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伸びざかり!ベトナムに積極的にマーケティングをすべき理由

海外マーケティングをする際に力を入れるべき国はどこだろうと悩むマーケターや会社も多いのではないでしょうか。

実はベトナムは海外市場でもポテンシャルの高いマーケティング先の1つです。ベトナムは社会主義国で色々マーケティングも難しそうなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

確かにベトナムは中国やタイ、台湾などに比べると開拓されていない分、マーケティングや市場開拓が難しい国かもしれません。

しかしベトナム市場には高いポテンシャルがあります。本記事ではベトナムの概要や基礎知識、並びにマーケティング先として有望な理由と現在のベトナムの広告市場について解説します。

ベトナムの概要

ベトナムの基礎知識

ベトナムの正式名称はベトナム社会主義共和国です。東南アジアおインドシナ半島の東部に位置しています。

中華人民共和国・ラオス・カンボジアと国境を隣接しています。首都はハノイです。一方で最大の都市はベトナムの南方にあるホーチミンシティ。

通貨はベトナムドンが流通しています。人口は約9500万人。公用語はベトナム語。宗教は仏教が中心ですがカトリックや新興宗教のカオダイ教等も信仰されています。

ベトナム人の国民性

ベトナム人の一般的な国民性として向上心・向学心が旺盛なことが挙げられます。勤勉な国民性で学習意欲も豊富です。

また面子を重んじる文化のため人前で批判や注意をすることは避けた方が無難です。女性の社会進出が進んでいる国でもあります。また長期的な展望よりも目の前のことを大切にする国民性。

一般論ですがビジネスパートナーや顧客としてベトナム人と接する機会があれば覚えておくと良いでしょう。

ベトナムがマーケティング先として有望な3つの理由

理由1:ベトナム人の留学生・技能実習生が近年、増加中

最近、日本に来る留学生の中心は中国人や韓国人ではなくベトナム人であることをご存知でしょうか。

日本語学校の多くの生徒は現在ベトナム人です。実は中国や韓国は経済成長したため経済的なステップアップのための留学を日本でする必要が今はないのです。

そこで日本企業や日本語学校はベトナム人を働き手や学生として積極的に誘致するようになりました。ベトナムは経済成長していますが発展途上です。

日本留学や就職に魅力を感じるベトナム人が日本留学や技能実習生として日本に働きに出ることが近年、増えました。そのためベトナム人にとって日本はとても身近な国になっています。

ベトナム人にとって日本は遊びに来るだけではなく学び・働く国でもあるのです。

理由2:ベトナムは人口も多く若者が多いためポテンシャルがある

ベトナムの人口は約9500万人。世界で13番目。日本よりも少ないですが、それでも同じ東南アジアのタイやマレーシアに比べると人口は多めです。

そして特筆すべきはベトナムの人口ピラミッドです。ベトナムは平均年齢が若く30代前半。人口の約6割が34歳未満。

日本に比べ若い世代を中心に構成されているため今後しばらくは現役世代の生産人口の割合が高めです。

現役で働いている活発な世代がベトナムには多くビジネスでも消費でも経済が活発。高齢者の割合が多い日本とは対照的です。

理由3:タイを抜いてインドシナ半島最大の輸出国になったベトナム

ベトナムは共産党一党独裁を維持しつつも市場経済化を進めてきました。そしてインフラを整備し工業化を進めました。

そして外資企業の多くが携帯電話などの生産拠点をベトナムに設立してエレクトロニクス関連を中心に輸出が増加。

現在ではタイを抜いてインドシナ半島最大の輸出国となりました。ひと昔前の中国と同様ベトナムは現在、経済成長中。

日系企業の関心も高まっておりベトナムに続々と進出しています。経済成長と日系企業の進出によってベトナムのマーケティング先としての魅力には追い風が吹いています。

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ベトナム人にリーチするマーケティングとは?

