海外マーケティング・ブランディング - 支援実績600社

WeChatミニプログラムの機能とは?導入のメリット

この記事が役に立ったら友達にシェアしよう!

WeChat(微信)は2021年現在、中国で最も利用されているSNSです。

普段使いに最適なメッセンジャー機能が人気なだけでなく、他にも様々なWebサービスと連携しているため、日々のインターネット利用における重要なプラットフォームとしての役割を果たしています。

そんなWeChatですが、この度登場した新サービス、「WeChatミニプログラム」によって、さらなる利便性の向上を果たしています。

今回は、そんなWeChatミニプログラムの機能や、運用のメリットについてご紹介します。

WeChatミニプログラムとは

Wechatミニプログラムとは、従来のWeChatの機能を踏襲しつつも、様々な面で軽量化を果たした新しいサービスです。

WeChat傘下の軽量アプリ

WeChatミニプログラムの機能については、基本的にWeChat本家と変わらないパフォーマンスを発揮するものです。

メッセンジャー機能やライブ配信機能などを扱えるサービスでありながら、インストール不要で使え、開発も簡易になっているなど、ユーザーと企業の両者にとってメリットの大きなサービスです。

アプリ以下でも高い能力を発揮

WeChatミニプログラムはアプリケーションではなく、Webサービスの一種です。

そのため、アプリのダウンロードは不要でありながら、WeChatアプリと同等のパフォーマンスを発揮します。

この特性を生かし、WeChatミニプログラムWeChatアプリにはないメリットも発揮するのですが、この点については後述します。

WeChatのユーザーデータ

ここで、WeChatのユーザーデータについても確認しておきましょう。現在、中国においては14億人を超える人口が存在しますが、WeChatユーザーの数は12億人を超えています。

一人で複数のアカウントを所有しているケースもあるため、正確な割合についてはなんとも言えません。しかしそれでも、WeChatがいかに中国へ浸透しているかがわかるデータではないでしょうか。

参考:statista “Number of monthly active WeChat users from 2nd quarter 2011 to 4th quarter 2020”
https://www.statista.com/statistics/255778/number-of-active-wechat-messenger-accounts/

また、WeChatミニプログラムの利用率について、2020年5月にはブランド企業で63%に達しており、半数以上のWeChatユーザー企業がその可能性に注目していることがわかります。

