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【最新】海外の検索エンジンランキング24選 世界と日本を徹底比較

日本と同様、海外のどの様な国でも検索エンジンは日常的に利用されています。そして、検索エンジンを効果的に活用し、ユーザーを集客するマーケティング手法(海外リスティング広告や海外SEOなど)はどの様な国でも、プロモーションの非常に重要な施策になっております。

そのため、世界各国で何の検索エンジンが最も利用され、その特性を理解することは海外プロモーションにおける重要なステップになります。

本記事では、海外の検索エンジンシェアのランキングから、世界各国の検索エンジンの紹介を行います。最後には検索エンジンの仕組みについても解説するので最後まで読み進めてください。

そもそも検索サイト・検索エンジンとは?

検索サイト・検索エンジンは、インターネット上の情報を探すためのツールです。普段利用しているGoogleやBing、Yahooなどは、代表的な検索エンジンです。検索エンジンは、膨大なウェブページやオンラインコンテンツを検索し、関連性の高い結果を提供します。

主な仕組みは、まず検索エンジンがウェブページを収集するために「クローラー」と呼ばれるプログラムを使用します。クローラーは、インターネット上のリンクをたどりながらウェブページを収集し、検索エンジンのデータベースに保存可能です。

次に、検索エンジンは収集されたデータを「インデックス」と呼ばれる形式に整理します。インデックスにはキーワードやフレーズとそれに対応するウェブページの情報が含まれており、これによって検索エンジンはキーワードに基づいて関連性の高いページの発見が可能です。

ユーザーが検索エンジンにクエリ(検索キーワード)を入力すると、検索エンジンはインデックスを検索し、関連性の高い結果を返します。検索エンジンは複数の要素を考慮して結果の順位付けを行い、最も関連性の高いページを上位に表示します。これにはキーワードの一致度やページの信頼性、リンクの数などが考慮されます。

各国の検索エンジンの特性やユーザーの検索行動を把握し、適切なキーワードやコンテンツ戦略を展開することで、ターゲット市場でのオンライン可視性の向上に繋がるでしょう。

検索エンジンごとのSEO対策

自サイトのSEO対策では、検索エンジンごとに異なるアプローチが必要です。

日本国内では、GoogleとYahoo!が主要なシェアを占めていますが、Googleの対策を優先することが一般的と言われています。なぜなら、Yahoo!もGoogleの検索エンジンを採用しているため、Googleに対応することで両方に対応できるからです。また、Bingも一定のシェアを持っているため、GoogleとYahoo!に次ぐ対策を行うとカバー範囲が広がります。

一方、海外展開をする場合は、ターゲットとする国・地域によって対策が異なります。まずは世界でのシェアが高いGoogleに対応することが必要です。しかし、特定の国・地域においては、他の検索サイトが支配的な場合もあります。そのため、対象とする国・地域ごとに主要な検索サイトを把握し、それぞれに対応した対策を行うことが重要です。

関連リンク:【2023年最新】海外SEOとは?日本との違い・注意点・コンテンツ作成のポイントを解説 – (株)LIFE PEPPER

関連リンク:英語のSEO対策を行うメリットは?成功に導くポイント6つ&コンテンツ作成の手順をご紹介 – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援

さらに詳しいSEO対策の事例や、弊社が支援可能な各国の施策については、会社概要・事例集・対応可能な国&施策まとめの資料セットをご覧ください。

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海外の検索エンジンシェアランキング

海外(世界)で利用者が検索エンジンをご紹介します。

ランキングは次の通りです。

1位:Google
2位:Bing
3位:Baidu
4位:​​Yahoo!
5位:YANDEX

一つずつ解説します。

1位Google

Googleは日本でも海外でもシェアNo.1の検索エンジンです。世界でのシェア率は91.42%、日本でのシェア率は75.59%となっています。

Googleは1998年に設立され、検索エンジンのサービスをはじめました。Googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」をミッションとしています。Googleの共同創設者であるラリー・ページとセルゲイ・ブリンが発案した特許技術である「ページランク」を利用してコンテンツの順位が決まっています。

現在では、Googleの検索エンジンのアルゴリズム対策を行なっている企業が数多く存在します。Googleのアルゴリズムは日々進化しているので、日々チェックを行い、改善する必要があります。

2位Bing

Bingはアメリカのマイクロソフト社が開発した検索エンジンです。世界でのシェア率は3.14%、日本でのシェア率は5.09%となっています。

「利用者の意思を決定する次世代の検索エンジン」をコンセプトとして開発されており、GoogleやYahoo!よりも情報のアップデートが早い傾向にあります。世界情勢の動きを速やかに反映した検索結果が大きな特徴です。

