なぜ海外リサーチは必要?その理由と方法について解説

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海外のビジネスチャンスを探る上で、欠かせないのが現地のリサーチです。

日本とは事情が違う海外の情報を探るのは意外と難しく、あても無く始めてしまうと時間ばかりを使い、大した成果を得ることはできません。

今回は海外リサーチを行う上で大切にしたい目的意識や、その方法についてご紹介していきます。

海外リサーチが難しい理由

ノートパソコンを使っている男性
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海外リサーチは、その名の通りターゲットとなる海外市場や現地の文化について、深く理解するために行う調査です。

しかし、実際に行ってみると意外にも難しくなるものですが、その理由にはいくつかの点が考えられます。

言語の壁

1つは、言語の壁があります。

母国語が日本語である日本においては、私たちが日常的に見聞きする情報は全て日本語で、ある程度能動的にならなければ海外の情報を直接仕入れることは難しいものです。

日本語に翻訳する際に人手がかかっているため、情報のインプットには時間がかかり、すでに鮮度が落ちてしまっている可能性も高く、日本語だけでは情報収集にも限界があります。

とはいえ、情報収集の為だけに外国語に堪能な人材を集めるのも、相応のコストが発生します。

感度の高い情報を手に入れるには、まずはこの言語の壁を乗り越えなければなりません。

文化の壁

次に、文化の壁の問題があります。

たとえその国の言葉がわかり、情報を知ることができるようになったとしても、その国の事情をよく理解しておかなければ、上手く情報を処理することができません。

たとえば中東地域では酒造メーカーが少なく、参入の余地が一見非常に広いように見えたとします。

しかし実のところ、中東地域にはイスラーム教徒が多く、飲酒の習慣がそもそもない為、需要がそもそもほぼ存在しません。

これは、その地域に理解がなければ気づけないポイントです。

ただし、ドバイやカタールなど、世界中から外資系企業が多く集まる地域についてはその限りではありません。

現地には非イスラーム教徒の外国人が多く集まっている為、アルコール類消費の需要は一定数存在します。

このように、情報をどれだけ上手く扱えるかという技術は、プロのリサーチャーや文化に詳しい人物でなければ持ち合わせていないのです。

海外リサーチを行う目的

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海外リサーチを行う上では、どのような目的に則って行うかという点も重要になってきます。

新たな市場の拡大

海外の市場調査を行う場合、多くの企業が試みるのは新たな市場の開拓です。

消費が縮小傾向にある日本ではなく、成長意欲のある海外に目を向けることで、新しい消費の場を作っていくことを目的としています。

日本にはない需要を海外に見出し、海外で大ヒットを遂げた企業も少なくありません。

新しい商品の開発

自社の高い技術を生かし、海外の需要に応えられる商品の提供の際にも、海外リサーチは役立ちます。

自社の技術がどの国や地域で役立つかは、実際に調べてみなければ見えてきません。

海外リサーチを行い、どのような悩みを現地で抱えているかを知ることで、新しい商品の開発をその地域向けに行うことができるようになります。

海外の業界動向や競合他社のチェック

世界の需要と供給は、日本のシェアのみで動いているわけではありません。

国内の業界の動向だけではなく、世界の動向にも目を向け、競合他社の有無を知ることも大切です。

グローバル社会において、自社はどのような立ち位置におり、どんな強みを生かしていくことができるのかという大局的な物の捉え方が、リサーチによって可能になります。

海外リサーチの方法

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海外リサーチの方法にはいくつかの種類があり、これらを上手く使い分けることで詳細な情報を知ることができるようになります。

デスクリサーチ

1つ目は、一般的な手法であるデスクリサーチです。

その名の通りデスクの上で調査を進められる手法で、ネットに落ちている情報を収集し、わかりやすくまとめ上げる作業のことを指しています。

海外リサーチの手法としては最も手軽に進められますが、インターネットの情報は真贋が入り乱れ、新旧も様々な為、質の高い情報を集めるためにはスキルと時間が必要です。

現地調査

2つ目は現地調査です。これも手法としてはわかりやすいもので、海外に社員を派遣したり、現地の調査員から情報を提供してもらうというものです。

特に現地の調査員の情報は同時性が高く新鮮で、生の声を届けてもらうことができる貴重な情報収集手段です。

統計データのようなマクロな情報に比べると客観性は下がりますが、現地の生の声の希少性には変わりありません。

ヒアリング

3つ目がヒアリングです。これは国内外を問わず、その地域の情勢などに詳しい専門家に話を伺い、情報収集を行うものです。

ヒアリングも現地調査同様に専門性の高い声を聞くことができるので、積極的に活用したいところです。

ただ、どこの誰に対して、何を目的としてヒアリングを行うのかという、事前の準備はしっかりと行う必要があります。

目的意識を持たずにヒアリングを行ってしまうと、時間と費用に見合った情報が得られない可能性もあるためです。

おわりに

海外リサーチは一見簡単そうに見えますが、実は高い費用対効果を生み出すためにはそれなりの時間とスキルを要する業務の1つです。

精度の高い情報を得るため、しっかりと準備を行う必要があるでしょう。


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