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【2023年最新】韓国の人気SNSアプリ5選!インターネットの利用状況も解説

インターネット先進国と言われる韓国では、十分なインフラ設備を背景に、さまざまなSNSアプリがリリースされています。一方で、多くのアプリの中から一定のユーザーを確保できたアプリのみが生き残るという過当競争も。

当記事では、韓国で使われている多くのSNSの中から5つのアプリをピックアップし、内容を解説しています。インターネットの利用状況についても言及していますので、気になる人はぜひ内容をご確認ください。

韓国向けのSNSマーケティングを行う上で、韓国特有のSNS事情について把握することが欠かせません。3つのポイントに絞って成功のポイントをまとめました。

韓国で人気のSNSアプリランキング5選

韓国でよく利用されているSNSを5つピックアップしました。

第1位:カカオトーク(KakaoTalk)

カカオトークは、韓国のカカオという会社が運営しているメッセージアプリ。似たようなアプリにLINEがありますが、韓国ではカカオトークのほうがユーザーが多いようです。

写真や動画の共有、グループチャットなど、基本的な機能はLINEとほぼ変わりません。

2010年にIWILAB社によってリリースされ、長年の改善によって今では韓国ではなくてはならないほどの、国民的SNSへ成長しました。

カカオトークユーザーが無料で簡単に使えるInstagramのようなカカオストーリーも人気アプリです。

カカオトーク(KakaoTalk) の月間MAUは、2022年の最初の時点で4,681万人となっており、韓国の総人口のうち91.2%を占めます。

スマートフォンやタブレットで無料メッセージと無料通話を利用できるため、利便性の高さと馴染みやすさが人気を集めているようです。

第2位:You Tube

Googleが提供する動画共有サービスのYou Tubeは韓国でも人気です。従来のテレビと異なり、自分のタイミングで好きなコンテンツを選択できることから、テレビ代わりに日々活用しているユーザーがおおく存在します。

インターネットのインフラが早くから整っていた韓国では、比較的高齢層と言われる50代でも、積極的にインターネットを利用している点が特徴的です。

YouTubeの月間MAUは、2022年初頭は韓国内で4,640万人を記録し、これは総人口の90.4%を占めています。

テレビ代わりとして利用するユーザーも多く、韓国では50代以上の年代も多く利用している傾向にあります。

第3位:Facebook

2004年にマーク・ザッカーバーグと友人によってリリースされたSNSは韓国でも多くのユーザーが登録しています。

月間利用人数は世界で23億人以上と言われ、実名登録が必須なことからビジネス利用されるケースも多く見られます。プライバシー機能の充実は、他のSNSにはありません。

企業や著名人がフェイスブックページと呼ばれるアカウントを作成し、メッセンジャーアプリやライブ配信を使って、告知や販促を行う機能も搭載されています。

Facebookは、2022年初頭で月間MAUは1,065万人となっています。

ユーザー比率は男性が59.5%、女性が40.5%であり、実名登録制度のほか、企業や著名人の行う情報発信や求人などが注目されています。

第4位:Instagram

InstagramはFacebookによる買収をきっかけに大きく成長した画像共有SNSです。Facebookと連携出来る点が強みの一つです。Instagramの場合、Facebookと異なり、匿名でも登録できます。月間利用人数は世界で10億人以上。

韓国におけるInstagramのユーザーは、日本の1.6倍と言われています。韓国のほうが人口が少ないことを考えると、多くの国民がInstagramを使っていることになります。

Instagramは、世界のセレブや有名人のアカウントを共有できる強みがあります。憧れの人のライフスタイルを参考にできるのは、大きなメリットです。

第5位:Twitter

Twitterは短文の投稿をメインとして、動画や画像も共有できるマイクロブログサービスと呼ばれています。

厳密に言うとTwitterはSNSに分類されませんが、ユーザー数3億、SNSとして扱われることも多いため、広義の意味ではSNSとしています。

他のSNSに比べると、韓国でのTwitterユーザー数は控えめです。詳しい理由はわかりませんが、基本的に独り言と扱われるツイートというシステムが、国民性にあわない可能性があります。

世界での月間アクティブユーザー数は20億人と言われており、今後は韓国でもユーザー数が増えるかもしれません。

Twitterの広告リソースでは、2022年初頭のユーザー数は720万人と公開されています。

この数字は総人口の14.0%程度であり、ほかのSNSと比較するとシェアは低い傾向にあるものの、一定の需要があることが分かります。

韓国でのインターネット利用状況&SNS事情は?

