海外SEO 成功秘訣を徹底解説ーアメリカ、韓国、中国、台湾ー | グローバルデジタルマーケティングのLIFE PEPPER

海外SEO 成功秘訣を徹底解説ーアメリカ、韓国、中国、台湾ー

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海外に対して越境ECや、インバウンドでサービスを行う場合、国ごとの検索エンジンに対してSEO対策を行い、そこで上位表示を狙うことが重要になってきます。

しかし、国内のSEO対策に関する情報はかなり公開されている一方、海外SEOの情報はなかなかわからないという方が多いのではないのでしょうか?

今回は、海外SEOにおいて重要な市場であるアメリカ、韓国、中国、台湾について解説させていただきます。

インフルエンサーを活用したSEO対策で月間売上2500万円を達成した事例も紹介するので、海外SEOに本気で取り組みたい人はぜひ参考にしてください。

海外SEOをするための注意点

まず、各国ごとの状況についてお話する前に、海外SEOの基本的な考え方についてお話させていただきます。

多言語サイトはURLを分けることが必要

海外の検索エンジンで特定のキーワードで上位に表示されるためには、多言語を使用しているページは言語ごとにサイトのドメインURLを分ける必要があります。

ドメインURLを分けず同じページ内で多言語の表記を書き分けた場合、現状の検索エンジンでは評価が下がってしまい、検索順位も低くなってしまいます。

 

読み手としても、複数言語で表示されたページは読みづらく、利便性も悪いですよね。

 

そのため、同一の内容でいくつかの言語を使ってコンテンツを作成する際には、ページのURLを変えて言語ごとにページを用意します。

言語ごとにページを用意することでより効果を出すことができます。例えば次のような形でURLを設定してください。

・ドメインを国ごとに変える(example.ie)
・サブドメインを国ごとに変える(de.example.com)
・サブディレクトリで分ける(example.com/de/)

サーバーは各国ごとに置く方がよい

海外SEOでは、サーバーをどこの国に置くかが重要です。

サイトが自国のサーバーにあることで、検索エンジンの評価が上がりやすくなります

また、サーバーがどこにあるかはサイトの表示速度にも影響します。

サイトの表示速度が遅いと読み手が離脱するだけでなく、検索順位も下がってしまいます。

海外SEOをするなら、AWSAzureといったクラウドサービスを活用しましょう。世界中いずれの国にも対応でき、国ごとにサーバーを契約する必要もないため、管理の手間も削減できます。

 

国別コードトップレベルドメイン名を利用する

海外SEOを見据えて国ごとにドメインを取得するのならば、国コードトップレベルドメインの取得がおすすめです。

国コードトップレベルドメインとはその国のコードに基づいたトップレベルのドメインのことで、日本の場合は「.jp」となります。

Googleのような検索エンジンはこの国コードトップレベルドメインからどの国を対象としたサイトなのかを判断しています。

海外のSEOにおいては、対象の国ごとにドメインを取得する際に国コードトップレベルドメインにしたほうが上位表示されやすくなります。

国コードトップレベルドメイン名については以下のサイトに掲載されています。

List of Internet top-level domains 

また、共通のドメインで各国のサイトを運用する場合、「.com」など、どの国でも利用されているドメインを利用したほうがよいでしょう。

海外SEO事情①アメリカ

アメリカはGoogle発祥の地であり、世界最高のSEO激戦区です。

基本的にSEO対策において日本と類似した点が多いのがアメリカの特徴です。しかし更に効果的な運用をするためには、アメリカの最新情報に基づいたSEO対策を行う必要があります。

アメリカでは、企業の45%以上が毎月2万ドル以上をSEO対策に支出しており(*1)、これは既にSEOで上位を獲得するためには非常に高レベルな水準のSEOが要求されるようになってきていることを示しています。

*1 The 2017 State of Enterprise SEO Report

コンテンツSEOが重要に

SEO対策に関心があるなら、パンダアップデートについてどこかで耳にしたことがあると思います。パンダアップデートとは、Googleがサイトコンテンツの品質を独自に評価し、検索順位を上昇・下降させるアルゴリズムで、欧米では2011年に導入されました。

パンダアップデートの特徴は次の2点です。

・サイトをコピーしただけのページや情報量の少ない低品質なページの順位を下げる
・研究結果や分析されたレポートなど、オリジナルなページは順位を上げる

パンダアップデートにより、コンテンツマーケティングの重要性が高まっています。アメリカではすでに90%以上もの企業がコンテンツマーケティングを取り入れた対策を行っています。

以前は検索キーワードをページ内に数多く表記したり、キーワードに関連するリンクを大量に貼ることで、特定のサイトを上位表示することが可能でした。しかし、パンダアップデートによって技巧的なSEO対策では効果が得られなくなりました。

