拼多多とは?サービスの概要や現状・利用のメリットなどを解説!

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コロナ禍の真っ只中にあっても、越境ECは販売数を伸ばしています。JETROによると、中国向け越境ECではコロナの影響が「特にない」と回答する企業もあるほか、物流にも特段の影響はないといいます。

これを受けて、海外戦略を越境ECメインに切り替えようと検討中の経営者・担当者の方もいらっしゃるのでは。

そこで重要なのが出店先のプラットフォーム選びですが、その一つである「拼多多」をご存知でしょうか?近年、急成長しているサービスで、2019年に京東(JD)を抜いて中国第2位に躍り出ました。ここへ出店する・しないに関わらず、情報は押さえておくべきですね。

そんな拼多多について、本記事ではその概要や現状、利用のメリット、そして登録方法などを解説します。

拼多多とは?日本語の読み方は?

「拼多多」は中国のECプラットフォームで、共同購入のシステムが特徴です。

2015年にできたばかりの新しいサービスですが、それからわずか2年で1億人のユーザーを獲。今やアリババや京東を脅かすほどにまで成長しました。

拼多多の日本語での読み方は「ピンドゥオドゥオ」または「ピンドウドウ」です。慣れないと、少し呼びにくいかもしれません。

中国で第2位のECサービスに!拼多多の現状

次に、拼多多の現状を解説します。

年間ユーザー数は約6億人

拼多多の2019年の年間ユーザ数は、前年より1億6,700万人増え、5億8,520万人に達しました。これは中国第2位の規模で、サービスリリース後たった4年でというのは驚異的ですね。

ちなみに、同国最大のECであるアリババのユーザー数は7億1,100万人と、まだ1億人以上の差があります。ただ、ここまでにアリババは20年かかりました。それをはるかに凌ぐペースで成長しているのです。

参照:36Kr Japan/共同購入EC「拼多多」、設立5年以内でGMV15兆円の大台に乗る アリババより14年速い達成

流通取引総額は伸び悩み中

拼多多の年間流通取引総額は、2019年に8,402億元(約13兆円)となりました。

伸びてはいるものの、上には京東(26兆円)とアリババ(108兆円)が控えています。拼多多は、ユーザー数では京東に勝っているにもかかわらず、取引額は半分。アリババとの差は歴然です。原因は後述しますが、売上増は大きな課題といえますね。

参照:36Kr Japan/圧倒的王者アリババに立ち向かう京東と拼多多 3社の業績データ比較

メインターゲットは三・四級都市在住者や中所得者

拼多多の顧客のうち、65%が三・四級都市在住者や中所得者。つまり、発展途上にある地方都市の人々をメインターゲットとしているのです。

アリババや京東は、北京や上海といった一・二級都市の高所得者をターゲットにしていました。一方で拼多多は、競合の穴を突いたビジネスモデルで顧客を急激に増やしています。

ただ、このビジネスモデルは、ユーザー数のわりに流通取引総額が伸びないという前掲の課題の原因にもなっています。リピーター確保や高所得者へのアプローチが、今後は必要になるでしょう。

参照:36Kr Japan/圧倒的王者アリババに立ち向かう京東と拼多多 3社の業績データ比較

アリババとの競争が激化中〜二选一〜

破竹の勢いで成長する拼多多ですが、現在、アリババとの競争が激化しています。

それを象徴するのが「二选一(二者択一)」を巡る対立です。アリババ運営は、アリババに出店するショップに対して他のECプラットフォームの利用禁止を言い渡しました。――アリババか他のプラットフォームか?この二者択一を迫る措置について、拼多多側はアリババを痛烈に批判。アリババによる同様の圧力は、今後も続く可能性があります。

また、アリババは共同購入サービス「聚劃算(Juhuasuan)」、廉価商品ショップ「淘宝特価版」を発表し、地方都市のユーザー獲得にも注力しはじめました。

今後は越境ECでも、両社の競争が激しくなるとみられます。日本の事業者も、動向を注視しなければなりません。

参照:36Kr Japan/拼多多、流通取引総額が京東を超え、アリババとの全面戦争へ
参照2:36Kr Japan/圧倒的王者アリババに立ち向かう京東と拼多多 3社の業績データ比較

越境ECに拼多多を利用しよう!そのメリットとは?

中国向け越境ECのプラットフォームに拼多多を活用するメリットには、どんなものがあるのでしょうか。解説していきますね。

中国第2位の販売力を利用できる

1つ目は、中国第2位の販売力を利用できること。年間6億人近くのアクティブユーザーは、販路として非常に魅力的です。中国の人口を考えれば、まだまだユーザー数は伸びるでしょう。

しかも、自社で集客する手間と費用を大幅に抑えながら販路拡大ができるのです。プラットフォームの集客力に乗っかれる点は大きなメリットといえますね。

SNSでの拡散力も利用できる

2つ目は、SNSでの拡散力を利用できること。

拼多多は、購入者が多いほど価格が下がる共同購入システムをとっています。なので、ユーザーは共同購入者を募るために、WeChatやWeiboといったSNSで商品情報を拡散するのです。

出品者からすれば、自動で宣伝してくれるといえます。自社やプラットフォームだけではリーチできない層へも情報を届けられるため、SNSの拡散力は現代のECマーケにおいて欠かせません。

拼多多の登録方法

ここからは、販売者として拼多多に登録する方法を解説します。

*アカウント開設自体に費用はかかりません

公式サイトにアクセスし、「商家入驻」をクリックしてください

下の画面が表示されるので、右枠に中国国内の携帯電話番号を登録。その後、携帯に送られた認証コードを入力し、「0元入驻」をクリックします

画面が移るので、そこで必要事項を記入します

営業許可証などの資料を提出すれば完了です。審査に通過すれば販売用のアカウントが開設されます

まとめ:拼多多で越境ECの新規販路を開拓!

今回は拼多多について、サービスの概要や現状、利用のメリットなどを解説してきました。

破竹の勢いでアリババを猛追する拼多多。両社の競争は、越境EC事業者にとって目が話せない旬な関心事です。動向に変化があり次第、また追ってお知らせしますね。

いずれにせよ、膨大なユーザーを抱える拼多多は、販路拡大の手段として有力な選択肢です。拼多多ユーザーと自社の商材が合うかどうかも含め、ぜひ利用を検討してみてください。


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