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海外SNS運用のポイントは?事例や運用手順をご紹介

SNSは世界中の38億人が利用しているメディアであり、海外に向けた商品・サービス情報発信においてSNSの活用は注目されていました。

しかし近年はコロナウイルスの影響により、オンライン上での発信・ファンづくりの重要性が高まった結果、海外向けSNSアカウントを立ち上げる企業が急増しています。

そのような海外向けSNSアカウント運用を成功させる為に必要なポイントがございます。

今回の記事では、海外で利用されているSNSの紹介から、海外向けSNS運用のポイント、日本企業の海外向けSNS運用事例もご紹介致します。

前段:海外SNSの利用率

まずは、海外ではどのようなSNSが利用されているのかを確認しましょう。国によってSNSの利用傾向は異なり、ターゲットに定めた国の嗜好に合わせたSNS運用が求められます。

ここでは、総務省が発表しているデータを元に、各国での利用状況の違いを見ていきます。

参考:総務省「IoT時代における新たなICTへの各国ユーザーの意識の分析等に関する調査研究の請負」p.112

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h28_02_houkoku.pdf

アメリカのSNS利用率

まずは、世界最大のIT市場であるアメリカの利用状況です。下記の図を参考にすると、アメリカでは選択肢1と選択肢5のSNS、つまりFacebookとYoutubeをがトップクラスの利用率を占めています。前者は77%、後者は53%に達し、現地では絶大な人気を誇ります。

Youtubeは日本においても比較的人気のあるSNSですが、Facebookについては下火となりつつあり、別のSNSに関心が移っていることがわかります。

ヨーロッパのSNS利用率

続いて、ヨーロッパのSNS利用についてです。ここでもFacebookとYoutubeが高い人気を誇っていることが上記のグラフから読み取れます。

ただ、国によって多少のばらつきもあります。例えば英国では選択肢3のTwitterが米国と同様に人気があるのに比べ、ドイツではその様子は見られません。むしろ選択肢12のWhatsAppの利用者が多いなど、傾向は異なります。

WhatsAppの利用者は日本には少なく、馴染みのない人も多いのではないでしょうか。

韓国のSNS利用率

日本のお隣韓国でも、FacebookとYoutubeの人気は健在です。ただ、選択肢11のKakao Talkのように韓国独自で発展しているSNSの存在は非常に目立っています。

日本でもほぼ利用者がいないだけに、こちらも日本では馴染みのないSNS文化であると言えます。

中国のSNS利用率

上記のグラフの中で、最もユニークな回答結果となっているのが中国です。中国では海外のWebサービスへのアクセスが制限されているため、選択肢13~15のWeiboやWeChat、そして人人網という3つのサービスのシェアがトップに躍り出ています。

これらは中国本土での人気はもちろん、世界中の中国系の人々にとっても利用価値が高く、そのユーザー数は1日あたり数億人にものぼります。

東南アジアのSNS利用率

東南アジアの利用率はどうでしょうか。インフォキュービックが発表している数値を見ると、欧米同様、FacebookとYoutubeにシェアが集まっている様子がうかがえます。

独自のWebサービスもこれらのサービスを覆すほど発展しているわけではないため、比較的参入障壁の低い地域であることがわかります。

参考:インフォキュービック「東南アジアにおける「SNS市場の変化」」

台湾のSNS利用率

台湾のSNS利用率も、他の地域同様FacebookとYoutubeがトップを占めています。ただ、特徴的なのはその次点に並ぶSNSです。台湾では親日の人が多いこともあってか、LINEの利用者数が上のSNSに次いで多いのが特徴です。

日常的なコミュニケーションにはLINEを活用しているため、日本向けの広告と同様のプロセスで施策を展開することも可能です。

参考:Clisk「【台湾最新SNS事情】 ローカルに人気のSNS「Dcard」「Plurk」って?」

https://www.clisk.com/column/asia/13559.html

さらに地域ごとのSNS利用状況に詳しいデータが必要な方は、[会社概要・事例集・対応可能な国&施策まとめの3点資料セット]をご参照ください。

海外SNS運用とは

海外向けのSNS運用は、Twitter, Facebook, Instagramなど、世界中の消費者に広まったSNSを用いるコンテンツ型マーケティングを指します。

SNSを通じて自社商品や提供するサービスの情報を発信し、お客さんと双方向のコミュニケーションを成立させられます。

また、リスティング広告などとは違い、動画などのリッチなコンテンツを視聴してもらうことも可能です。良いコンテンツはそのままSNS上でシェアされていき、指数関数的にコンバージョンを獲得していくことができます。

海外向けのSNS運用を具体化したい場合、幅広い[支援事例集の資料]が役立つでしょう。

海外SNSの紹介&特徴

SNSの運用方法は、実は国によって異なります。各SNSの特徴を押さえながら、各国における使い方の違いに注目し、最適なSNS運用を目指しましょう。

アメリカのSNS運用の特徴

SNSの利用者層は若年層に集中していますが、アメリカでは特にその傾向が顕著です。YoutubeやFacebookの他にも、SnapchatやTiktokといったコンテンツ消費に特化したSNSの勢力が拡大傾向にあります。

誰かとコミュニケーションするよりも、世界中の誰かが提供しているエンタメやノウハウをSNSから吸収しようという動きが見られます。

ヨーロッパのSNS運用の特徴

ヨーロッパではインターネット利用者の平均年齢が高いこともあり、SNSの利用者数は他の地域ほど多くはありません。そのため、SNSの利用者も必然的に他の地域よりも高齢になり、典型的なコミュニケーションをメインにしたSNS利用が普及しています。