今のGoogleは「キーワード」に対する「コンテンツ」の内容と質を重視するようになってきています。

ある意味、真面目に情報発信をしているサイトにとってはチャンスともいえます。

パンダアップデートによって、読者にとって意味のある情報を届けるコンテンツマーケティングが主流になってきています。

アメリカではすでに90%以上もの企業がコンテンツマーケティングを取り入れた対策を行っています。

 

ペンギンアップデートによる被リンク対策

2012年に導入されたペンギンアップデートは、人為的にリンク獲得が行われているサイトやSEOだけを目的とした意味のないリンク集サイトから大量のリンクが貼られていたサイトなどのランクを下げるというものです。

サイトへの被リンクを調べ、ネガティブなSEOがされていないかをチェックすることが望ましいです。『自社でリンクを購入する』以外でも、委託業者が人工リンクをつけてしまっていたり、他のサイトのスパムリンクに巻き込まれている(スパムリンクが怪しまれないように、他のサイトにもリンクを飛ばす手法)可能性などもあります。

被リンクのチェック方法としては、Googleサーチコンソールを利用し、「サイトへのリンク」から確認することができます。

テクニカルSEO(テクニカルな最適化)が主戦場

上述したThe 2017 State of Enterprise SEO Reportによれば、アメリカの企業のSEO担当者が最も重視するのは、テクニカルSEOであると述べています。テクニカルSEOとは、コンテンツが関連するキーワードやフレーズで高い順位を獲得しやすくするため、サイト構造を整理するなど、テクニカルな調整を行う最適化のことです。

テクニカルSEOには専門的な知識や技術が要求されるため、SEO後発国である日本国内の企業が自社で対応するには限界があります。

SEO対策については、最新情報を常に取得するためにも専門家と手を組んで取り組むことが重要です。

セマンティック検索への対応

これまでのキーワード検索から導き出された検索結果はキーワードの関連性から検索処理されるアルゴリズムでしたが、これからは「セマンティック検索」というアルゴリズムへと変わっていきます。

セマンティック検索とは、”ランクブレイン”と呼ばれる人工知能「AI」システムをベースとしたアルゴリズムです。「AI」による学習機能で得た膨大な検索クエリのデータを使い、ユーザーが入力した検索キーワードから、ユーザーが何の情報を求めているかを推測し、ユーザーが知りたいことを表示します。

ユーザーの検索意図をユーザーの行動や、位置等から推測し、検索結果が反映されるため、ユーザーにとって有益な情報を発信することがより重要視されていきます。

海外SEO事情②韓国

韓国における検索エンジンはNAVERが最もシェアが多く、SEO対策はNAVERを基準としなければなりません。一方で、NAVERはSEO対策がしにくい検索エンジンといわれており、その理由はその特殊な検索結果の表示の仕方にあります。

韓国NAVERでのSEOの特徴は「ブロック毎に表示される検索結果」

NAVERの大きな特徴として「全てのコンテンツに分類がされている」&「分類ごとに検索結果が分かれて表示される」という二つの特徴があります。

「혼자일본여행(日本ひとり旅)」という検索語で検索した際の検索結果をみてみましょう。

上の画像が実際の韓国NAVERでの検索結果となります。ご覧のとおり検索結果はカテゴリごとにブロック分けされており、この点においてNAVERは特殊なんです。検索するワードによってカテゴリの掲載順位は異なりますが、基本的にNAVERブログやカフェなどのNAVER社が運営するコンテンツが上位に表示されるため、企業それぞれのWEBサイトは最下層にある…ということも少なくありません。そのため、

これが韓国において一般的なSEOが通用しないといわれる大きな理由になります。

NAVERには全部で30を超えるカテゴリーが存在しており、検索する言葉によって出てくるカテゴリーが異なります。

NAVERのカテゴリー例

    • ・ブログ
        :NAVERブログというブログサービスを利用して執筆されたブログ
    • ・知識IN
        :NAVERの提供する知識というサービス内のコンテンツ。Yahoo!知恵袋のようなサービスで、今回の「혼자일본여행(日本ひとり旅)」というキーワードでは、これに関係するコンテンツが表示されています。

      ・NAVERショッピング

        :NAVERと提携している大手ECのコンテンツ。

      ・NAVERカフェ

        :NAVERが提供しているカフェと呼ばれるコミュニティーサービス。掲示板のようなサービスで、一般の人や企業が運営するカフェが多数存在します。

      ・サイト

        :企業が自作しているWEBサイト

ブログを活用したSEO対策が鍵

韓国インターネット振興院消費者調査より

こちらのデータは、多数あるカテゴリーの中で韓国人がどのカテゴリーを閲覧するのかを表したデータになります。そのため、サイトが表示される確率を直接的に表したデータではありませんが、検索の総数に対してWEBサイトはTOP5にさえランクインしないことがわかります。

したがって、韓国においてはブログを活用したSEO対策が重要になります。

ブログを用いたSEO対策の方法としては、こちらの記事に詳細がありますので、ぜひご覧ください。

これさえ読めば韓国SEO対策の基本をマスター!本当にできない?NAVERのSEO対策
韓国 SEO 対策サービス

海外SEO事情③中国

中国においては、Googleは利用することができず、百度(Baidu)が主要な検索エンジンとなっております。

GoogleとBaiduの違いは?