また、Googleと比較しても動画検索に優れた検索エンジンだと言えるでしょう。

マイクロソフト社が開発している検索エンジンなので、WindowsのPCではデフォルトの検索エンジンとしてインストールされています。今後さらにシェア率を伸ばす可能性のある検索エンジンです。

3位Baidu

Baiduは中国でトップのシェアを誇る検索エンジンです。中国では、「グレートファイアウォール」と呼ばれる政府の規制により、GoogleやYoutubeなどが利用できないため、中国独自のサービスが数多く存在します。その中でも、Baidoは中国国内でも76.9%のシェアを誇る検索エンジンです。

そのため、中国でSEO対策を行う場合には、一般的にBaidoでのSEO対策を意味します。デザインや機能はGoogleに似ています。

中国の検索エンジンについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

中国の主要検索エンジン完全網羅!百度(バイドゥ)・360(サンリュー)などを紹介

4位​​Yahoo!

Yahoo!はアメリカ発の検索エンジンです。日本では、Yahoo!JAPANという独立した検索エンジンが提供されており、日本国内のシェアは18.85%とGoogleに次いで2位となっています。世界でのシェア率は1.53%です。

Googleのような検索エンジンではなく、ニュースやショッピング、天気予報など様々な情報を集約したポータルサイトのような設計となっています。Yahoo!知恵袋やヤフオクなどのサービスも人気があります。

2011年からGoogleの検索システムを採用しているため、検索結果はGoogleと基本的には同じです。違いとしては、Yahoo!ニュースが表示されることなどが挙げられます。

5位YANDEX

YANDEXは、モスクワで設立されたロシアにおいてGoogleと人気を二分している検索エンジンです。世界でのシェアは0.92%、日本でのシェアは0.05%となっています。

ロシアやロシア語圏内では、Googleよりも便利に利用できる検索エンジンとして高く評価されています。ロシア語圏内は具体的に、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナ、トルコなどです。

「MatrixNet」という独自技術で検索結果を決定しているほかに、「Citation index」という外部リンク評価指標を利用しています。ロシア国内では、単なる検索エンジンではなく、広告市場の媒体としてトップに君臨しています。

6位DuckDuckGo

DuckDuckGoは、プライバシーを重視した検索エンジンで、2008年に設立され、個人情報の追跡や検索履歴の保存を行わないことが特徴です。匿名性を重視した検索結果を提供し、ユーザーのプライバシー保護を目指しています。

 

DuckDuckGoは、ユーザーの検索行動を追跡しないため、広告のパーソナライズ化やフィルターバブルの影響を受けにくいことが大きなメリットとして挙げられます。今後もプライバシーに焦点を当てた検索エンジンとして成長し、ユーザーのプライバシー意識の高まりに対応していくことが期待されています。

 

7位Sogou

Sogouは、中国の検索エンジンであり、2004年に設立されました。Sogouは、中国語の検索と入力法に特化しており、高度な自然言語処理技術を利用しています。

 

また、音声検索やAIアシスタントなどの機能も提供しており、ユーザーエクスペリエンスの向上を実現した検索エンジンの一つです。

 

Sogouは中国市場でのシェアを拡大し続け、今後も技術革新や戦略的な提携を通じて競争力を強化することが期待されています。AIやモバイル分野での成長が予想され、中国のインターネット市場において重要なプレーヤーとなるでしょう。

8位NAVER

NAVERは、韓国のポータルサイトであり、1999年に設立されました。NAVERは、韓国語の検索エンジンとして人気があり、検索結果の精度や多様な情報コンテンツが特徴です。

 

さらに、ユーザーによるコンテンツの投稿やQ&Aコミュニティなどのサービスも提供しています。

 

今後は、人工知能(AI)技術の活用やモバイル分野の強化などに注力し、検索エンジンとしての競争力を維持・向上させることが期待されています。また、グローバル市場にも進出し、国際的な成長を目指しています。

 

9位Ecosia

Ecosiaは、ドイツの検索エンジンであり、2009年に設立されました。Ecosiaは、検索広告の収益の一部を森林保護活動に寄付することを特徴としています。

 

ユーザーが検索するたびに木が植えられ、環境保護に貢献できます。また、プライバシーにも配慮し、広告表示を最小限に抑えています。Ecosiaは今後、利用者数の増加や森林保護プロジェクトの拡大を目指しており、環境への貢献を継続していくことを重要視しています。

