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訪日外国人に大人気の”牛カツ”の専門店「京都勝牛」が台湾進出!秀逸な動画マーケティングを解説!

こんにちは!LIFE PEPPERの都所です!
今日は訪日インバウンドで話題沸騰中の「牛カツ」を提供する京都勝牛さんの台湾進出に関する記事です!

牛カツといえば、訪日外国人ゲストの集客に成功しているグルメの1つです。

現在多数の牛カツを提供する飲食店さんが今注目しているのが、訪日外国人の集客です。

一般的に訪日外国人の集客を行う上では、集客施策を実施して、webサイトでお客さんの購買意欲を高めて、予約や購入を促すのが基本的なマーケティングの考え方となっています。

ただ、飲食店やアトラクション施設などの業界では、webサイトは必ずしも必須ではありません。

飲食業界の訪日外国人集客にwebサイトは必ずしも必須ではない。

このように考える理由は大きく以下の2つです。

1.集客施策の時点で魅力の大半を伝えきれる。
2.予約や購入が唯一のゴールというほかの業界と異なり、場所さえ調べて来店してもらえれば売り上げにつながる。

集客施策では、SNSやインフルエンサーを起用することの多い飲食業界ですが、一般のお客さんがSNSで発信する情報やインフルエンサーが発信する情報の方が、より第三者目線で、かつ多くの魅力的な写真や動画を用いて紹介コンテンツが作られます。

実際に台湾人ブロガーに取り上げられる牛カツ専門店

仮にwebサイトがあった場合、彼らとどういったコンテンツの差別化をできるのか?

webサイトで訴求できる点としては、食材へのこだわりや店を出した際のストーリー、期間限定クーポンなどがあります。

ただし、これらのコンテンツはお客さんの意思決定の中での重要度はそこまで大きくはありません。

そのため、もしも予算がない場合などは、webサイトは必須ではないと考えています。

また予約ができるということは魅力的ではありますが、海外旅行で飲食店の予約まで行うお客さんがどれくらいいるのかという事も考えると、こちらも必ずしも必須ではありません。

むしろ重要なのは、「どういった切り口やビジュアルで口コミが広がって行くのか?」だと思います。

牛カツという名前で、訪日外国人には認知が広がっているため、写真的なビジュアルでは各社あまり大きな違いはありません。

京都勝牛さんがどのような展開をして行くのか、飲食店企業様は参考にされてみてはいかがでしょうか

ここで京都勝牛さんの、1つの施策だけ取り上げて紹介させて頂きます。

訪日ゲストWelcome!という姿勢を感じる動画でのプロモーション

京都勝牛のwebサイトでは、プロモーションビデオが掲載されていました。その動画が、細部まで外国人目線にこだわられていたため、紹介させて頂きます。

1.日本らしい三味線の音とともに始まる動画

2.一目で日本を感じる芸妓さん、京都の街をお店まで歩く

3.動画の主人公はさりげなく登場する訪日ゲスト。

4.来店後のシーンで一瞬映る多言語のメニューが、言語対応への不安を無くす。

5.意図せずか、現在手に入りづらくなっており、台湾で価格が数倍まで膨れ上がっている「響 ウイスキー」を取り揃え。

6.全世界共通?耳を刺激する揚げ物の音

7.日本に行った友人が話題にしている、あの見た目の牛カツ

8.そして一番インパクトのある、牛カツのセット

9.ここまで欧米系のゲストのみの出演だったが、ここでアジア系の方が登場。幅広い層が来店したい気持ちに。

10.いくつもの食べ方や味を紹介して、この店で食べたいという気持ちがアップ

いかがでしたか?至る所に工夫を感じる、訪日ゲスト想いの動画ではないでしょうか?

本編をご覧になりたい方はこちらからご覧ください。

外国人集客を行う際には、このように外国人目線を持ってプロモーションを行う事で、より高い共感と効果を得られるのではないかと感じます。

まず外国人目線を手に入れるためには、訪日ゲストを変に特別扱いせず、怖がらず、まずは会話を楽しんでみてはいかがでしょうか?

その中から、さまざまな気づきを得られる事でしょう。

参照元 : 京都発の牛カツ専門店が台湾進出 今後2年で5~7店舗展開目指す

http://japan.cna.com.tw/news/aeco/201810080008.aspx

中央社フォーカス台湾

京都勝牛の公式サイト

http://kyoto-katsugyu.com/

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