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B2B企業の海外ブランディングに活かせるコンテンツ事例集!
【B2B企業向け】LinkedIn 海外向けコンテンツ事例集
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私たちの生活に深く浸透しているSNS。日本ではTwitterやFacebook、Instagramなどがメジャーですよね。
これらは海外でも人気ですが、ことビジネス用途においては事情が異なります。欧米やアジアの各国では「LinkedIn」というサービスが主流になっているのです。プライベートではなくビジネスを目的とした世界中のユーザーとつながりを持てるため、企業・求職者どちらにとっても有用です。
昨今の日本でも徐々に利用者が増えており、活用に興味のある国内企業の担当者も同じく増えています。ただ、具体的な用途や使い方がよく分からないという方も多いはず。
そこで本記事ではLinkedinについて、サービスの概要、できること、機能、活用方法などを解説していきます。
LinkedInの具体的な活用事例を知りたい方は、【LinkedIn運用事例3選】をダウンロードして、成功企業の戦略を学びましょう。
LinkedInとはどんなサービス?
LinkedInとは、世界最大級のビジネス向けSNSのこと。利用目的としては、求職者の就職・転職活動や、企業の採用・情報収集・販路拡大などがあります。
TwitterやFacebookもビジネスに活用できますが、これらは日常の他愛もない話をするといった私的な要素を多分に含む一方、本サービスはビジネスに特化しているイメージです。
そんなLinkedIn、日本ではあまりメジャーなサービスでないものの、2003年5月から18年も続く歴史を持ち、世界中に7.9億人ものユーザーを抱えています*。海外(主に欧米)のビジネスシーンではLinkedInアカウントを所有しているのが一般的になっており、それが名刺のような役割を果たしているほどです。
*:DataReportal/LINKEDIN STATS AND TRENDS
LinkedInの主な特徴について、以下にまとめましたのでご覧ください。
- 世界の200か国以上で利用されており、ユーザー数は9億人を超える
- 日本での登録ユーザー数は300万人以上
- 実名・顔出し登録を原則としており、ビジネスとの相性が良い
- 転職活動やセールス活動、PR活動、情報交換の場として使える
- 法人向けの機能ではページに求人を掲載できる
- 学習ツールとしても活用でき、スキルアップに繋げられる
現在日本でユーザー数が増えているサービスであり、今後の普及が期待されます。
LinkedInの読み方
「リンクドイン」と読みがちですが、LinkedInの日本法人は「リンクトイン・ジャパン」となっているため、日本語では「リンクトイン」という読み方が正しくなります。
「ド」ではなく「ト」だと覚えておきましょう。
LinkedInのユーザー数
前述の通り、2021年現在、世界のLinkedinユーザーは7.9億人にものぼります。Twitterの世界総ユーザー数が4.3億ということで、これの1.8倍ほどもあるわけです*。LinkedInの規模がいかに大きいか、お分かりいただけると思います。
利用者の多い国は、
1位:アメリカ(1.8億人)
2位:インド(8千万人)
3位:中国(5.4千万人)
4位:ブラジル(5千万人)
5位:イギリス(3.2千万人)
など。アメリカでは全人口の54%が利用していることになります。人口の対象をビジネスパーソンにまで絞ると、Linkedinを使っているのが当たり前という状況なのです。
一方、日本のLinkedinユーザーは300万人**。Twitterユーザー数が5千8百万人なのとも比べると、国内ではイマイチ普及していないのが分かりますね。
もっとも、Linkedinは日本のユーザー獲得に力を入れており、じわじわと認知度も利用者数も増加しています***。同日本法人がメディア露出やセミナーを積極的に行っているのもあって、この流れは今後も継続されるでしょう。
*:DataReportal/TWITTER STATS AND TRENDS
**:DataReportal/LINKEDIN STATS AND TRENDS
***:DataReportal/DIGITAL 2021: JAPAN
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LinkedInの特徴
次に、Linkedinの特徴を解説していきます。
ビジネス特化であること
繰り返しになりますが、やはり「ビジネス特化であること」は大きな特徴です。
これには、もともと採用メインのプラットフォームとしてスタートし、徐々にビジネス向けSNSとして成長してきた歴史が関係しています。よってLinkedinには、プライベートとしてではなく、求職者や企業関係者として使う人が圧倒的に多いのです。
プロフィール内容を充実させ、こまめに情報を発信するという使い方自体は、ほかのSNSと変わりません。ただ、Linkedinの特徴上、求職者は就職用のアピールを、企業はリクルーティングや新規ビジネスのための関係構築を、大きな手間とコストをかけずにできるわけです。
