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中国に注目する理由
観光地での爆買いなどで話題に取り上げられている中国ですが、優秀なIT人材が多く、すでに日本を超えるIT先進国となっています。
2012年中国検索エンジン市場規模は日本円にして3941億円ですので検索エンジン市場の約40%を占めています。また2016年上半期の中国インターネットショッピング市場は日本円で446,468億円まで規模が拡大されています。このようにすでに発展成熟期に入った中国インターネットショッピング市場はこれからも存在感を大きくしていくでしょう。
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中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその1:淘宝网 (Taobao)
淘宝网とは
淘宝网はアジア・太平洋沿岸地区で多く使われているインターネットショッピング用サイトで、阿里巴巴(アリババ)の傘下集団でもあり2003年に作られました。またこのサイトは中国では絶大な人気を誇り、個人で売買している人も多く存在していて、日本のメルカリと楽天を合体&強化させたような EC サイトとも言えます。
中国マーケティングへの応用
淘宝网は一週間で3500万人以上の利用客があり中国の電商网ランキングでは一位を記録しています。なのでリアルタイムで今の中国人の流行り、旬をいち早く知ることができます。さらにそれに応じた商品を提供することによりビジネスに応用することが可能です。
また、2020 年以降は、特にライブコマースにも力を入れており、中国語がわからなくても毎日配信しているライブ動画を見ることで、中国のトレンドや、インフルエンサーの活用方法などを参考にすることができます。
多くの日本ブランドも淘宝网 (Taobao) のライブコマースでマーケティングしているので、それらを探して参考にしてみても良いかもしれませんね
中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその2:微信 (WeChat)
微信とは
微信は中国で一番の人気を誇っているSNSで日本のLINEと同じような役割を担っています。おまけに色も緑一色で統一されています。LINEと違うのは、微信はモーメンツという個人投稿機能が備えられていて、中国では禁止されているツイッター(Twitter)の役割を果たしていると言えます。
中国マーケティングへの応用
微信は、中国人の間ではただの友達のアドレス交換ではなくて仕事上の取引先の人のアドレスの追加も一般的に行われています。そのため、モーメンツを見ることにより相手が何を求めているのかが一目瞭然です。また微信支付(ウィチャットペイ)という、微信のQRコードを使って買い物ができる機能も付いているのでより簡単に商品を買うことができます。
まずは中国人がほぼ 100% 使うであろうサービスを実際に触ってみて、どのようにしてみんなが使っているのかを理解するだけでも、中国でのマーケティング活動の解像度が一気に上がると思います。
WeChat では多くの日本企業、例えばユニクロ、資生堂、無印良品などが公式アカウントを作って、情報配信をしていますので、それらがどういった仕組みで、またどのようにコンテンツを配信しているのかも参考にしてみるといいかもしれません。(もっとお勧めなのは、中国現地のアカウントなどをみると、さらに中国における Web マーケティングのやり方を理解できると思います。)
中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその3:大衆点評 (Da zhong dian ping)
大衆点評とは
2003年に上海で設立され、世界初の第三者による消費、コメントができるウェブサイトです。大衆点評は消費者に口コミ、割引などの情報を提供するほか団体購入(团购(tuan gou))、レストラン予約、及び出前サービスも提供しています。特に团购は、知っているもしくは知らないと人同士が協力して売り屋との交渉力を大きくし、よりリーズナブルに商品を購入する購買方法です。
中国マーケティングへの応用
中国で今や团购は、小さいものはカラオケ、大きいものは高級レストランやホテルなどどこにでも存在しています。需要が多いものは团购でも多く利用されているので、大众点评から人々のニーズを知ることができ、中国人向けのマーケティング戦略に応用することができます。
また、インバウンド観光における活用法としては、実際に「大衆点評」に掲載されている人気のお店や、観光スポットをみると、どのようにして情報掲載をしているか分かりますので、掲載を検討されているインバウンド事業者様は、特に参考にするべきサービスです。