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韓国はいち早く高速インターネットインフラを構築し、世界に先駆けてインターネット社会を形成しました。国民の殆どがスマホやインターネットを使いこなすデジタル先進国です。

アメリカと並んで次世代通信規格の5Gサービスをスタートさせたことで話題になりました。

日本では検索エンジンを使って調べる方法が主流ですが、韓国ではSNSやブログサービスを中心に情報収集を行う傾向があります。

企業として情報発信を行う場合、SNSの活用は必須となるでしょう。

韓国では引き続き、カカオトークなど、韓国でシェアを締めているアプリの人気がありますが、国産アプリだけでなく、FacebookやInstagramなど、世界で人気のアプリのユーザー数も増加中です。

若年層をターゲットとするならFacebookやInstagramを活用したほうが成果が得られるでしょう。40代以上をターゲットとする場合、依然としてカカオトークの活用が有効です。

韓国人のインターネットの利用時間

インターネット先進国と言われて久しい韓国のインターネット利用時間を調べてみました。
Kepiosの分析によると、韓国のインターネットユーザーは、2022年11月の時点で5029万人を突破しました。
普及率は98%です。ほとんどの地域にくまなく通信インフラが網羅されていることがわかります。
16歳から64歳のネットユーザーを対象とした調査にて判明したインターネットの平均利用時間は、5時間29分。
スマホの利用時間と共に大きなウエイトを占めていることがわかります。
もはや韓国では、日本以上にインターネット抜きでは語れない国となっています。

韓国のソーシャルメディアユーザー数

Kepi​​osの分析によると、韓国のソーシャルメディアユーザーは2022年1月の時点で4681万人となりました。このユーザー数は、人口の91%に相当します。

2021年から2022年間のユーザー増加率は2.2%。約100万人があらたにソーシャルメディアユーザーとなっています。

インターネット先進国の韓国でも、ソーシャルメディアユーザーの伸びしろはわずかに残している状況です。

韓国のSNSシェアについて

韓国は中国やロシアと同じように、Googleが検索エンジンのシェアを獲得できていない国です。yahooも2012年でサービスを終了しています。韓国では国産の検索エンジン「NAVER」のシェアが70%超のシェア率を誇っています。

NAVERは検索エンジンの機能を基本として、yahooのような情報ポータルサイトの機能も持ち合わせている点が特徴です。

独自設計のため、綿密なSEO施策を取るのは難しくなっています。

国産アプリの強さはSNSアプリにも顕著に現れており、メッセージアプリのカカオトークが圧倒的なシェアを誇っています。

InstagramやFacebookのユーザーは拡大中ですが、現状ではまだまだカカオトークのユーザーが多い状況です。

世界で多くのユーザーを集めているTwitterシェアが極端に低い点も特徴的です。

関連リンク:NAVER攻略は韓国人旅行客誘致に必須!インバウンド対策で効果的な使い方とは?

今韓国で注目の「BAND」とは?

BANDは韓国NAVERの子会社「キャンプモバイル」が運営するSNSとしてスタートしましたが、2018年NAVERに吸収合併されました。

キャンプモバイルはカメラアプリのSNOWをリリースした会社でもあります。

「バンドで一つに束ねる」という意味合いからBANDと名付けられ、当初は大学生のいろいろなコミュティに向けてアプリが最適化されていきました。

その後、次第に小規模コミュティからの人気を獲得し、学校名を入力して同級生を探す「同級生探しの機能が実装されます。

その後、大きくユーザー数を伸ばし、現在ではビジネスコミュニケーションツールとしても利用されるようになりました。

当初はクローズド型コミュニティとして特定の人だけを招待してコミュニケーションを取るツールで、メンバーになるには、リーダーからの承認が必要でした。

その後、公開、非公開の選択ができるオープン型SNSへと進化を遂げ、多くのユーザーの獲得に成功したのです。

韓国では30代以上の層にBANDの人気が高まっています。カカオトークと並んで、韓国国内では知らない人がいないSNSへ成長しました。

LINEとはどう違う?

