News&Blog

海外YouTube最新データとユーザーを引き込むコツ

近年日本でもお馴染みのYouTube(ユーチューブ)ですが、YouYube動画を活用しプロモーションを成功させている企業が増えてきています。

YouTube統計データや、海外向けのアカウントとして運営する際気をつけたいポイントをご紹介します。

海外Youtube最新データ

世界的に人気のYouTubeですが、世界でどれくらいの人にどんなシーンで活用されているのか、具体的な数字を見ていきます。

①アクティブユーザー数は20億

We are socialが発表した2020年最新データによると、YouTubeのアクティブユーザーは20億人を越えています。

月間訪問者数はfacebookについで世界第二位となっています

② 現在までに共有された動画の数と使用頻度

2020年9月現在までに、50億以上の動画コンテンツが共有されています。

アメリカでは、38%のユーザーが毎日複数回YouTubeを使用しています。

③YouTubeの利用ユーザーの割合は?


YouTube利用ユーザーのうち、55%が男性、45%が女性となっています。比較的男女バランスも良く、バランスの良い媒体と言えるでしょう。

Youtubeの全世界広告収入データ

参照元:Statista|YouTube – Statistics & Facts

YouTubeの世界的な広告収入は、2020年第2四半期に38.1億米ドルに達し、前年同期比5.8%増となりました。

YouTubeは世界最大級のオンライン動画プラットフォームであり、最も人気のあるYouTubeチャンネルは1億人以上の購読者を蓄積しています。

Youtubeで人気のコンテンツ

2020年8月現在、全世界の総再生回数に基づいた最も人気のあるYouTube動画

参照元:Statista|YouTube – Statistics & Facts

1位 Luis Fonsi – Despacito ft. Daddy Yankee

2位 Baby Shark Dance | Sing and Dance! 

3位 Ed Sheeran – Shape of You [Official Video]

2019年の時点で、米国の人口の約半数が毎週のように音楽消費のためにYouTubeにアクセスしています。

“総再生回数では「Descpacito」が現在の記録保持者かもしれませんが、韓国のアーティストPsyの「江南スタイル」は1,689日(4.6年)という長い期間トップを維持した後、その座を譲っています。

このような数字を見ると、YouTubeで最も人気のある動画の大半がミュージックビデオであることが分かります。

2010年以降、YouTube上で最も視聴された動画はすべてミュージックビデオであり、面白い、バイラルな動画から専門的に制作されたコンテンツへとプラットフォームの焦点がシフトしていることを示しています。2019年の時点で、米国の人口の約半数が毎週のように音楽消費のためにYouTubeにアクセスしています。

音楽ファンも非常に熱心な視聴者であり、ミュージックビデオはリリース後24時間以内に大量のトラフィックを集めることも珍しくありません。

他にも、初公開後に多くの視聴者を獲得する人気のあるタイプのビデオは、映画の予告編、特にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に関連したスーパーヒーロー映画です。近日公開予定の映画「アベンジャーズ。アベンジャーズ:エンドゲーム』は、公開から24時間以内に2億8,900万回の再生回数を記録し、最もバイラルな映画予告編となりました。

海外ユーザーのファンをつける!YouTube運営のポイント

現代の生活の一部となりつつあるYoutube ですが、企業のマーケティング戦略の1つとして活用される場面も増えてきました。実際に、動画を活用したWeB施策を行っている企業のうち、約63%がYouTubeを活用しています。

海外ユーザーを引き込むために必要なYouTube運営のポイントを見ていきましょう。

単なる視聴者から「チャンネル登録者」へ引き込む!

こちらは対海外ユーザーに限ったことではありませんが、基本として押さえておきたいポイントです。

偶然にあなたのチャンネルを見つけて来たユーザーの「チャンネル登録者への誘導」に成功すれば、繰り返しの視聴が増えます。

つまり、積立式の閲覧数を獲得できます。

海外特に、気に入った動画をSNS上で共有→バズる

という流れが多々起こりますので、海外ユーザー登録者を増やすことはとても重要です。動画コンテンツ内で、チャンネル登録を促す説明を加えたり、わかりやすいアイコンの設置など、登録してもらいやすい工夫をしてみましょう。

プレイリストを作成し、複数動画で引き込む!

現在のYouTubeの設定では、興味関心に基づき、動画終了時にはシームレスに他のYouTuberの動画が流れるようになっています。

そのような中、自分のチャンネルにおける海外ユーザーの滞在時間を長くすることは非常に重要です。チャンネル登録者を得るには、複数の動画を気に入ってもらう必要があります。

そこで便利なのがプレイリストです。プレイリストの設定を行うことで、ユーザーの画面上に映る関連動画に意図的に組み込むことが可能です。

「海外ユーザー」ではなく、「どんな人に」届けたいかを明確にする

一言で「海外ユーザー」と言いましても、実際にはその中に、国、性別、年齢、趣味、、などたくさんの分類項目があります。

コンテンツを配信する際にターゲットを大まかにすればする程、かえって誰にも刺さらない…という残念パターンが多々存在します。

もちろん、YouTubeの動画制作でも同じです。コンテンツやテーマを考える際は、「どんな趣味の、どんなライフスタイルを好むユーザーか」という所など、出来るだけ細かいペルソナ設定をしてみましょう。

一旦、ある程度絞り込んだ後で、徐々に拡げていくのがおすすめです。

SEOを意識したタイトルとサムネイルで引き込む!

昨今では、Googleなどの上位検索結果にYouTube動画が表示されることも多いのですね。タイトルや概要設定の際、SEOを意識した工夫をすることも重要です。googleなどの検索エンジンを使用する際、日本と海外ではスペースの空け方が異なる場合もありますので、ターゲットにしたい国では、どんな検索の仕方が主流なのかを調べてみるのも有効でしょう。

また、日本でも重要視されているサムネイルですが、海外でも非常に重要なポイントです。どんな動画が流れてくるのか、ある程度予測できるタイトルや、画像作りを意識してみてください。

SNSと広告を賢く活用して引き込む!

YouTubeチャンネルへの導線として、非常に有効なのがSNSです。

FacebookやTwitter、ビジネス特化型のSNS「LinkedIn」などを活用してユーザーを引っ張ってくるのは必須で行いたい対策です。

またYouTube広告を賢く活用することで、自分だけではリーチ出来ないユーザー層へもアプローチすることが可能です。戦略的に広告を活用し、海外ユーザーとの接触に成功している企業も多くみられます。

もちろん、大切な資金を投資しての施策になりますので、実際に広告を運用される際は、海外マーケティングに精通しているマーケターや企業に相談して見ましょう。

ターゲット国やユーザー層をしっかりと理解した上で、ローカライズした動画構成になっているか、キーワードは適切か、など、同じ配信課金額でも、設定によって獲られる結果が大きく変わってきます。

ユーザーと積極的にコミュニケーションを図り、ファンを引き込む!

ズバリ、どんな動画に興味関心があるのか、外国人ユーザーに聞いて見ましょう。YouTubeでは基本機能に「コメント投稿」がありますので、コメントを投稿してくれるように促す、来たコメントには積極的に返信するなどのアクションが重要です。

コメントの内容や質問を次の動画作成の際に活かすなど、ユーザーの意見を反映させようと工夫しているYouTuberは伸びやすいです。英語が喋れなくても翻訳ツールを活用するなど、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしましょう。

出典:https://www.statista.com/topics/2019/youtube/#dossierSummary__chapter2
https://wearesocial.com/digital-2020