情報の信憑性や安全性が高いこと
2つめの特徴は、他のSNSサービスと比べ、発信されている情報の信憑性や安全性が高いこと。
この点について、米eMarketer社が実施したユーザー調査では、Linkedinは他のSNSサービスよりも信頼が持てるという結果が出ています*。
Linkedinは実名・顔出しとなっており、もしデタラメな活動をすれば、それがリアル世界の自分へ跳ね返ってきやすいのです。素性がはっきりしたアカウントとつながりやすいというのは、企業にとっても求職者にとっても有用ですね。
ただし、全部が全部そうとは限りません。サービスの規模拡大とともに、なりすましアカウントや詐欺アカウントも増加しています。
信頼しやすいプラットフォームなのは間違いありませんが、情報の裏取りは必須です。
【参照】
Web担/LinkedInで偽物が社長をかたって業務依頼、アルプス電気が注意のリリースを発表
DIGIDAY/LinkedIn にはびこる、「偽プロフィール」問題
*:eMarketer/Digital Trust Benchmark Report 2021
LinkedInのユーザー層と利用目的
Linkedinのユーザー層は、大きく分けて以下の3つです。それぞれがどんな目的で利用しているのかも合わせて見ていきましょう。
若者:就職や転職、インターンシップのために
Linkedinユーザーの75%は34歳以下の若年層であり*、彼/彼女らの利用目的のひとつが、就職や転職、インターンシップです。
日本とは違い新卒一括採用のような仕組みがない欧米では、LinkedInに登録して、興味のある企業のHRにコンタクトを送るケースが一般化しています。
Linkedinのプロフィールは履歴書や職務経歴書としても使えるため、求職者は応募の手間を大幅に減らせるのです。また、プロフィールを見たリクルーターやエージェントからスカウトが来ることも。この場合、すぐ面接へ進める確率が高まります。
SNSという性質上、企業と求職者の距離が近い分、ミスマッチが起きにくいのもメリットです。
*:DataReportal/LINKEDIN STATS AND TRENDS
ビジネスマン:情報収集・交流・新規ビジネスのために
LinkedInでは、「LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)」というオンライン講座を受講できます。20,000以上のコースから自由に受講でき、e-ラーニングのため、通勤中や自宅にいる時間などを活用して学習可能です。
ビジネスマンのスキルアップやキャリアアップのための学習ツールとして効果的です。
ビジネスパーソンも情報収集や交流のために利用しており、Linkedin上のつながりから新規ビジネスへ発展するケースは少なくありません。
プライベートな情報も混じるFacebookやTwitterなどと違い、ビジネスの関わり合いをメインに持てるのがポイント。世界中の企業やビジネスパーソンと接することができ、日々の仕事へ反映できる点も見つかるでしょう。
情報収集で使いたいのが、Linkedinグループという機能です。
メンバー同士で知識を共有したり人脈を形成したりするコミュニティで、マーケティングや採用、事業運営、同級生、関心事など、さまざまなジャンルのグループが存在します。有益な交流が日夜行われているため、最初は緊張するかもしれませんが、飛び込んでみるのをおすすめします(使い方は後述)。
LinkedIn Learning(リンクトインラーニング)ではオンライン講座が受講できるため、学習ツールとしても役立ちます。
コンテンツは20,000以上の専門家によるコースの中から好きな講座を受講でき、ビジネスやスキルアップに役立つさまざまなスキルを学べます。
e-ラーニングの仕組みを採用しているため、自宅や通勤中などに気軽に利用できることが特徴です。
人事:リクルーティングのために
求職者と同じく、企業の人事担当者も、当然よく利用しています。パナソニックの北米法人が、キャリア採用の80%をLinkedinにて行っているという事例もあるほど*。
人事にとっては、求職者へ向けて広告を出したりダイレクトにメッセージを送ったりと、求める人材を効率よく募集できる上、外国の人材にも手軽にアプローチできるのが大きな魅力です。
また、リクルーター機能(有料)を使えば、さまざまな項目に基づきユーザーをフィルタリングしたりトラッキングしたりして、全世界数億人の候補者の中から自社に合った人材へピンポイントにリーチできます。
*:リンクトイン・ジャンパン/パナソニック株式会社 LinkedIn導入事例 (2014年3月)
LinkedInで採用できる人物像
LinkedInにはハイスキルを持ったユーザーが多く登録しているため、以下のような人物像を採用しやすいことが特徴です。
- 戦略系・総合系のコンサルタント
- ベンチャー企業で働いているエンジニア
- 組込系のエンジニア
- セールス・カスタマーサクセス
- Webディレクター・デザイナー
- 事業開発
- データサイエンティスト
- システムインテグレーター
- CxO