LINEとBANDは同じNAVERが運営するSNSですが、機能として異なる点は以下の2つです。

  • LINEは個人間での非公開コミュニケーションツール
  • BANDはグループごとのコミュニケーションに最適化

LINEのグループトークは、メンバー同士で非公開コミュニケーションを行う場所です。仲間になるにはID交換や招待が必須となっています。

一方でBANDは、ID交換がいらず非公開コミュニティでなければ基本的にすべての人へ公開されます。

検索機能を使ってコミュニティに参加したり、勉強や仕事など、それぞれの目的に合わせてBANDを新設し、メンバーを集めたりすることも可能です。

写真やスケジュール管理、トーク履歴を探す時に、わざわざ履歴を遡る必要がない点も人気のポイントです。

韓国において、SNSマーケティングを成功させるポイント3つ

韓国でマーケティングを成功させるには、韓国特有のSNS事情を正しく把握することです。

韓国SNSを活用したオンラインマーケティングの成功には、以下3つのポイントを抑えておきましょう。

①韓国のネットユーザーの嗜好や特徴を把握する

韓国のネットユーザーの特徴は、幅広い世代がスマホやインターネットを使いこなしている点です。2018年の調査では、60歳代のインターネット利用率は9割近くに及ぶというデータも出ています。

また、全世代に渡って動画視聴の時間が長いこともわかりました。

以前は、Googleなど検索エンジンでの検索が一般的でしたが、最近ではSNS検索が主流になりつつあります。その中でも韓国では、You Tubeを使った検索が盛んです。特に若年層では、You Tube検索の傾向が強くみられる点も特徴的です。

②韓国で人気のあるSNSで自社アカウントを運用する

韓国であらたにビジネスを始めたい場合、韓国でよく利用されている人気のSNSでアカウントを開設しましょう。世代によって利用されているSNSに違いがあるため、ターゲット層に合ったSNSを選ぶようにしましょう。

SNSを上手く活用できれば、多くの世代へ効率よくアプローチできるでしょう。

③韓国インフルエンサーを起用する

インフルエンサーを効果的に活用し、集客を拡大するための具体的な手法を知りたい方は、専用の資料【訪日韓国人集客の鉄則 – NAVERブロガーで9年間成功し続けているノウハウ公開】をご一読ください。資料はこちらからお受け取りいただけます。

韓国では中国と同様にインフルエンサーの影響力が甚大です。企業の宣伝よりも、インフルエンサーの発信や友達の口コミを信用する傾向があります。

特に韓国マーケットに新規参入する場合、なおさらインフルエンサーの力が必要となるでしょう。

インフルエンサー起用の成功事例など、事前によく調べて、商品にマッチするインフルエンサーへオファーしましょう。

関連リンク:【2023年版】韓国で活躍するインフルエンサーをご紹介!強みや起用のポイントは?

韓国SNSマーケティングならLIFE PEPPER

LIFE PEPPERでは、難しいとされる海外へのビジネス展開をマーケティング分野から支援する会社です。

創業6年間の支援実績は600社以上。さまざまな要望に応えながら、国内外のマーケティングを成功へ導いてきました。

多くのマーケティングによって獲得したノウハウは、貴重なデータとして社内に蓄積。現在、数万件規模で外国人の動向を示すデータを保有しています。

社員50人のうち、約60%が帰国子女やバイリンガルです。50の提供できるサービスのうち、85%はLIFE PEPPER内で完結できるため、機動的かつ、低コストなマーケティングを実現しています。

海外へ向けてあらたな商圏を展開したいとお考えの人は、一度LIFE PEPPERへ相談してみてはいかがでしょうか。

関連リンク:韓国進出支援コンサルティング(Webマーケティング) – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援

韓国インフルエンサープロモーション – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援

まとめ

韓国市場でのオンラインマーケティング対策を計画中の方は、成功に秘訣を余すことなく説明した資料【訪日韓国人集客の鉄則 – NAVERブロガーで9年間成功し続けているノウハウ公開】のダウンロードをお勧めします。詳しくは、こちらからご確認ください。

韓国は世界に先駆けて、ネットインフラを構築してきた、サイバー国家です。

国内アプリに人気が集中しており、中国やロシアと同様に海外のITツールが浸透しにくい土壌があります。

韓国でオンラインマーケティングを成功させるには、韓国でよく使われているアプリを把握し、トレンドや国民の嗜好を掴む必要があります。

日本国内とSNS事情が大きく異なるため、同じ感覚で取り組むと失敗する可能性が高くなります。

専門の会社へ依頼することも考え、事前によく計画を建ててマーケティングに臨みましょう。

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