FacebookやWhatsAppを利用し、家族や友人、同僚との交流を楽しんでいます。

韓国のSNS運用の特徴

インターネットの普及率が世界でもトップクラスの韓国では、全年齢的なネットユーザーが存在します。

そのためSNS利用の差別化も年齢別で進んでおり、若年層はアメリカのようなエンタメ消費型のSNS、中高年層はヨーロッパのようなコミュニケーション目的のSNS利用など、豊富な利用環境が整っています。

中国のSNS運用の特徴

中国は海外のサービスが利用できないため、インターネットの多様性は小さいと思われがちですが内情はその真逆です。外部サービスが利用できない分、国産サービスが非常に発展しているためです。WeChatやWeiboで、Facebookやtwitter代わりに多大なユーザーを集めていたり、ショートムービーSNSは世界に羽ばたくTikTokが利用できます。

サービスの形式は違えど、実は他の国と変わらない多様性を確保しています。

東南アジアのSNS運用の特徴

東南アジアは若年層の人間が非常に多いことから、SNSの利用者数は非常に多いのが特徴です。動画視聴やゲーム実況など、YoutubeをはじめとするSNSを用いたエンタメ文化が深く根付いており、マスメディアと変わらない影響力を持ち始めています。

K-Popのようなアジアのポップカルチャーへの関心度も高く、日本と親和性の高いトピックにも興味を持つ傾向にあります。

台湾のSNS運用の特徴

台湾の特徴は、なんといってもLINEが活用されている点にあります。LINEをコミュニケーションアプリとして日常的に使用している国は、日本以外には台湾以外に存在しません。

運用方法と日本と変わりはなく、ライフスタイルの一環として利用されているのが特徴です。

海外SNS運用から得られる効果

次に、海外SNS運用でどのような効果を得られるのかについて見ておきましょう。

ブランディング効果

一つは、ブランディング効果です。海外への市場拡大をしていく為には、広告など一過性の効果を発揮する施策だけでなく、自社商品や自社のブランド名の価値を高めることが不可欠です。

良質なコンテンツを制作し、SNS経由で発信することで、潜在的なターゲットユに情報を届けられます。

また、フォロワーという形でファンが蓄積していくので、継続運用するほど1回の情報発信の効果は高くなります。

顧客層の顕在化

また、SNS運用によって、現地の顧客が顕在化されるのもメリットです。SNSは比較的広告らしさが薄く、警戒されずに見込み客へアプローチができます。

海外SNSを通した、持続的な消費者とのコミュニケーションを通して、自社のファンになってもらうことも可能です。

顧客と直接コミュニケーションができることで、顧客のリアルな特徴や、声などのデータを得られます。

リスティング・SEO施策とのシナジー効果

リスティング・SEO施策において指名検索(ブランド名を直接検索してくれること)は重要な要素です。

海外SNS運用を通してブランディング化ができれば指名検索数も増加し、海外現地でのリスティング・SEO施策と良いシナジーが期待されます。

日本企業の海外SNS運用事例

日本企業の海外SNS運用の事例についても見ておきましょう。

ユニクロ

ユニクロは製品の海外進出だけでなく、SNSによる海外向けのマーケティングにも力を入れています。

海外と一括りにしてしまうのではなく、地域ごとにSNSアカウントを立ち上げ発信しているため、現地に最適化された運用が進められています。

例えばオーストラリア版のユニクロのFacebookアカウントでは、3月なのにもかかわらず、秋冬物の宣伝を行っています。これはオーストラリアが南半球に位置し、季節が逆転しているためです。

Uniqlo AU:https://www.facebook.com/uniqlo.au/

資生堂

日本の化粧品は海外でも人気ですが、資生堂は海外向けのアカウントを作り、英語での情報発信を進めています。

資生堂が特に力を入れているのが、Instagramです。ビジュアルを重視した運用ができるだけでなく、利用者は若年層であるため、資生堂がターゲットとする層にも合致しています。

自社商品と相性の良いSNSを選んで運用している、好例と言えます。

SHISEIDO:https://www.instagram.com/shiseido/

海外SNS運用の成功ポイント

海外SNS運用を成功させる為には、中長期的戦略に基づいた設計が必須不可欠です。

【コンセプト設計】

まずはは、コンセプトの設計を行います。

次の項目に重点を置き、検討を進めましょう。

・ターゲット / ペルソナ

・ユーザーペイン(課題)

・提供価値(上記に対してどんな情報を提供できるか)

【コンテンツ検証】

コンセプト設計段階で生まれた仮説に基づいて、複数のパターンのコンテンツを試していきます。

バズる、ターゲットから深い共感を得られるなど、パターンごとに良し悪しを検証します。イメージとしては、以下のフローです。

・コンセプト

 - タイプA(3投稿)

 - タイプB(3投稿)

 - タイプC(3投稿)

 - タイプD(3投稿)

【必勝コンテンツ投稿】

コンテンツ検証で発見した、「バズる」「深い共感を得る」コンテンツを継続的に投稿し、ターゲット層へのリーチ拡大&ファン化を加速させます。

このフェーズまで来ると、コンテンツ量産体制も整い、低コストでターゲット層の顧客をファン化させる循環を生み出せます。

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まとめ

海外SNS運用はすぐに実行できる一方、国によって人気のSNSは大きく異なります。

どんなコンテンツがうけるのかなど、現地ユーザーの感覚を熟知していないと理解できないことがあることを含め、現地の事情や最新のデジタルマーケティングに精通している「プロ」の知見と戦略が必要です。

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