位置情報を「日本」にすると、日本で人気なスポットが表示されるので、中国の観光客にどのスポットやレストランが人気なのかも一目瞭然なので、必見です。
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中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその4:赶集网 (Gan ji wang)
赶集网とは
赶集网とは中国の情報分類サイトで、無料でアパートやマンションなどの賃貸情報や求人広告、中古のバイクや車など生活に役立つ情報を得ることができるサイトです。またこのサイトは地域とより密着するために北京赶集网,西安赶集网,上海赶集网など地域ごとに分類されているのも特徴の一つです。
中国マーケティングへの応用
それぞれの地域ごとの需要や相場が一目瞭然なのでその地域にあった商品提供が可能となります。中国は広いので地域ごとに文化も違いますし企業の傾向も少しずつ違っています。なのでそれぞれの地域に特化した需要を知ることができるのはとても効率的であると言えます。
中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその5:百度 (Baidu)
百度とは
中国で最大の検索エンジニアで2000m年1月に創業され本社は首都北京にあります。百度ウィキや百度入力キーボードなどがあるほど知名度が高いです。全世界検索エンジンランキングではグーグルに続いて2位で、中国国内ではグーグルを抑えて1位の人気ぶりです。
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中国マーケティングへの応用
中国で最大の検索エンジンであるため情報量も国内1番であると言えます。また百度には百度招聘(求人サイト),百度购物(ショッピングサイト)など検索エンジン以外の一面もあり多種多様な情報があって選択肢が広がり中国人向けマーケティングに最適と言えますが、選択肢が多い反面取捨選択の技術も必要になってきます。
お勧めなのは、調べたい内容を Google 翻訳などで一回中国語に翻訳してから、Baidu で検索するとどのような情報が表示されるのかが分かりますので、例えば「日本 旅行 おすすめ」、「日本 化粧品おすすめ」などを調べてみると、中国消費者が見る、現在のトレンドや最新情報を参考にすることができます。
中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその6:CBNData(第一財経商業数據中心)
CBNDataとは
CBNData とは、中国最大級のマーケティング情報メディアです。数多くの市場レポートや、現地におけるマーケティングの最新情報が毎日更新されます。
中国マーケティングへの応用
中国語を理解していなくても、うまく DeepL や Google 翻訳などを活用すれば多くのマーケティングデータを入手することができます。中国の情報は日本でもなかなか入手できないものが多いので、生の最新情報を入手するには最適なサイトと言えます。
市場レポートの例として、「2022年中国消費者の化粧品に対する消費トレンド」「ライブコマースの活用トレンド」「中国消費者の飲酒傾向の変化」「今中国で流行っている健康消費トレンド」などなど、さまざまな業界やジャンルのものが含まれております。しかも多くのものは「無料」で閲覧できるので、活用しない手は無いですよね。
中国 Web マーケティングで活用できる Web サイトその7:Weibo(ウェイボー)
Weibo とは
あまり説明の必要がないほど有名なサービスで、今や渡辺直美などの日本芸能人も多く活用する「中国版 Twitter」と言われるサービスです。Tiktok などの出現により、少し衰えていると言われているが、まだまだ数億規模でユーザーが活用している最大級の SNS となります。
中国マーケティングへの応用
Twitter をマーケティングで活用されているマーケッターであれば、お察しすると思いますが、Weibo の一番の強みは「リアルタイム」であることです。最新のトレンドが、ハッシュタグを活用して、どのように人々が感じて、発言しているのが簡単にわかるので、例えば、日本の製品に対する消費者の反応や、日本でよく行かれる観光地など、すこし翻訳サービスを活用すれば誰でもそのトレンド情報を入手することができます。
また、少々マニアックですが、Weibo を活用したソーシャルリスニングでビッグデータを解析することで、簡単な市場レポートを作ることもできます。
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