- ビジネスレベル以上の英語スキルを持っている人
- 海外に居住している人
- 海外に居住している日本人の学生
一般的な転職サイトではハイクラス層とされる人材が多く、自社に貢献してくれる優秀な人材を手に入れやすいでしょう。
企業:製品アピールやブランディングのために
個人だけでなく、企業単位での活用も可能です。主な目的は、製品アピールやブランディングなど。
先ほど述べた利用者の属性上、LinkedinはBtoBに最適です。さらに、ユーザーの5人中4人は社内で何らかの意思決定権を持っており*、Linkedinを通じて、迅速に事を進められる可能性が上がります。
逆にBtoCには向かないかというと、そうではなく。海外では最近、BtoCマーケターも活発に利用しています。
忘れてはならないのが、ビジネスパーソンも仕事以外の場面だと一般消費者である点です。また、仕事中であっても私生活についての何かを、例えば気になる映画や食べ物、あるいは育児のことなどを考える時はありますよね。
Linkedinでは、このような仕事以外の関心事まで活用できるのです。それに、ビジネス情報の収集がメインのLinkedinという媒体で見るBtoCの情報は、多くのユーザーにとって意表を突くもの。フィードで目立ち、印象に残りやすくなるのです。
海外フォロワーを増やすための実際の企業事例については、無料資料【LinkedIn運用事例3選】で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
LinkedInの登録手順【個人】
LinkedInの個人ページを作成してみましょう。利用する際は、主に自己紹介や新たなつながりの構築、情報収集目的が主流になります。
仕事関係で出会った人と、インターネット上で繋がろうとする時、FacebookやTwitterのアカウントでは、プライベートと混合してしまう場合もありますが、LinkedInを通じて繋がれば、仕事の経験やスキルなど、仕事関連の情報のみを共有する事ができます。
Step1: https://jp.linkedin.com/にアクセスし、名前やメールアドレスなどの情報を入力して「メンバー登録」をクリックします。登録は無料です。
以下登録手順の各画像の引用元:https://www.linkedin.com/signup/cold-join?trk=guest_homepage-basic_nav-header-join(左記リンクより登録可能なLinkedInの、下記の登録手順で遷移する各ページから引用)
Step2 :名前のふりがなと国を入力し、「次へ」をクリックします。
Step3 :ポジション(役職など)や勤務先を入力し、「次へ」をクリックします。
Step4 :最初に入力したメールアドレスに認証コードが送信されているので、それを入力します。
これでメールアドレスが認証され、アカウントが作成されます。
ビジネスシーンでのつながりを増やしたり、就職や転職活動の情報収集をしたりする場合は、自分のプロフィールも充実させましょう。ちなみに質問事項は下記になります。
・現在の勤務先
・ポジション名(役職)
・勤務開始日
・業種
・スキル
・最終学歴
・学位
・資格
自分の役職や会社名に基づいて、関連性のある人が出てきますので、まとめて繋がり申請をすると便利です。
LinkedInの登録手順【会社】
ここからは、会社ページの作成方法を解説していきます。
Step1:「会社ページを作成」をクリック
ホーム画面右上にある「その他」をクリックし、表示されたメニューの最下部にある「会社ページを作成」をクリックしましょう。
Step2:会社規模を選択
ここでは、会社の規模を選択します。「スモールビジネス」か「中規模から大規模のビジネス」のどちらかですね。
Step3:会社情報の入力
会社情報を入力していきましょう。
「ページのアイデンティティ」にある「名前」には会社名を入力します。「LinkedInの公開URL」の空白部分には、アルファベット表記した会社名を入れるのが基本です。
画面をスクロールすると、会社ロゴ掲載とタグライン入力の項目が出てきます。タグラインとは、会社名の下に表示される短い情報のことで、事業内容やミッションを書き込むのが一般的です。
いずれも後から変更できるので、仮のものでも構いません。
最後に、利用規約に同意する旨のチェックボックスを埋めて「ページを作成」をクリックします。
*アカウントを作ってから日が浅かったり、つながりのある人がいなかったりすると、エラーが起こる可能性があります。その際には、日を置いて再度作成する、誰かとつながりを持つなどして対応してください
Step4:自社の情報を充実させる
会社ページを作成したら、そこへ掲載する自社の情報を充実させましょう。
ホーム画面にダッシュボードが表示されます。そこにある「ページの編集」を押すと、自社の概要や所在地の入力、ロゴの変更などが可能です。また、ダッシュボード右上のペンマークのアイコンを押すと、カバー写真の変更ができます。
閲覧者に興味を持ってもらえるかはココで決まるので、必要に応じて更新しながら完成度を高めていきましょう。
管理者として会社ページへアクセスするには
