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徹底解説!海外向けFacebook広告の運用に必要なポイント5つ

Facebookは月間アクティブユーザー数28億人を抱える世界最大のソーシャルサービスです。日本国内に限らず、多くの国や地域でFacebookは利用されています。

そして近年、企業の海外進出にSNSマーケティングが用いられることが増えています。Facebookも企業がグローバル展開を目指すにあたって利用されるサービスの一つです。

そこで今回の記事では、現状Facebook社ではどんな事業取り組みをしているのか、それからFacebook広告を使って海外向けに情報発信する方法や、成功のポイント5つについて、具体的に紹介していきます。

Facebookの現状

現在、国内だけでも多くのSNSが存在し、多くの人が複数のSNSを日常的に使い分けているかと思います。
その中でも、2008年に日本版のサービスを開始したFacebookですが、国内ではビジネスのイメージが強く、あまり日常的に利用するツールではないかもしれません。

しかし、Facebookは世界的に最も利用されるSNSと言っても過言ではありません。
では、実際に数値データを通してどれほどFacebookが利用されているのか見ていきましょう。

依然として世界トップクラスのSNS

Faceboookはら世界的に広まっており、ユーザー数は年々右肩上がりとなっています。

ちなみに、現在世界の人口が約7.8億人存在し、その内約4.9億人がインターネット利用者となっています。
そして、インターネット利用者の半数以上である約2.8億人が、Facebookを利用しているのです。

ここまで世界的に多くのユーザーを抱えるSNSは他にないため、やはりFacebookは依然として巨大なソーシャルメディアである、と言えるでしょう。

参考:
https://www.statista.com/chart/10047/facebooks-monthly-active-users/

新たなサービスの登場など企業としての活動にも注目

Facebookの収入はほとんどが広告によるものですが、近年ではAR・VR分野に参入するなど、新たなサービスも登場しています。
ARとは仮想現実のことで、VRはバーチャルリアリティのことを指し、活用方法はそれぞれ異なります。ARは現実世界にバーチャル要素が入り込むのに対し、VRは人口的に構築された世界へ、VRゴーグル等を介して限りなく実体験に近い体験が得られる技術です。

そしてFacebookは近年、AR・VRを活用した様々なプロダクトを発表しています。
例えば、一般消費者向けで販売されているOculus QuestはVRヘッドセットとしてシリーズ化するほど話題となっています。

他にも、2019年に発表されたFacebook Horizonは新たなVRプラットフォームとして今後展開される予定です。同空間でアバター同士がゲームを楽しんだり、クリエイティブな体験ができたりなど、人間の生活における様々な行為がこのバーチャル内で完結できるようになります。

このようにFacebookはVRプラットフォームを中心として新たなビジネスモデル構築に向け進んでいます。今後リリースされるサービスにも注目です。
参考:AR TIMES
https://pretiaar.com/artimes/article/10510/#Oculus_Quest

世界のFacebookユーザー数

続いて、Facebookのユーザー数について国別に見ていきましょう。

東南アジアのFacebookユーザー数

2016年の時点で、全人口が約6億2200万人だった東南アジアの人口のうち、3分の1以上を占める約2億4100万人の東南アジアに住む人々がFacebookに登録していました。
2020年には東南アジアだけで3.7億人ものユーザー数に成長し、インドネシアでは1億4000万人と、世界的に見ても多くの人口がFacebookを利用しています。

中でも興味深いのが、9割以上のユーザーが携帯電話等のモバイルからFacebookを利用しているということです。

参考:Statista “Leading countries based on Facebook audience size as of July 2021”
https://www.statista.com/statistics/268136/top-15-countries-based-on-number-of-facebook-users/

Facebook “Connecting over 241 Million People in Southeast Asia on Facebook”
https://www.facebook.com/business/news/Connecting-over-241-Million-People-in-Southeast-Asia-on-Facebook
Kr Asia “How has Southeast Asia been affected by the recent Facebook data leak?

https://kr-asia.com/how-has-southeast-asia-been-affected-by-the-recent-facebook-data-leak