 

10位CocCoc

CocCocは、ベトナムの検索エンジンであり、2013年に設立されました。CocCocは、ベトナムの特有の言語や文化に対応した検索エンジンを提供しています。

 

また、ベトナム国内のウェブサイトを優先的に検索し、高速な検索結果を提供することが特徴です。CocCocは今後、ユーザーの利便性を向上させるために機能やサービスの拡充を図る予定であり、ベトナムでのオンラインプレゼンスを一層強化していくことを目指しています。

海外の主要検索エンジンに対するマーケティングアプローチの事例については、こちらの資料セットからご覧いただけます。

会社概要・事例集・対応可能な国&施策まとめの3点資料セット

世界各国の検索エンジン24選

世界各国の検索エンジンについて紹介します。

今回紹介する国は次の通りです。

  • アメリカ
  • 中国
  • ベトナム
  • インド
  • 韓国
  • ドイツ
  • ロシア
  • イギリス
  • オランダ
  • フランス
  • アラブ首長国連邦
  • バングラディシュ
  • アイスランド
  • チェコ共和国
  • イスラエル
  • スウェーデン
  • スロベニア
  • スイス

一つずつ詳しく解説します。

アメリカ

アメリカで利用されている検索エンジンは次の通りです。

  • Ask.com
  • DuckDuckGo
    WebCrawler

一つずつ解説します。

①Ask.com

 Ask.comはアメリカで開発された検索エンジンです。2010年に検索エンジンの開発は終了しましたが、2022年現在でも利用することができます。

主に利用しているのはアメリカ国民ですが、多言語検索が可能となっているので、全世界で利用されています。

②DuckDuckGo

DuckDuckGoはアメリカで開発された検索エンジンです。DuckDuckGoは、プライバシー保護に特化した検索エンジンで、履歴が一切残らないという特徴があります。

そのため、プライバシー保護を重要視する人からの人気を集めている検索エンジンです。

③WebCrawler

WebCrawlerは、世界でトップシェアを誇るGoogleやYahoo!、Bingなどの検索結果を混合したメタ検索エンジンです。

GoogleやYahoo!と比較して、リスティング広告とランキング表示された検索結果の違いが明確なので、広告とそうではないものの区別が非常にわかりやすくなっています。

関連リンク:アメリカの検索エンジンシェアTOP3+α – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援

中国

中国の検索エンジンはBaiduが圧倒的なシェアを誇りますが、他にも検索エンジンがあります。中国国内の検索エンジンのシェア率は次のようになっています。

1位:Baidu(76.09%)
2位:Shenma(8.70%)
3位:Haosou(7.86%)
4位:Soguo Search(3.31%)
5位:Google(1.83%)

(引用元:Stat counter| https://gs.statcounter.com/)

「神马(シェンマ)」はモバイルに特化しており、「360搜索」はPCでの検索に強いという特徴があります。

こちらの記事で中国でのマーケティングのコツを解説しているので参考にしてください。

【2019年最新版】中国マーケティングのポイント!情報収集のコツもご紹介

また、中国の検索エンジンについて詳しく解説した記事もあります。

中国検索エンジン完全網羅!百度(バイドゥ)・360(サンリュー)・搜狗(ソゴウ)・神马(シェンマ)を解説

ベトナム

ベトナムには、Coc Cocと呼ばれる検索エンジンがあります。2013年にリリースされたベトナム初の検索エンジンで、ベトナム国内ではGoogleに次いで2位のシェア率(約6%)となっています。

インド

インドのムンバイに拠点を置くRediffという検索エンジンがあります。インド国内の検索エンジンのシェア率は、Googleが9割を超えているので、他の検索エンジンのシェア率は非常に低いですが、インドの人口は約14億人と突出しているので、今後シェアを伸ばす可能性があります。

バンガロール、ニューデリー、ニューヨークにオフィスを構えるなど、今後右肩上がりに成長していく可能性がある検索エンジンです。

韓国

韓国で利用されている検索エンジンは次の通りです。

  • Naver
  •  Daum

一つずつ解説します。

①Naver

Googleに次いで第2位のシェアを誇る検索エンジンがNaverです。Yahoo! Japanのように、Q&Aやショッピングなど独自サービスが検索結果に表示される仕組みとなっており、人気のある検索エンジンです。