管理者として会社ページへアクセスするには、ホーム画面左下にある会社ページの窓枠をクリックします。作成後すぐには表示されないかもしれないので、時間を置いてから確認してみてください。
LinkedInの基本的な使い方
個人ページと会社ページを作成したら、実際に使ってみましょう。基本の操作方法は以下の通り。
<1>投稿
オーガニック投稿には、以下の画面を使います。
【個人ページ】
【企業ページ】
投稿の文字数は最大3,000字。写真や動画を添付したり、アンケートをとったりもできます。「ブログを書く」からは、より長文(最大125,000字)のブログ記事のアップが可能です。
また、個人ページでは投稿の公開範囲を、企業ページではターゲットにするユーザーを選択できます。
<2>コメントやシェア
投稿にコメントをしたり、投稿をシェアする際には、投稿の最下部にあるメニューを使います。
<3>ユーザーや企業の検索
ユーザーや企業の検索は、ホーム左上にある検索窓から行います。
キーワードに応じたユーザー、企業、求人、投稿が表示されるので、フィルタリングして必要な情報だけを抽出しましょう。
<4>フォロー
検索で出てきた、あるいはフィードに表示された企業やユーザーをフォローするには、それぞれのプロフィールページへ飛んで「フォロー」をクリックしましょう。
【例:Microsoftのプロフィールページ】
フィードに表示される企業名や企業ロゴにカーソルをしばらく当てると、フォローボタンが出てくるので、そこから操作することもできます。
ちなみに、ハッシュタグをクリックすると、ハッシュタグのフォロー画面が表示されますよ。
<5>つながり申請
つながり申請はフォローと同様の操作でできます。
ただし「設定→コミュニケーション」からリクエストを制限しているユーザーには「つながりを申請する」が表示されない点に注意が必要です。
<6>フォローやつながりの管理
フォロワーしているユーザーやつながりの管理は、ホーム上部にある「つながり」から行います。
アクティブでないアカウントを外すなど、定期的にネットワークの整理をすると、フィード情報がスッキリしますよ。
<7>つながりへのメッセージ送信
つながりへメッセージを送る方法は数種類あります。
1つめは、ホーム上部の「つながり」をクリックし、左メニューのこれまた「つながり」をクリック。あとは、送りたい人を選択してメッセージを入力していきます。
ほかに、ホーム画面右下にあるメッセージウィンドウや、ホーム上部の「メッセージ」からも操作できます。
<8>分析
個人ページ、企業ページの両方で、自分の投稿に対する反応やフォロワーの属性などを分析できます。それぞれの方法は次の通り。
個人ページ
①「プロフィール」→「投稿&アクティビティ」の順にクリック
↓
②目的の投稿を選び、投稿の下部にある「分析アイコン」をクリック
会社ページ
会社ページでは、統計データとアクティビティの2種類の分析が可能です。
【統計データ】
①ホーム上部の「統計データ」をクリック
↓
②分析したい項目を選び、必要に応じて期間等で細分化する
【アクティビティ】
①ホーム上部の「アクティビティ」をクリック
↓
②目的の投稿を選び、投稿の下部にある「分析アイコン」をクリック
<9>求人掲載
求人掲載の手順は以下の通り。
①ホーム上部の「その他」から「求人掲載」を選ぶ
↓
②遷移した画面で必要事項を記入
↓
③業務内容、スキル、応募のオプションを入力
↓
④無料か有料かを選び、有料の場合は予算も入力(要クレジットカード情報)
↓
⑤審査に通ると求人が掲載される
③の入力内容については、実際の配信画面をプレビューできます。魅力的な求人かどうか確認しながら作業しましょう。
求人は、一度掲載して終わりではありません。反応を分析して修正を加え、自社の求める人材が来てくれやすいメッセージを作り上げていくのが肝要です。
<10>グループ
情報交換や人脈作りを行う上で、Linkedinグループは欠かせません。操作方法は以下の通り。
グループに参加する
①まずはグループを探しましょう。操作はLinkedin内の検索窓から
検索結果画面でフィルタリングする方法もあります。
②気になるグループが見つかったら、参加リクエストを送信
↓
③リクエストが承認されると参加完了です。さっそく交流を楽しみましょう
グループを確認する
①ホーム右上の「その他」→「グループ」、またはホーム左の「グループ」をクリック
↓
②グループ管理の画面が表示されるので、見たいグループを選ぶ。このページで、グループの退会や新規作成も可能です
LinkedInでやっておきたい設定
Linkedinには、個人情報やビジネス関連の情報をたくさん保存することになります。世の中にはこれらを狙う悪意ある人もいるわけで、情報流出を防ぐための設定は必須です。
最低限、以下の3つはやっておきましょう。
①堅牢なパスワード
1つめは、パスワードを堅牢にしておくこと。
一昔前までは「大小英文字・数字・記号すべてを組み合わせ、8文字以上のパスワードを作る」のが経済産業省から推奨されていました。しかし、技術が発展した今日では、この程度だと瞬時に突破されてしまいます*。
よって、8文字より多くの文字数が必要なのです。FBIは15文字以上を推奨しており、さらに「パスワードには複雑さよりも長さが重要」とも述べています**。長いパスワードの方が文字の組み合わせ候補は多く、その分解析に時間も労力もかかり、結果的に突破されにくくなるからです。