参考:36Kr Japan「WeChat、5月の月間利用者数が全世界で12億人に到達」

WeChat、5月の月間利用者数が全世界で12億人に到達

WeChat単体で利用することは当たり前になっているため、ミニプログラムも活用することで、さらなる競合との差別化や、新しい活用法の開拓が進んでいます。

トップブランドのミニプログラムユーザー数も、同年1月に比べてピーク時には386%の増加を見せており、急激に注目度が高まっているサービスでもあります。

WeChatミニプログラムの機能

WeChatミニプログラムは様々な機能を有しています。ここでは、実際の機能の一例を確認しましょう。

ニュース配信

ニュース配信機能は、WeChatミニプログラムユーザー向けに情報を発信するためのツールです。

会社の活動情報や、新商品の案内、Webコンテンツの配信など、様々な配信に最適な機能となっています。

企業の積極的な活動をアピールする場として機能するでしょう。

EC機能

消費者向けのビジネス進出を考えている企業にとって、EC機能は重要です。

自社オンラインショップへ再び案内する必要はなく、WeChatミニプログラムから直接ショッピングを楽しんでもらえる設計となっており、購入意欲の促進に役立ちます。

国内向けのECはもちろん、越境ECにも対応しているため、活用機会は非常に多いでしょう。

サブスクリプションサービス

物理的な商品だけでなく、デジタル商品の販売も実施できるのがWeChatミニプログラムの特徴です。

定期購入商品の販売や、会員制サービスの提供を行うためのサブスクリプション機能が搭載されているため、定額制の導入を検討している場合には活用したいサービスです。

チケット購入・予約サービス

オンライン空間はもちろん、航空券やツアー予約、コンサートのチケット販売にも対応しています。

週末の天気予報や観光地の案内を確認できるポータルサイトとしての機能が備わっているため、これらと連携しながらチケットを販売し、相乗効果を得ることができます。

専用のサイトを訪問する必要がなくなるので、非常に高い利便性を発揮します。

WeChatミニプログラムのメリット

WeChatミニプログラムを運用することによって、企業はどのようなメリットを得られるのでしょうか。

ここではそのメリットについて、確認しておきましょう。

端末への負荷が小さい

WeChatミニプログラムは、WeChatアプリとは違ってWebサービスであるため、端末への負荷が小さいのが特徴です。

そのため、ユーザーはWeChatよりも気軽に利用することができ、利用に際してはアプリインストールの必要がなく、QRコードを読み取るだけで完了します。

通信データの容量も抑えられており、表示にも時間がかからないので、あらゆるユーザーが気軽に利用できるサービスです。

それゆえ、拡散力についてはWeChatよりも大きくなることが期待できます。

開発コストが小さい

WeChatミニプログラムは、WeChatに比べて動作が軽快なだけでなく、開発コストも小さく抑えられるのが特徴です。

同サービスはとにかく軽量性を重視したサービスであるため、リッチなUIなどは備えていません。その代わり軽量で実用性が高く、基本機能の開発に集中ができます。

優秀なエンジニアやデザイナーが不足していても、スピーディなサービス展開を実現できるでしょう。

WeChatユーザーの母数を活かせる

WeChatミニプログラムは本家と別サービスとは言え、本家WeChatとの連携機能にも優れています。

そのため、12億人を超えるWeChatユーザーへのアプローチも可能であり、新規サービスとはいっても集客の期待値が高いサービスであることも特徴です。

あらゆる業種で利用可能

WeChatは様々なユーザーや企業が利用するアプリですが、WeChatミニプログラムでも同様です。

飲食や小売、宿泊、流通、医療、そして官公庁に至るまで、あらゆる業種に向けてサービスを展開しているため、それぞれのニーズに合わせた運用を実現します。

中国人のニーズに最適化された設計

WeChatミニプログラムのユーザーの多くは中国人であるため、彼らのニーズに最適化された設計となっている点も特徴です。

中国では海外のSNSやWebサービスが利用できない代わりに、WeChatなどの少数のSNSをプラットフォームとしたインターネット利用が盛んです。

そのため、あらゆるニーズを一つのSNSが満たしていることも求められますが、WeChatは中国最大のユーザーを抱え、求められる全てのサービスを提供しています。

WeChatミニプログラムにおいてもその点は踏襲しており、高い利用率を維持しているため、自社で提供しているサービスに触れてもらう機会も多いと言えます。

WeChatミニプログラムの活用ポイント

WeChatミニプログラムの運用において、重要なのが以下の2点です。

自社サービスとSNSの連携強化に活用可能

WeChatミニプログラムは軽量で使いやすく、ユーザーが気軽に企業と接点を持つことができるサービスです。

そのため、同サービスをきっかけに自社サイトやECを訪問し、認知度向上や商品購入につなげることも可能です。

また、こちらのサービスは軽量なだけにSNS上での拡散力も高く、SNSでシェアしたいと思わせるコンテンツを配信すれば、口コミによる情報拡散も期待できます。

中国向けにSNSを積極的に活用したい場合、WeChatミニプログラムはその第一歩として非常に有効です。

SNS運用のノウハウを習得しておく

SNSの運用を進めていく場合、必要になるのが現地でのSNS運用ノウハウです。

WeiboやWeChatなど、中国向けのSNSは運用アプローチこそTwitterやLINEに似てはいるものの、そのユーザーは中国人であるため、異なる文化を形成しています。

トレンドの傾向やキーワードも当然異なるため、どのような運用が効果的なのか、あらかじめ把握しておく必要があります。

情報発信においても適切なローカライズを行わなければならないため、WeChat専用のSNS運用体制を整備しておきましょう。

おわりに

WeChatミニプログラムは、WeChatユーザーとのさらなるコミュニケーションに最適なだけでなく、自社サービス利用の促進にも活躍するため、非常に利便性の高いサービスです。

誰でも気軽に利用できるサービスなので、新規WeChatユーザーの獲得にも最適です。

機能も中国向けに特化しており、これから中国進出を考えている方は、ぜひ導入しておくことをおすすめします。


この記事が役に立ったら友達にシェアしよう!
03-6869-7976 電話で問い合わせ
(平日 10~19時)