アメリカのFacebookユーザー数

続いてアメリカですが、アメリカ国内でのFacebookユーザー数は年々減ることなく増加傾向にあります。そして現在は、約2億人のFacebookユーザー数を抱えています。

参考:
https://www.statista.com/statistics/268136/top-15-countries-based-on-number-of-facebook-users/

ヨーロッパのFacebookユーザー数

最後にヨーロッパのFacebookユーザー数です。
ヨーロッパでも他国と同じように多くのユーザーが存在します。
例えばイギリスでは、3800万人ものユーザーがFacebookを利用しています。この数は、イギリスよりも人口の多い日本におけるFacebookユーザー数を超える数値となっています。

このようにFacebookは日本以外の多くの国にとって生活に欠かせないツールとなっているのです。

Facebook広告のメリット

近年企業の海外進出にSNSマーケティングが用いられることが増えてきています。
多くのSNS広告の種類がある中、Facebookは企業がグローバル展開するにあたってぜひ活用すべきサービスの一つです。

続いては、Facebook広告を活用するメリットについてご紹介します。

圧倒的な数のユーザーにアプローチできる

まず1つ目に、圧倒的なユーザー数の多さです。

やはり何と言ってもFacebookは圧倒的な利用者数を誇ります。
2021年3月時点では、Facebookのデイリーアクティブ利用者数が18億8000万人、月間アクティブ利用者数が28億5000万人と発表されています。

またユーザー数の多さはもちろん、ユーザーが特定の地域出身ではなく世界各国に広がっていることも特徴です。

特にユーザー数の多い国が、インド、米国、インドネシア、ブラジルなどの国で、どの国も1億人以上のユーザーを抱えています。中でも、インドには3.3億人ものユーザーが存在し、世界で1番ユーザー数が多い国となっています。

参考:Facebook「Facebook社 2021年第1四半期(1月-3月)業績ハイライト」
https://about.fb.com/ja/news/2021/04/2021-first-quarter-results/

Hootsuite 「47 Facebook Stats That Matter to Marketers in 2021」
https://blog.hootsuite.com/facebook-statistics/

パーソナライズ機能が豊富

2つ目は、パーソナライズ機能が豊富という点です。
広告配信側からすると、広告のターゲティング機能が豊富であるため、特定のユーザーにアプローチしやすいということが言えます。

そもそも、パーソナライズとはユーザーのインターネット上での行動に基づいてユーザーの興味・関心に関連した広告が配信されるようにすることです。
逆にパーソナライズされていない広告とは、ユーザーの過去の行動に基づいていない広告のことであり、例としてテレビ番組で流れるCMなどが挙げられます。

Facebook広告には主に3種類のオーディエンス選択ツールがあり、それぞれ効果的な広告配信に役立ちます。

それぞれご紹介すると、1種類目にコアオーディエンスというツールがあります。
年齢や性別などの利用者層データだけでなく、位置情報やユーザーの消費行動など、他にも様々なデータに基づいてターゲットを細かく調整することができます。

2種類目のカスタムオーディエンスというツールでは、優良顧客リストや自社ウェブサイトにアクセスした人などのデータから、自社のビジネスに関心を示すユーザーを分析し、繋がることができます。

3種類目の類似オーディエンスでは、既存顧客と共通の特徴を持つユーザーをFacebook上から見つけ、繋がることができるツールです。このような方法によって、迅速且つ効果的に見込み客に広告でリーチすることができます。

このようにFacebookでは自社ビジネスに最適なオーディエンスの発見から、ターゲティングの詳細設定まで、あらゆるサポート体制が整っています。

予算設定を柔軟に行える

3つ目は、広告の予算設定を柔軟に行える点です。
予算は利用者に広告を表示するために必要な金額のことですが、広告にかけたいコストによって、予算は柔軟にコントロールすることができます。

Facebookには、キャンペーン予算の最適化というツールが提供されています。
これを使用すると広告キャンペーン全体の予算を設定し、その期間中の広告予算が自動で管理・配分され、全体として最適な結果が得られるようになります。