その上でFBIは、単語を組み合わせたパスフレーズの使用を勧めています。例えば「VoicesProtected2020WeAre」「DirectorMonthLearnTruck」など。これだと多様な文字列をムリに混在させる必要はなく、それでいて長さを確保しながら覚えやすいパスワードが作れますね。
これを参考にして、アカウント登録の前に堅牢なパスワードを決めておきましょう。
*:Digital Keeper/パスワード強度の新常識とは?~8文字(8桁)のパスワードは今では危険
**:FBI/Oregon FBI Tech Tuesday: Building a Digital Defense with Passwords
②二段階認証
2つめは二段階認証です。
①ログイン画面でパスワードを入力
↓
②登録した携帯番号に、認証コードの記載されたSMSが届く
↓
③認証コードをログイン画面で入力
このように、①と③で二段階の認証手順を踏む仕組みを指します。もし1段階目のパスワードがバレてしまっても、2段階目の認証で突破を防げるのがメリット。セキュリティ性能を高めるのに有効な手段です。
Linkedinでの設定手順は以下の通り。
1:「プロフィールアイコン」→「設定&プライバシー」→「サインイン&セキュリティ」→「2段階認証システム」の順にクリック
↓
2:認証方法を選択肢、それぞれに応じた必要事項を入力
設定が終わると、すべてのデバイスから自動でサインアウトします。再度ログインが必要になり、その際に二段階認証を求められるので、あらためてパスワードと認証コードを入力しましょう。
二段階認証のデメリットは面倒ということ。ただ、ビジネスにまつわる重要情報の保護のために、ある程度は許容するのが望ましいといえます。
③情報公開やプロフィール特定の範囲
3つめは、情報公開やプロフィール特定の範囲です。
・メールアドレスや自分のつながりといった個人情報を公開するか
・メールアドレスや電話番号で自分のプロフィールを特定できるようにするか
許可すると自社や自分を見つけてもらいやすくなりますが「あまりオープンにするのはなぁ……」と、ためらう方もいらっしゃるでしょう。制限したい場合、以下の手順でできます。
1:「プロフィールアイコン」→「公開設定」→「プロフィールとネットワークの公開範囲」の順にクリック
↓
2:各項目ごとに公開の可否と範囲を設定する
「ビジネスのつながりをつくる」というLinkedinの性質を考えると、制限しすぎるのも考えものです。利用目的やターゲットに応じた設定をしましょう。
LinkedInの企業向け機能一覧
Linkedinにはさまざまな機能がありますが、企業が押さえておきたいのは以下の7つです。
会社ページ
会社ページとは、Linkedin上に設置する公式サイトのようなもの。
【例:LIFE PEPPERの会社ページ】
会社の概要や投稿一覧、所属ユーザーなどを表示できます。また、求人を掲載できる点は、他のSNSと大きく違う特徴です(詳しくは後述)。
自社に興味を持ったユーザーは十中八九、会社ページを見ますから、特に概要の部分には魅力的な内容を充実させるのが大事です。
フォロー機能とつながり機能
Linkedinには「フォロー機能」と「つながり機能」という、似ているようで違う機能があります。それぞれの概要は次のとおり。
フォロー機能
Twitterと同じく、フォローした相手の投稿がフィードに流れるようになるのがフォロー機能です。相手の承認は不要ですが、DMは送れません。
つながり機能
つながり機能はコンタクトとも呼ばれ、相手に申請を出し、それが承認されるとできる関係です。相手とつながりを持つと自動で相互フォローをしたことになり(後でフォロー外し可能)、DMを送れるようにもなります。
また、自分との直接のつながりを「1次つながり」、1次つながりとつながっている人を「2次つながり」、2次つながりとつながっている人を「3次つながり」といいます。
フォローとつながりの組み合わせ
フォローとつながりの組み合わせにより、相手と3種類の関係を作ることができます。
相手の投稿 | DM | |
①フォローのみ | 表示される | 送れない |
②相互フォロー&つながり | 表示される | 送れる |
③つながりのみ | 表示されない | 送れる |
基本的には②の状態がおすすめですが、目的に応じて選択しましょう。
足跡
Linkedinでは、閲覧したプロフィールや投稿に足跡が付くようになっています。
自分に付けられた足跡は、自分のプロフィール中段のダッシュボードで確認可能です。足跡を付けたユーザーの確認もでき、新しいつながりを作ったり、コンテンツ改善の指標にしたりするのに役立ちますよ。
Slideshare
「Slideshare」とは、Linkedin提供の、無料でスライド資料を公開できるサービスのこと。
製品やサービスの紹介資料、プレゼン資料、レポート資料などを公開して、自社に興味を持ってもらうきっかけを作れます。
ファイルはPDF・Powerpoint形式、Word形式に対応しており、オフィスソフトで作成したものをそのままアップできるのも利点です。
