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こんにちは!LIFE PEPPERの都所です。
この記事ではアプリやサービスなどを、目の前で実際にユーザーに使用してもらう調査手法のユーザーテストについて紹介していきます!
ユーザーテストを実際に実施したことがある方向けの記事となっており、私がアプリユーザーテストを受けて感じた工夫すべきポイントを前半ではまとめています。
後半ではユーザーテストに関してより専門的に解説している良記事を紹介します!
ユーザーテストを行う上でも意識するべき4点
今回、友人マーケターの会社で運営している学習系のスマホアプリのユーザーテストを体験してきました。
その際自社で実施する際に真似できると感じたのが以下の4点です。
1.知り合いを起用する
2.事前のレクリエーションで緊張をほぐす
3.ユーザーの実際の操作画面をリアルタイムで社内共有。さらに画面動画と音声を保存。
4.操作しながら思っていることを口に出させる
知り合いを起用する
ユーザーテストでは擬似ユーザーからどれだけ多くのフィードバックを、本当のユーザーに近い状態で得られるかが鍵になると感じました。
そのため、知り合いを起用すると、意見を言いやすい状態を作りやすくフィードバック量を増やすことができます。
事前のレクリエーションで緊張をほぐす
今回、テストに入る前にレクリエーションが用意されていました。そこではあらかじめ録音などを行う許可を得ることと共に「ユーザーテストだと意識しない事」「至って一般的なユーザーとしてテストに臨む事」の再確認が行われました。
また、その後ユーザー属性を確認するような質問で普段の生活のヒアリングが行われました。
これによって自然な回答をしようという意識が高まり、アプリ操作にも取り組みやすくなります。
ユーザーの実際の操作画面をリアルタイムで社内共有。さらに画面動画と音声を保存
ユーザーテストの鉄則ですが「記録に残す」という部分をより強化した施策です。
アプリ開発メンバーやマーケティングメンバーなどにリアルタイムで共有する事によって、議事録やデータ化した後には伝わらない臨場感を社内に伝えることができます。
担当者さんに話を聞くと、こういったリアルな反応や困っているという動きを社内に見せると、改善が早く進むという効果もあるようです。笑
また、これらのテストに共通する核心的な要素は、適切な市場戦略に基づくことです。海外市場向けにどのような施策を行ったか具体的な事例を見たい方は、弊社サポートの幅広いケーススタディをまとめた【会社概要・事例集・対応可能な国&施策まとめ】の無料資料を参照してみてください。詳しくは[こちら]をご覧ください。
操作しながら思っていることを口に出させる
これもユーザーテストで取り入れると良い方法です。実施をしながら質問をしていくのでも良いのですが、「リアルタイムで思った事を口に出してください」と事前に伝えておくと、後から質問するのに比べて、遥かに多くの「正直な」フィードバックを得られることができます。
ここで初対面の場合だと得られづらいのが、「デザインが悪いね」「ダウンロード長い」などのマイナスの意見。
ただ、友人をユーザーテストに起用する事によって、ここは若干フィードバックを得られるようになります。(あらかじめ、マイナスの意見もたくさん聞きたいという事を伝えても良いかもしれません。)
また、随時「今、何を考えてますか?」と聞かれたこともフィードバックを多く得るための工夫で有効と感じました。
ユーザーテストを受けて見ての気づきは大きくこの4点になります。
当たり前と感じる方もいれば、参考に取り入れようという方もいると思いますが、初めてユーザーテストを受けた身としては、いかに意見を「遠慮なく」「たくさん」「リアルタイムで」言ってもらうかが重要だと感じました。
そのための工夫の例になれば幸いです。
ユーザーテストの良記事を紹介
今回紹介するのはこちらの記事です。
かなり深くユーザーテストやデータ分析について考察をされている記事ですが、特にわかりやすいと感じたフレーズを紹介します。
データ分析が「サービスの問題が”どこに”あるか」を特定するものであるのに対して、ユーザーテストは「サービスの問題が”なぜ”生じているのか」を見つけ出すステップ
記事冒頭で紹介されている言葉ではありますが、これが個人的には一番刺さった言葉です。
まさにデータを見ることによって、数字の低下が見られたり、ECを運営する企業さんであればカートから離脱が発生したりと、問題箇所の発見とどういう類の問題なのかはデータを見ることで発見できます。
ECの例でいうと、ユーザーテストではこのカート離脱が「JCBのクレジットカードが使えないからやむ無く離脱した」のか「カートにある商品の削除ボタンが誤作動を起こしていて離脱した」のかを、見つけることができます。
データ分析がここまでうまくいっていない段階では、ユーザーテストの設計の精度も上げづらいかもしれませんが、2つは組み合わせることによってかなり高い角度で改善につながる案を作ることができます。
参考記事 サービス改善の成功率を8倍まで引き上げるユーザーテストの作法
https://note.mu/kajiken0630/n/n2484d038fa9b
すでにデータ分析と改善が次のステップという方は、こちらの記事を参考にユーザーテストを設計してみても良いかもしれません。
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