韓国でマーケティングを行うには、Naverの攻略が必要不可欠です。

関連リンク:韓国No.1検索エンジンNAVERの登録方法解説! – (株)LIFE PEPPER|1000社の海外デジタルマーケティング支援

関連リンク:NAVER攻略は韓国人旅行客誘致に必須!インバウンド対策で効果的な使い方とは? – (株)LIFE PEPPER

②Daum

Google、Naverに次いで第3位のシェアを誇る検索エンジンがDaumです。シェア率は約10%となっていますが、カカオトークと連携し、カカオトークないの言葉に関する検索結果が表示されるなど注目が集まっています。

今後の成長が楽しみな検索エンジンです。

関連リンク:https://ishort.ink/cfBY

ドイツ

ドイツで利用されている検索エンジンは次の通りです。

  • Ecosia
  • Fireball
  • WEB.DE

一つずつ解説します。

①Ecosia

検索エンジンとエコを掛け合わせた新しいコンセプトの検索エンジンです。広告収入の80%を世界各国にある自然保護団体に寄付を行い、植樹活動を支援しています。

開発しているのはドイツのスタートアップ企業です。SDGsなどで環境に注目する人が増えていることから、ヨーロッパを中心にシェアが広がっています。

②Fireball

Fireballはドイツ語と英語で検索ができる検索エンジンです。1996年の設立された当初はドイツ国内で非常に高いシェアを誇っていましたが、Googleにシェアを奪われました。

2016年に検索エンジンサービスを独立させ、新しい独立した企業として再スタートを切ったので、今後が楽しみな検索エンジンです。

③WEB.DE

WEB.DEはドイツ発の検索エンジンで、Yahoo!のようにポータルサイトとしても人気があります。ウェブドットディーイーと読みます。

ロシア

ロシアで人気のある検索エンジンは、先ほど解説しましたが、YANDEXとなっています。ロシア国内でのシェア率は11.78%となっています。

Mozillaが2022年3月14日のアップデートで、検索エンジン「Yandex」とメールサービス「Mail.ru」を削除したことから世界で注目を浴びました。

イギリス

イギリスにはWolfram Alphaと呼ばれる論理物理学者が作成した知識検索エンジンがあります。通常の検索エンジンと異なり、数学に関連した質問の問いに回答するというユニークなシステムが基盤となっています。

この数学に関連した問いに回答するシステムを活用して検索エンジンのようなシステムができているので、1度触ってみてはいかがでしょうか。

オランダ

オランダで利用されている検索エンジンは次の通りです。

  • Startpage.com
  • Ilse

一つずつ解説します。

①Startpage.com

Startpage.comは「世界で最もプライベートな検索エンジン」をキャッチフレーズに人気を獲得している検索エンジンです。

アメリカのDuckDuckGoと似たコンセプトですが、Googleの検索結果を利用でき、Start Pageがプロキシとして機能するため履歴が残りません。そのため、Googleの検索エンジンを利用したいプライバシー保護に関心のある人々から人気があります。

②Ilse

Ilseはオランダで初めてできた検索エンジンです。オランダでは、GoogleとYahoo!のシェア率が99%を超えるので、ほとんど利用されていません。しかし、オランダ語に特化した検索エンジンなので利用する機会もあるようです。

フランス

フランスではQwantと呼ばれる検索エンジンが最近人気となっています。この検索エンジンはプライバシー保護に重点を置いており、フランス政府が利用を薦めています。

フランスをはじめとしたヨーロッパで人気が出てきている検索エンジンです。

アラブ首長国連邦

Maktoobはドバイに拠点をおく検索エンジンです。2009年にYahoo!に買収され、Yahoo!傘下の検索エンジンとなりましたが、アラビア語に特化した検索エンジンのため、アラビア語を公用語とする地域で人気があります。

バングラディシュ

Pipilikaはバングラディシュに拠点のある検索エンジンです。バングラディシュの公用語であるベンガル語と英語で検索できます。バングラディシュ初の検索エンジンでもあり、ベンガル語の検索結果を上位表示する仕組みから、ベンガル語を公用語とする人に人気があります。

アイスランド

Leit.isはアイスランド発の検索エンジンで、アイスランド語と英語で検索できます。アイスランド国内でトップシェアの検索エンジンはGoogleですが、Leit.isのシェアがGoogleに均衡しているとも言われており、今後のシェア率に注目が集まっています。