最大の成果を上げるための最小コストを提案してくれる点、そして配信側の手動での管理・設定の手間が省けるという点で、キャンペーン予算の最適化は非常に便利です。
しかし、それぞれの広告で細かく予算を設定したい場合は個別に行うこともできるため、例えば広告によって配信量やオーディエンスサイズが全く異なる場合など、個別設定がおすすめです。

このように、予算設定を目的に合わせて柔軟に行える点も、Facebook広告の魅力の一つです。

多様なKPI設定が行える

4つ目は、多様なKPI設定が行えるという点です。

従来は、いいね数やコメント、シェア数がマーケティングキャンペーンの成否を判断する指標となっていました。
しかし現在では、リード獲得単価やアプリインストール単価、コンバージョン/CPAなど様々な成果指標を計測し、事業の貢献度としてKPIに設定できるようになりました。

企業がマーケティング活動によって認知度向上、購入者の増加など何を目指すのかによって、多様なKPI設定が可能となったのです。

海外運用を支援する機能が充実している

5つ目は、海外運用を支援する機能が充実している点です。

近年、Facebookの利用者の多くが国内だけでなく国外のビジネスの幅を広げ繋がっています。
またインターネットが普及する中で、ビジネスにおいても様々な国や地域に住む新規潜在顧客へのリーチ獲得が拡大しています。

そんな中、Facebookでは広告配信の際に国内ユーザーだけでなく世界中のユーザーに効果的にアプローチできるよう、様々なサポート機能を備えています。
具体的な機能については後述しますが、このようにグローバルビジネス向けに多くのサポート機能が備わっているFacebookはビジネスパーソンにとって大変有益なツールです。

Facebook広告の海外展開向け機能について

では実際にどのような海外展開向け機能があるのか、次にご紹介します。

参考:Facebook for Business 「Facebookで国境を越えてビジネスを拡大する」
https://www.facebook.com/business/news/cb-solutions参考:CNET JAPAN「Facebookを活用した“海外進出”のコツ–国ごとに大きく異なるニーズ」https://japan.cnet.com/article/35111941/

広域ターゲティング機能

まず1つ目に、広域ターゲティング機能です。
新たな市場に参入する際は、いかに少ない広告費で効果を発揮できるかという点で、配信先のリサーチに時間を取られてしまうことが多くあります。

しかしFacebookでは、特定の国や地域だけでなく一定規模以上の全ての都市を簡単にターゲット設定することができます。例えば、「東南アジア全体」「全世界」などと幅広いターゲティングが可能です。

そのため、まずは広い範囲で広告を展開しテストマーケティングをし、実際ターゲットにする国や地域を明確化させることができるのです。
これによって、何度も設定をし直す手間を省くことができ、さらにリサーチに時間を取られることもありません。

類似オーディエンス機能

2二つ目に、類似オーディエンスという機能です。
こちらの機能によって、一つの国や地域にターゲットを絞らず、複数の国や地域を組み合わせて潜在顧客を見つけ出すことができます。

具体的には次のような仕組みとなっています。まず、企業内で既存顧客のリストがある場合、世界中から既存顧客との共通の特徴を持つ人々を見つけ、彼らのことを「類似オーディエンス」と呼びます。

そして世界中の市場から見つけ出された類似オーディエンスを、さらに性別や年齢などのターゲット設定によって絞り込むことができます。
簡単に言うと、顧客に似ているユーザーをグローバルに探し、見つけた人を対象に広告を配信できるということです。

さらには類似オーディエンスの確定後、最終的にFacebookのシステムがキャンペーン期間中にデータを分析しながら改善をし、最適なユーザーのみに配信をしてくれます。

動的言語切替機能

3つ目は、動的言語切替機能です。
こちらは、広告を配信する際にターゲットに応じて適切な言語や時間帯で広告を表示させる、という機能となっています。

新たな国や地域でビジネスを展開する際は、ターゲット地域について知ることはもちろん、ターゲットとなる顧客の言語を使用したアプローチが重要となってきます。

このサービスのメリットとしては、配信側が言語や配信時間帯の設定をしなくとも、広告を自動で最適化してくれる点です。同じ製品の広告を別の新たな国、地域の言語や時間帯に対応させることも可能なため、販売網を拡大させやすくなります。