【無料・有料】求人
Linkedin独特の機能として、求人情報の掲載があります。
【例:Microsoftの求人ページ】
企業に興味を持った求職者のユーザーは、会社ページから求人情報をチェックします。目当ての情報があると、それをクリックして詳細を確認し、応募。その後のやり取りもLinkedin上で完結します。SNSの中に求人サイトがあるような感じですね。
無料でも掲載できますが、検索結果に表示されるのみであり、しかも時間経過とともに表示されにくくなります。相手の方から検索する必要があるため、顕在層の中でもごくわずかな人にしかアプローチできません。
したがって、Linkedin経由での採用に力を入れるのであれば、課金をおすすめします。
課金の大きな利点は、自社とマッチしたユーザーのフィードに、求人情報が表示されること。潜在層の掘り起こしにも有用なので、検討する価値はあるでしょう。
料金は1クリックごとに発生する仕組み。ですので「せっかく求人を出したのに、誰にも見てもらえず費用がムダになった……」なんてことは起こりません。予算をあらかじめ設定できるため、費用のかかりすぎも防止できます。
【有料】カルチャー
カルチャーとは、通常の会社概要よりも詳細な情報を掲載できる、有料の機能です。
【例:Microsoftのカルチャーページ】
カルチャーでは、リーダー社員やフォトギャラリー、社員ブログ、企業文化データなどを公開できます。採用向けのコンテンツで、企業の雰囲気や労働環境を求職者に細かく把握してもらえるため、ミスマッチが起きにくくなるのです。
【有料】InMail
つながりのない相手にはDMを送れないと先ほど説明しましたが、InMailという有料機能を使えば、それが可能になります。スカウトメールを送ったり、企業や担当者へ何らかのメッセージを送ったりと、使い道はさまざま。
送信可能な件数は、有料プランのグレードによって変動します。
***
LIFE PEPPERでは、Linkedinの海外向け活用事例集を無料配布しています。自社にとってのヒントが、各社の施策から見つかるかもしれません。ぜひ、下記リンクからダウンロードしてみてください。
【有料】スカウト機能
LinkedInでは、有料のスカウト機能を利用できます。LinkedIn上にはさまざまなスキルを持ったエキスパートが世界中から集まっているため、運用担当者からスカウトメールを送り、採用することも可能です。
会社ページは無料で作成できますが、企業ページのコンテンツを拡充するためのキャリアページの作成や求人の掲載、スカウトメールを送りたい場合は、有料プランへの登録が必要です。
また、ユーザーのプロフィールを見た時には、どの企業が見たか分かるように足跡が残るようになっています。この足跡機能を残したくない場合は、LinkedInのリクルーターアカウントライセンスを購入することで対策できます。
リクルーターライセンスはLinkedInの有料プランの1つであり、採用担当者向けとして次のような機能が利用できます。
- 詳細な検索機能で欲しい人材をピックアップする
- 採用候補者にスカウトメールを直接送る
- 採用候補者の情報や選考状況を社内管理し、独自の採用ノウハウやデータベースを作成
有料にはなるものの、通常アカウントの無料プランでは使えない便利な機能が豊富に搭載されているため、採用活動を効率的に行いたい場合におすすめです。
また、リクルーターライセンスは採用人数に応じてコストが変動する成果報酬型ではないため、安心して利用できるでしょう。
LinkedIn│無料版とプレミアム(有料)版の違い
Linkedinは無料でも利用できますが、プレミアム(有料)版を導入すると利便性がアップします。
プレミアム版にすると何が変わるのか、プランごとの内容は以下の通り。
*各プラン、料金は要問い合わせ
プラン1:キャリアアップ
求職者向けプラン。採用担当者の目に留まりやすくする機能や、他の応募者データとの比較機能などが付く。
InMailは月5件まで。
プラン2:ビジネス
ビジネスパーソン向けプラン。足跡の流入経路を確認する機能や、3次つながりまでのプロフィールを無制限に閲覧できる機能などが付く。
InMailは月15件まで。
プラン3:営業
営業担当者向けプラン。検索での高度なフィルタリング機能や、リード・顧客に関する情報のリアルタイム把握機能などが付く。
InMailは月20件まで。
プラン4:採用
採用担当者向けプラン。検索での高度なフィルタリング機能や採用向けデザイン、候補者の自動トラッキング機能などが付く。
InMailは月30件まで。
LinkedInの利用メリット
引用:https://unsplash.com/photos/ONe-snuCaqQ
LinkedInを利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、個人ユーザーから見たメリットと、企業・会社から見たメリットの2パターンに分けて紹介しますので、それぞれ確認していきましょう。
関連リンク:LinkedInとは?使い方からメリット、活用例までを海外マーケティングのプロが解説します!
関連リンク:日本で個人・企業がlinkedinを使うべき理由を海外マーケのプロが解説!