チェコ共和国

Seznamはチェコ共和国に拠点を置く検索エンジンです。チェコ共和国初めての検索エンジンとして注目を集めています。

チェコ共和国国内では、Googleと同じくらいシェアがあります。

イスラエル

Walla!はイスラエルで設計された検索エンジンです。ヘブライ語に対応しており、イスラエル国内でのシェア率は10%程度です。

イスラエルはスタートアップ大国なので、Googleのように世界でシェアを誇る検索エンジンが台頭する可能性もあります。今後に注目です。

スウェーデン

Egerinはスウェーデンに住んでいるクルド人によって設計された検索エンジンです。GoogleやYahoo!などの主要検索エンジンでは、クルド語を利用できない場合があり、クルド人が簡単に利用できる検索エンジンを作成したいという想いから設計された検索エンジンです。

検索で利用しているアルゴリズムはBingです。

スロベニア

Najdi.siはスロベニアで開発された検索エンジンです。スロベニアの母国語であるスロベニア語での検索に強いという特徴があり、スロベニア国内では多くの人に利用されています。

スイス

Search.chはスイス発の検索エンジンです。スイスの公用語の一つであるロマンシュ語での検索ができるという特徴があります。そのため、ロマンシュ語を公用語としている人から需要のある検索エンジンです。

検索エンジンの仕組みについて

ここまで検索エンジンの仕組みについて解説してきましたが、検索エンジンの仕組みについても合わせて解説します。今回開設するのは次の3つの仕組みについてです。

  • クローリング
  • インデックス
  • ランキング

一つずつ解説します。

クローリング

クローリングは、クローラーと呼ばれる検索エンジンのプログラムがネットの情報を集めることを指します。サイトをインターネット上で後悔した時に、クローラーがクローリングしにきますが、いつ来るかはわかりません。

もし、早くクローラーに巡回に来て欲しい場合は、「Google Search Cosole」を利用してクローリングをリクエストすることができます。

インデックス

インデックスは、クローリングして集めたサイトの情報をデータベースの登録することを指します。サイトの構造に問題があったり、Googleからペナルティを受けている場合はインデックスされない場合もあります。

しかし、ペナルティが原因でインデックスされないサイトも、他の検索エンジンではインデックスされます。

ランキング

インデックスされたサイトは、検索エンジンのアルゴリズムによって検索順位をランキングします。順位を決めるアルゴリズムは公開されていないので、多くの企業や人が日々分析を行なっています。明らかになっているのは、ユーザーのニーズを満たすサイトが上位表示されるということです。そのため、サイトを公開する人はユーザーの検索意図を考えながらコンテンツを作成しています。

海外検索エンジンを活用するコツ

前述の通り、確かにGoogleが海外各国に占める検索エンジンシェアは非常に高い。ただし、だからと言って、Googleのみに対し、海外プロモーションを実施するということにはなりません。上記ランキングの通り、世界的なシェアを見た時に、他にもシェアの高い検索エンジンが多く、且つ特定の国ではシェアが高い、その国特有の検索エンジンも多くあります。

ローカル検索エンジンの特徴を理解する

台湾や香港、日本など一部のアジア圏の国ではYahoo!が50%近くのシェアを占めており、Googleだけが利用されているわけではありません。Bing なども一部の国のホワイトカラー層では大きなシェアを占めております。また、中国では百度(Baidu)、韓国では Naver、ロシアでは Yandex、ベトナムでは CocCocなど、一部の国では独自の検索エンジンが開発され、その国で圧倒的なシェアを占めています。

ローカル検索エンジンの制覇こそが「カギ」

別途細かい検索エンジンの説明をさせていただきますが、海外プロモーションで重要なポイントは対象となる国の検索エンジン事情について理解し、最適な戦略を取るということです。特にローカルな検索エンジンがある場合、そこには大きなチャンスがあると考えても良いです。何故なら、広告主が集中し、広告単価が高まるメインの検索エンジンと比較し、あまり知られていない検索エンジンは広告単価が安い傾向があるからです。早目に参入し、広告運用ノウハウを蓄積することができれば、中々競合に追い抜かれることはありません。

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まとめ

本記事では、海外の検索エンジンシェアのランキングから、世界各国の検索エンジンの紹介、検索エンジンの仕組みについて解説しました。

検索エンジンにはそれぞれコンセプトや特化した言語などがあるものの、ユーザーファーストなコンテンツを上位表示させるということは共通しています。

そのため、SEO対策をしてコンテンツを上位表示させたい場合はユーザーファーストを意識しましょう。ただ、国によってSEO対策にはコツがあります。もし、海外でのSEO対策をしたいとお考えなら、LIFE PEPPERにご相談ください。

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