テレビCMが大きいがデジタルマーケティングが伸びている

ベトナムの広告市場ではテレビCMが一番、企業がお金を払うメディアになっています。ベトナムの広告費用の8割以上がテレビCM。ベトナムのマーケティングの世界でも、まだまだテレビメディアの存在は大きいです。

しかし近年のベトナムはスマートフォンの普及に伴いデジタルシフトが進みました。依然テレビCMの影響力が大きいベトナムですがデジタルマーケティングでリーチできる層も急拡大しています。

SNS・Facebook広告が有効

ベトナムではFacebookが人気です。ベトナム国内だけでも5000万人以上が利用しているという試算まであります。

Facebook依存が社会問題になるほどベトナム人はFacebookを活用しています。日々Facebookでニュースをチェックしたり、友人の「いいね」がついた情報を確認したり、写真や動画を自らアップロードしたりすることが当たり前です。

つまりSNS上に広告を配信すればベトナムの現役世代のかなりの割合にリーチできる可能性があります。FacebookならテレビCMよりも気軽に低予算で広告を届けることができます。

SNSを積極的に使う現在のベトナム人にはSNSマーケティングが有効です。

ベトナム人はYoutubeが好き

ベトナムではオンラインストリーミング動画も人気です。代表的なのはYoutube。

ベトナム人のYoutubeの視聴時間が世界でもトップ10に入ったというGoogleの公式発表もありました。

ここまでYoutubeが盛んですと広告プラットホームとしてのYoutubeもマーケターにとって魅力なのではないでしょうか。

テレビCMよりも低予算で多くのベトナム人に広告をリーチできる可能性があるからです。

日本でもブログメディアやアフィリエイトよりもYoutubeの方が広告プラットホームとして将来性があるのではと叫ばれていますが、ベトナムでもオンラインストリーミング動画からマーケティングが効果的になる可能性があります。

ベトナムは信頼の国。信頼を地道に築かなければならない難しさ

ベトナムは人と人との信頼を重んじる国です。広くリーチできるデジタルマーケティングも効果はありますが、人の口コミや信頼関係も重要です。

ベトナム人に広告を届けるだけではなく信頼を築いていくことで、本当の意味で届けたい商品やサービスをベトナムで根付かせることができます。

単に情報を届ければ終わりではなくベトナムでビジネスをするためには、ベトナムでの信用を地道に築かなければいけない難しさがあります。

訪日ベトナム人の信頼を勝ちとれるかもマーケティングの課題

現在、日本にも多くのベトナム人が留学や仕事で訪日しています。ベトナムでマーケティングをする場合、日本国内にいるベトナム人にもリーチできる方が望ましいのではないでしょうか。

国境を越えてSNSでベトナム人に情報はすぐに広まります。日本国内で評判の悪いモノやサービスは日本在住のベトナム人にすぐに共有されてしまいます。

逆に日本国内でも評判の良いモノやサービスもSNSや口コミを通してベトナム人同士ですぐに話題になるのです。

例えばベトナム人を技能実習生として活用している企業の中にはベトナム人に評判の悪い企業もあります。そういった悪評が立つと企業もベトナム人から敬遠されがちになります。

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ベトナムの中の日本

最後にベトナムの中の日本を見てみましょう。ベトナムでは日本メーカーのバイクが走り、日本の大型ショッピングモールも次々に建設され多くの人で賑わっています。

また日本食ブームでベトナムの都市を探せば日本食が食べられるところを探すのも難しくありません。日本のコンテンツはベトナムでも広く受け入れられています。良いサービスやモノはしっかりベトナムに根付いています。

まとめ

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ベトナムはマーケティング先として有望な国の1つです。訪日ベトナム人の増加・ベトナムの経済成長・若い世代が中心であることなどビジネス・マーケティングをするうえで追い風が吹いています。

ベトナムならではの難しさもある反面、マーケティングの対象としてポテンシャルの高さがあります。デジタルマーケティングの市場も拡大中。低予算でリーチできるSNSやYoutube広告の効果が期待できます。

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