Cross-Border Insights Finder

4つ目に、Cross-Border Insights Finderという機能です。
この機能では、過去のFacebookの広告配信におけるデータをもとに、国別の比較データを提供します。そして、広告主は提供されたデータをもとに、海外進出の具体的な進出先などをインサイトに基づいて決定することができます。

例えば、世界で最もFacebook広告費が高いのはどの国か、など様々な指標によってランキングが表示されるようになります。
このようなサービスによって、Facebookは広告主の未開拓市場開拓をサポートしています。

Facebook広告の種類

続いて、Facebook広告の種類についてご紹介します。
Facebook広告では、製品やサービスがより魅力的に発信されるよう、様々な広告フォーマットが用意されています。

コレクション広告

コレクション広告とはメインとなる画像や動画の下部に、商品画像を複数並べることのできる広告フォーマットとなります。

こちらのフォーマットはモバイルでの閲覧を重視した構成となっていて、ユーザーの操作なしで複数の画像が表示されるようになっています。

この広告によって、ユーザーは広告発見から商品の詳細チェック、そして商品購入までをスムーズに行うことができます。広告配信側は、最低4枚の商品画像の準備が必要です。

キャンバス広告

キャンバス広告は、画像や動画、テキストをスムーズに表示できる広告形態です。
広告をクリックすると全画面表示に切り変わり、画面全体に広告が広がりユーザーの目に留まります。

カルーセル広告

カルーセル広告とは、1つの広告内に最大10個の画像や動画を表示できる広告フォーマットになります。

物理的に広告内にクリエイティブを配置するスペースが増え、それぞれの画像や動画に別のリンクやアクションボタンを設定することも可能です。

使い方としては、1つの広告内で複数の商品を紹介したり、1つの商品に対して様々な角度から紹介したり、他にも自社ブランドのコンセプトについてストーリーが展開するようにデザインしたりなど様々な方法があります。

ショートフィルム・動画広告

ショートフィルム・動画広告は画面に表示されるとユーザーの操作なしに自動で動画が再生されます。

画像よりも訴求力や視認性が高く、ユーザーへより多くの情報を伝えることができます。

Facebook広告の運用を検討すべきタイミング

続いて、企業や事業者がFacebook広告の運用を検討すべきタイミングについて、ご紹介します。

海外進出を検討している時

海外進出を検討している際は、Facebook広告の活用を強くおすすめしたいケースが多くあります。国内でのSNSマーケティングであれば、ターゲティングの精度などFacebookに劣らないSNS広告は多くあります。

しかし、グローバルに事業を展開し広告も広い範囲へアプローチしたいと考えている場合は、やはりどの国にも多くのユーザー数を抱えるFacebook広告の活用が効果的ベストです。

先述したように、Facebookでは海外進出向けに様々な支援機能が備わっているため、活用が初めてという方にも安心して利用いただけます。

コストパフォーマンスを重視した広告運用を進めたい時

先述の通り、Facebook広告は予算に合わせて自由に運用できるため、コストパフォーマンスを重視して広告運用を進めたい方にもおすすめです。

広告運用に慣れていない方は、まずは少額からの運用をスタートさせ、広告を最適化しながら徐々に広告費を増やしていきましょう。

Facebookにおける主なKPIの例

Facebook広告は継続的に運用していくものであるため、効果的に活用していくためにも効果測定は必要不可欠です。

そこで重要になるのが目標値であるKPIです。
ここでは実際にどのような値がKPIとして使われるか、いくつか例をご紹介します。

リーチ単価

まず1つ目に、リーチ単価です。
リーチとは、広告であれば広告を閲覧したユーザー数を示す値となります。

リーチ数が高いほど広告がたくさんの人に見られているということなので、リーチ数の向上は認知拡大とも取れるでしょう。
まずは広く認知を拡大したいという場合に、リーチ単価でのKPI設定がおすすめです。

動画再生単価

2つ目に、動画再生単価です。
広告の動画再生数を最大化させることを目的とするため、WEBサイトへの誘導などそれ以上のことは重要視しません。

動画再生数を上げることはブランド認知度アップには向いているため、まずは認知度向上を目指したいという場合は動画再生を指標とするのも良いでしょう。

コンバージョン単価

3つ目に、コンバージョン単価です。
最終的な成果のことをコンバージョンと言いますが、商品購入や会員登録、問い合わせなどサイトの種類等によって何をコンバージョンとするかは変わってきます。