個人ユーザーから見たLinkedInのメリット
LinkedInにおける個人ユーザー側のメリットとして、次の3つが挙げられます。
- プライベートと仕事を分けやすい
- ビジネス情報の情報収集に便利である
- 仕事関連の知り合いの連絡先を一元管理できる
それぞれ解説します。
プライベートと仕事を分けやすい
プライベートと仕事の境界線を設けずにSNSで繋がると、投稿内容に気を使わなければなりません。
もし、プライベートで盛り上がっている写真を投稿し、それが仕事関連の人に見られた場合、気まずさを感じてしまうでしょう。反対に、ビジネス寄りの投稿内容を友人に見られた場合、恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
そこで、プライベートのSNSとは別に、仕事用としてLinkedInを活用することで、プライベートと仕事の区別をつけやすくなるでしょう。
ビジネス情報の情報収集に便利である
他のSNS媒体でもビジネス情報を収集することは可能ですが、どうしても関係ないジャンルの情報が流れてきてしまいやすく、集中できない場合もあるでしょう。
LinkedInであれば、タイムラインに表示されるのはビジネス関連の情報のみになるため、仕事中の情報収集を効率的に行いやすくなります。
前項のように、プライベートと仕事を区別して気持ちの切り替えをすることにもつながります。
仕事関連の知り合いの連絡先を一元管理できる
お互いにLinkedInのアカウントを持っていれば繋がれるため、仕事関連の知り合いの連絡先を一元管理できます。
また、プロフィール情報で相手の仕事の状況も把握できるため、転職や昇進などの変化に気付きやすいことも特徴です。
企業・会社から見たLinkedInのメリット
企業や会社から見たLinkedInのメリットとして、次の4つがあります。
- 会社のブランディングに活用できる
- 採用コストをカットできる
- 転職潜在層に出会える
- 自社独自の採用ノウハウを構築できる
それぞれ解説します。
会社のブランディングに活用できる
LinkedInの会社ページを作成すれば、採用に向けた会社のブランディングを行えます。
会社ページの利用は有料ですが、一からサイトを構築するよりも低コストで実現できるため、採用を強化したい場合におすすめです。
採用コストをカットできる
前項のように、サイトを制作するよりもコストが低いことに加え、候補者へ直接的なアプローチを行うダイレクトソーシングが可能です。そのため、採用コストの削減が期待できます。
転職潜在層に出会える
転職潜在層とは、従来の方法による採用では接触することのなかった採用候補者のことです。
このような潜在層に直接アプローチできるため、自社にとって必要な人材をピックアップしやすいでしょう。
自社独自の採用ノウハウを構築できる
LinkedInで採用候補者へアプローチを継続すると、自社に候補者の情報や選考状況のデータが蓄積されていきます。
蓄積されたデータを分析することで、自社が求めている人物像を可視化できるため、採用の精度を高められるでしょう。
また、ダイレクトリクルーティングに関するノウハウも蓄積されるため、採用サイクルを早め、業務の効率アップにも効果が期待できます。
LinkedInを利用する際の注意点
次に、Linkedinを利用するにあたって注意したい点を挙げていきます。
怪しいアカウント
前半部分でも述べましたが、企業やLinkedin公式になりすましたり、詐欺目的で架空の会社を名乗ったり、出会い目的で美男美女を偽ったりといった、怪しいアカウントも存在します。
下手に関わるとトラブルになりかねないので、信頼できる相手か吟味しなければなりません。相手のプロフィールや日ごろの投稿を覗いてみる、Googleで検索してみるといったチェックは怠らないようにしましょう。
自動課金
プレミアム版を利用している場合、毎月自動で料金が請求されます。継続利用しないのであれば、更新日の1日前までに解約手続きを行いましょう。
無料トライアルでも注意が必要です。期間終了後には、登録時に使用したカードへ自動的に請求が発生します。利用を打ち切るのなら、意図しない形で料金を支払わなくて良いよう、やはり早めにキャンセルしましょう。
足跡機能
自分のプロフィールや投稿を誰が見たか分かる足跡機能は、ビジネス上のつながりを作るきっかけになったり、文章の効果測定の指標になったりします。
たしかに便利な機能ですが、自分の情報が相手にバレるということでもあります。場合によっては、足跡を残さずに閲覧したいときもあるでしょう。リクルーターが大量の候補者を検索するケースなどですね。
実は、設定を変えると足跡を残さないようにできます。手順は以下のとおり。
1:「プロフィールアイコン」→「設定&プライバシー」→「公開設定」→「プロフィールとネットワークの公開範囲」の順にクリック
↓
2:「プロフィール閲覧オプション」をクリックし、公開する情報を選択
足跡を残したくないのであれば「プロフィールの特徴」か「完全匿名モード」のどちらかにします。前者では企業名や役職といった特徴だけ表示され、後者では何も表示されません。
常時オンにしておくとSNSとしての役割を持たせられないので、必要なときにだけ設定しましょう。
LinkedInを効率的に使いこなすためのポイントを知りたい方には、当社が提供する【LinkedIn運用事例3選】が役立つでしょう。こちらからお手軽にダウンロード可能です。
LinkedInの利用料金の相場
ここでは、LinkedInの利用料金について、個人利用と企業利用の場合のそれぞれの料金相場を紹介します。
自身の状況に該当する利用方法や利用環境に合わせて料金を確認し、導入するプランを検討してみてください。
個人で利用する場合の料金相場
LinkedInを個人で利用する場合、無料で使えるベーシックアカウントのほかに、Premiumアカウントを1ヶ月間無料でトライアルできます。
無料プランで使える機能は、次の通りです。
- つながり申請
- LinkedInメンバーのプロフィール閲覧
