成長を続ける中国ECの背景と大手ECサイトのご紹介

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いま、世界で最も大きな小売市場を形成している国といえば、中国が挙げられるでしょう。

そして、中国の小売市場を牽引しているのが、オンラインショップ、いわゆるECサイトの存在です。

中国はなぜ巨大なEC市場を形成し、成長を続けているのか、そしてどのようなECサイトが中国で人気を博しているのかについて、ご紹介していきます。

中国ECの成長事情

飛行機が空を飛んでいるジェット機
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中国のEC市場はここ数年で大きな成長を見せており、他の国や地域の市場を大きく凌駕する規模を獲得しています。

年々中国のEC市場は拡大している

調査によると、中国のEC市場はすでに世界最大の規模に達しており、2018年だけで1.5兆ドルもの取引額を記録していることがわかっています。

参考:NRI「デジタル世代が牽引する中国EC市場の実態と日系企業にとっての機会」

https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/knowledge/report/cc/mediaforum/2019/forum282.pdf?la=ja-JP&hash=6D442C66B1EF397839B645DD18D4EBD5FC9EC4B7

世界で最もECにおける売買が行われており、2位のアメリカですら0.52兆ドルにとどまっていることからも、その市場規模のスケールが伝わってきます。

成長率についても非常に優れており、2017年時点で1.1兆ドルに達していたところ、さらに他の国の数字を突き放す結果をもたらしている様子がうかがえます。

中国における高度経済成長はいったん落ち着いたとされていますが、今後も安定した成長を続けていくことが想定されます。

横ばいの成長である日本との大きな違い

一方の日本のEC市場については、中国と比較すると非常に小規模である様子がわかります。

もちろん、日本のEC市場は世界全体で比較すると大きなマーケットを形成していると言え、順位も3位の英国に次ぐ4位にランクインしています。

しかしその数字は0.11兆ドルと、1位の中国とは一桁倍以上の差が開いており、これを比較すると中国のスケールの大きさを実感させられます。

人口で考えると決して小さくはない日本のEC市場ですが、中国の母数の大きさを踏まえると、幅広いチャンスをうかがわせるのは後者であることは間違い無いでしょう。

なぜ中国ECが成長しているのか

ノートパソコンで作業をしている人
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次に、なぜ中国のECが巨大で、成長を続けているのかについて見ていきましょう。

高いインターネット普及率

1つは、中国における高いインターネット普及率が挙げられます。

中国におけるインターネット利用者は、すでに8億人を超えているとされ、日常的に膨大な数の人々がインターネットサービスを利用していることがわかっています。

また、ただでさえネット利用者の数が多いだけでなく、中国ではオンライン決済の文化が日本以上に定着していることも、その理由の1つです。

中国はキャッシュレス決済先進国で、日常の買い物や旅行代金、チケット、公共料金の支払いなど、あらゆる決済をオンラインで行なっています。

そのため、オンラインでの消費が日本以上に日常的な文化として定着しているため、実店舗よりもインターネットでモノを買うことがスタンダードになっていると言えます。

新型コロナウイルス

これからの動向を考える上では、新型コロナウイルスの影響も大きくなっていくことが予想されます。

感染拡大を防止するため、中国では大規模なロックダウンやリモートワークが行われてきましたが、消費の現場もオフラインからオンラインへと移行しました。

海外旅行先や実店舗で購入するはずだった商品は、オンラインで取引されることとなり、巣篭もり消費の拡大によって恩来の利用者は以前にも増して増加することが考えられます。

経済成長が下火になってきているとは言え、消費の冷え込みが到来するほどの影響は見られません。

国内EC、越境ECを問わず、ますます消費の現場はオンラインへとシフトしていくことになるでしょう。

中国の大手ECサイトの例

屋内, 人, テーブル, ノートパソコン が含まれている画像
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最後に、中国で大きなシェアを占める人気のECサイトについても確認しておきましょう。

天猫(Tmall)

中国最大のシェアを占めるのが、アリババグループであるTmallです。

中国のECシェアの5割以上をこのサイトが占めており、現地ではECといえばTmallと言わしめるほどの巨大サイトとなっています。

中国ユーザーから信頼を得ている理由として、国内外を問わず正規品をしっかりと取り扱っている点にあります。

Tmallへの出品には厳しい審査を通過する必要があるため、模造品などが横行する中国においては、貴重な正規品を手に入れるルートとして重宝されています。

https://www.tmall.com/

京東(JD)

Tmallほどのシェアはないものの、全体の25%のシェアを抑えているのがJDです。

JDではメーカーに出店させるのではなく、自社で商品を仕入れ、消費者に販売しているのが特徴です。

家電製品を豊富に取り扱っているため、中国ECにおける家電量販店の地位を確立しています。

https://www.jd.com/index.html

おわりに

中国ECは、世界で最も注目を集めているマーケットの1つです。

近隣国である日本からも中国進出を目指して動いている企業は多く、越境ECビジネスへの参入を急ぐ動きも見られます。

巨大なマーケットを生かし、得意分野でしっかりとビジネスを展開していきましょう。


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