Facebook広告を海外向けに運用する上での5つのポイント

最後に、Facebook広告を海外向けに運用する上でのポイントを、5つご紹介します。

展開したい商品やサービスへの理解を深める

1つ目に、展開したい商品やサービスの理解を深めるということです。
Facebook広告を配信する際、重要になるのが広告のビジュアルです。

画像・動画のどちらも、視覚的にユーザーに訴えるクリエイティブなので、目で見てどんな商品か分かりやすいだけでなく、いかに他の商品と比べて魅力的かが伝わらなければなりません。

そしてビジュアル面を高めるには、広告主が商品やサービス、消費者がどのような人たちかをしっかりと理解し、どんなコンセプトで広告を配信するか、そしてどのように自社ブランドを認知して欲しいか、ということを詳細に決める必要があります。

まずは展開したい商品やサービスへの理解をより深め、広告のクリエイティブ制作に活かしていきましょう。

Facebookユーザーの多い地域を選ぶ

2つ目に、Facebookユーザーの多い地域を選ぶことです。

Facebookは全世界で利用されるSNSですが、当然ユーザーの割合が高い地域と低い地域が存在します。Facebookのアクティブユーザーが少ない国で広告費と時間を費やしても、アクティブユーザーの多い国で同じコストをかけた時と同じリターンは期待できません。闇雲なFacebook運用は浪費に他ならず、新規顧客獲得などの目標達成に結びつかないのです。

逆に、適切なターゲティング設定を行うことで自社ブランドのプロモーションの訴求力を最大限に引き出すことができます。Facebookから提供されている海外進出支援向けのサービスも利用しながら、まずはFacebookユーザーの多い地域中心に、ターゲティングを明確化しましょう。

国ごとのユーザー特性をよく理解する

3つ目に、国ごとのユーザー特性を理解することも大切です。
近年、インターネットの普及により企業の海外進出が容易になっただけでなく、ユーザーにとっても海外の人と繋がったり、越境ECで商品を購入したりという経験が増えています。

Facebookアカウントを持つ多くのユーザーが、海外の企業アカウントをフォローすることで繋がりを持っていることも事実です。

しかし、実は国によってビジネスアカウントに求めるニーズは大きく変わるのです。例えば、ある国では新商品の情報を得るために、他の国では商品購入前のリサーチとして、さらに他の国では購入時の特典を得るためになど、Facebookのビジネスアカウントと繋がる際のニーズは国によって大きく異なります。

そのため、このようなニーズの違いを把握することや、各国のFacebookの活用方法を知ることで、より広告配信を効果的に行いましょう。

モバイルユーザーに最適化された広告を意識する

4つ目に、モバイルユーザーに最適化された広告を意識することも重要です。

国内のデータを見ても、Facebookユーザーの内9割以上はモバイルからのアクセスであるため、広告配信もモバイルに最適化された広告フォーマットが良いでしょう。

参考:TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2016/04/21/facebook-japan/

長期的に効果測定と改善を実施する

5つ目に、長期的に効果測定と改善を実施するということです。
Facebookでの効果測定には広告マネージャを利用しますが、広告マネージャにはリーチとオーディエンスの詳細を閲覧できる機能があります。そのため、リーチしたユーザーのデータを分析し、マーケティングを効率的に改善することができます。

広告運用はFacebookに限らず、長期的な運用を視野に入れ、定期的に運用状況を確認する必要があります。
そしてより大きな成果を上げるために、KPIに沿って効果測定と改善を行いましょう。

まとめ

今回の記事では、海外向けにFacebook広告を運用するポイントやFacebookが提供する海外進出企業向けの支援ツールについて、詳しくご紹介しました。

Facebook広告は企業の目的に合わせて、たくさんの広告フォーマットや配信方法が選択できます。
ぜひ目的やKPIを明確化した上で、ぜひ積極的にFacebook広告をビジネスに活用していきましょう。

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