- スカウトなどのメッセージ(InMail)の送受信
- 投稿
Premiumプランは4種類に分かれており、それぞれ次のような用途で活用できます。
- Caree:効率的な転職
- Business:仕事に関わる人脈の効率的な獲得
- Sales Navigator Core:営業活動の促進
- Recruiter Lite:個人での採用活動
料金については、次の通りです。プランごとの特徴についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
プラン | 料金 | プランの特徴 |
Career | 月額3,627円 | ・採用担当者の目に留まる・他の応募者と自分自身を比較・新しいスキルでキャリアアップ |
Business | 月額4,064円 | Careerのすべての機能に加えた下記の特徴 ・仕事に必須の人脈と知識を構築・貴社のビジネスを促進・新しいスキルでチャンスを拡大 |
Sales Navigator Core | 月額6,490円 | Businessのすべての機能に加えた下記の特徴 ・ターゲット市場の営業先候補を発掘・リアルタイムアップデートで相手の近況をチェック・知人による紹介で相手の信頼を獲得 |
Recruiter Lite | 月額13,300円 | Businessのすべての機能に加えた下記の特徴 ・優れた人材をすばやく発掘・適任者にダイレクトアプローチ・候補者との関係を強化 |
参照:LinkedIn公式HP
企業で利用する場合の料金相場
企業で利用する場合、大きく分けて次の3つのサービスを利用できます。
- スカウトツール:ダイレクトソーシング
- 採用ページ:会社ページ・カルチャーページ
- 求人掲載:ジョブポスト
採用ページにおける会社ページは無料で作成できますが、そのほかのサービスを利用する場合は、有料となります。
料金については非公開となっているため、利用を検討している場合は「LinkedInの法人利用についてのお問合せ」のページよりお問い合わせください。
LinkedInを効果的に使いこなすポイント
ここまでLinkedinの基本的な使い方を解説してきました。次に、Linkedinをより効果的に使いこなし、成果を出しやすくするためのポイントを4つ紹介します。
関連リンク:https://lifepepper.co.jp/abroad/linkedin-marketing-tips/
1.ターゲット像を明確にする
1つめはターゲット像を明確にすること。
目的が採用でも商談機会の創出でも「誰にアプローチするか」は最重要です。ここが曖昧だと、何をどう伝えるかも曖昧になり、誰にも刺さらないメッセージができあがってしまいます。フィルタリング機能を使う際にも困りますよね。
また、チームで運営する場合、担当者ごとに異なる基準で業務を進めてしまうかもしれません。これでは連携などとれないでしょう。
こうした事態を防ぐために、具体的なターゲット像を状況ごとに設定しなければなりません。
2.プロフィールを充実させる
2つめはプロフィールを充実させること。
Linkedinのプロフィールが名刺や履歴書の代わりになるのは、これまで繰り返しお話してきました。つまり、プロフィールが魅力的でないと、相手とのつながりを作れないのです。
「この人とつながりを持ちたい」と思ってもらえるよう、内容を詳細に作り込みましょう。定期的にブラッシュアップしていくのも大切ですね。
3.こまめな投稿を継続する
3つめは、こまめな投稿を継続すること。
情報発信が散発的だと、せっかくつながりを持てたとしても、その人の記憶には残りにくくなります。もしかすると、フォロワー整理の対象にされる可能性も。
また、Linkedinのアルゴリズムは、継続的に投稿を行っているユーザーのコンテンツをフィードへ優先表示するようになっています。よって、毎日とまでは言いませんが、できるかぎり継続的な発信が大切というわけです。
はじめのうちは他ユーザーの投稿内容を参考にしながら、誰にどんなメッセージを送るのか検討するのがおすすめです。
4.ユーザーとの交流を積極的にする
4つめは、ユーザーとの交流を積極的にすること。
LinkedinもSNSですから、一方的な発信だけ行うのは良くありません。他ユーザーからのコメントにはどんどん返信し、逆に気になる投稿には「いいね」を押したりコメントしたりしましょう。
加えて、ユーザーが興味を示しやすい投稿がフィードへ優先表示されるというアルゴリズムも、Linkedinには備わっています。ですから、積極的な交流を通じて関係性を育くめば、その分いろいろな人の目に自社や自分が留まりやすくなるのです。
はじめは緊張するかもしれませんが、気軽にリアクションしてみましょう。
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本ブログを運営するLIFE PEPPERでは、国内企業によるLinkedinの活用事例集を公開しています。
ブランディングや商談機会創出のために、各社がどんな取り組みをしているのか。自社が運用する際に参考になるはずです。
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まとめ
今回はLinkedinについて、サービスの概要やユーザー層ごとの利用目的、機能、使い方などを解説しました。
海外の企業やビジネスパーソン、求職者にとって、Linkedinはもはや手放せないツールになっています。日本でもじわじわと利用者が増えていますから、国外に目を向けている企業以外も利用する価値はあるでしょう。
長々とお話してきましたが、結局のところ、試しに使ってみるのが一番です。SNSとして利用するなら無料ですし、新しい関係を構築するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
本記事が参考になれば幸いです。
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