的に調査結果にマイナスを与える例を紹介します。

インバウンドリサーチ(訪日外国人調査)の具体的なマイナスポイント

時間がない訪日外国人に対して、長いアンケート設計

訪日外国人は先にも述べたように、旅行プランを詳細に決めて観光を楽しんでいるケースがほとんどです。このように限られた時間で観光地を回る外国人に対して、調査時間の調査を行いたい場合は、調査中の離脱率や解答の質が下がる傾向にあります。さらに、調査難易度が上がることで調査費用も高くなりがちです。
長時間の調査が必要な調査の場合は、調査内容を切り分けて定性的な情報に関しては、在日外国人に対してインタビューを行ったり、訪日経験のある外国人に対してWEBにてアンケートを実施するといった手法がおすすめです。

時間がかかるフリーアンサーを沢山盛り込んだアンケート設計

フリーアンサー(自由に記述できる解答)を沢山盛り込んだアンケートも、回答時間が伸びる要因です。基本的には定量的なデータを収集するという目的で街頭アンケートは活用することをお勧めします。基本的にはフリーアンサーの設問数は2問~3問程度となっています。

調査対象の属性を絞りすぎる調査設計

訪日旅行中に特定の特定会社の交通機関を利用した20代の中国人といった、調査対象者を絞り込んだ調査は費用が高くなることが多々あります。また母数が少ないことで定量的なデータを作成するのに十分なサンプル数が集まらない場合があります。この場合は調査設計から弊社がお手伝いすることで、費用を抑えつつも取得したいデータを集めるような調査設計をご提案いたします。

国の文化を無視したアンケート設計

訪日外国人の文化背景を無視した調査設計も、アンケート結果の質を下げる原因となります。 例えば、対象者の出身国を聞く問題で
Q1. 出身国はどこですか?
1.中国
2.台湾
3.香港
4.韓国
5.欧米
6.その他

このような設問があったとします。しかしこの設問では一部の外国人に対して不快な思いをさせ、調査結果の質に影響があります。この設問の場合は、台湾出身の方には「台湾は中国ではない」という声が上がりやすく、また中国出身の方からは「台湾をここに書きたいなら、出身国ではなく出身地域という表現にするべきだ」というような声が上がります。
このように、調査をスムーズに進め良質なデータを収集するためには、国ごとの文化背景を理解した調査設計が必要です。

調査対象国の外国人が使わない言葉での調査設計

調査対象者の出身国ごとに普段から使用する言い回しというものが存在しています。例えば、インバウンドで沸騰する中国のリサーチでは、よく「Wechat」というSNS(日本でいうLINE)を選ぶ設問を作成する場合があります。しかし、この「Wechat」という表現は、多くの日本企業の間で使われているものの、中国人からは「微信(ウェイシン)」と呼ばれています。このような単語のミスというのはアンケート表設計をクライアント様ご自身で行う際に見られる問題です。弊社ではアンケート表の設計段階からお手伝いすることで、適切な調査データ収集を実現します。

インバウンドリサーチ/訪日外国人アンケートに関するQ&A