百度(baidu)では、比較的にGoogleに似た検索順位の評価手法を取っています。

例えば、タイトルや見出しに狙っているSEOキーワードを盛り込む点などは、基本的にGoogleと同様です。しかし、大きく違う点はmetaタグ情報が直接百度(baidu)で表示されるという点です。metaタグは、HTML ページのセクションに記載される情報であり、検索時に表示されるタイトルや説明分が該当します。

そのため、metaタグの設置は必須となります。Googleではランダムに表示される場合もあるため、自分でコントロールのできる百度(baidu)は説明文の表現でのA/Bテストに最適です。

中国のSEO対策においては、以下の記事も参考にしてください。

【2017年版】たったこれだけ!中国の百度SEO対策で必ずやるべきこと厳選3選!

中国のSEO対策のためにサイト作成時にするべきこと

サイトを作成した際に、SEO対策を行うためには中国独自の商慣行があり、その手順について説明します。

1.中国工信部へのWEBサイト登録申請

中国では国内で利用されるWEBサイトを一括で管理しており、適切にユーザーにサイトを表示させるためには中国工信部へのサイト構築申請を提出する必要があります。

中国工信部WEBサイト

2.百度(Baidu)へのサイトインデックス依頼

中国工信部への申請を終えたら、次は百度へのインデックス(検索エンジンへの登録)を依頼する必要があります。以下のURLより百度のインデックス依頼ページを訪れ、自社のWBサイトのURLを入力し、サイトの存在を百度(Baidu)に知らせてください。

百度(Baidu)インデックス依頼

3. サイトマップの送信

サイトマップと呼ばれる各WEBサイトの構造を示したファイルを作成し、百度に対して送信をしましょう。百度(baidu)がクロール(検索順位を修正するために必要な評価作業)を行う頻度はGoogleのクロールに比べ、頻度が低くなっています。そのため、サイトの変更を行った際にはこまめにサイトマップの再送信をお勧めします。

海外SEO事情④台湾

台湾において最も利用されている検索エンジンは、Google,次いでYahooと日本とほぼ同じ状況であるといえます。したがって、基本的なSEOの考え方自体は日本で同じであり、対策は同じ方針で問題ありません。しかしながら、台湾で実際に検索結果に表示されるコンテンツは日本とは少々様子が異なるようです。

台湾ではブログが上位表示

台湾で使われている検索エンジンを利用して検索を行うと、個人のブログが検索結果の大半を占めており、企業のコンテンツが少ないという特徴がおわかりいただけると思います。

台湾のSEOの結果が日本と異なる理由

では、何が「台湾ではブロガーの記事が上位表示されやすいという検索結果の違い」を生んでいるのでしょうか?

台湾では旅行をする時など、生活の様々な検索エンジンを利用するシーンで ブログを探すという検索習慣があります。これは、台湾最大手のPixnetと呼ばれるブログサービスが始まってから、多くのブロガーが生まれ、高品質な記事を更新するようになったためです。

それゆえに、先ほど説明したSEOの仕組みでは、ブログが最も品質が高いため「クリック率」が高く、文字数も膨大にあり「滞在時間」が長いため、台湾SEOはブログが席巻していると言えます。

Googleはこうしたユーザーの検索習慣の違いを踏まえ、検索結果にもその点を反映するアルゴリズムの調整を行っているためと思われます。したがって、企業もSEO上位を狙うためにはブログを中心にした記事コンテンツの作成を行うことが必要となります。

台湾人の口コミと台湾ブロガー文化は、歴史の集積。次の時代に備えを 【台湾文化探索シリーズ】
台湾人の7割が参考にする!台湾ブロガーの効力+ブログプロモーション事例3選

台湾ではFacebookの利用が活発なため検索比率が下降傾向

2017年の調査結果(*1)によると、台湾の人口約2350万人のうちFacebookの使用人数は1800万人、つまり、国の75%以上の人がFacebookを使っています。

ほとんどの人はFacebookで情報を発信するため、日本などと比較してWEB上に最新の情報が少なく、結果としてあまりサイトが更新されていないことが多くなっています。Facebookで誰かに質問する方が検索をするより頻度が高くなっています。しかも、Facebookでは即時に反応が返ってくるため、ますます自分で検索して調べる必要がなくなります。

したがって、台湾では今後SEO対策とともに、Facebookでのマーケティングが益々重要になっていくでしょう。

*1: Taiwan: social network penetration 2017 | Statistic

 

有名な海外SEOブログ

続いては、海外SEOに関して情報発信している有名なブログを2つ紹介します。海外SEOについて本気で学びたい人は参考にしてみてください。

海外SEO情報ブログ

 

海外SEO情報ブログは、海外SEOについての最新情報を発信している有名なブログです。SEO業界で有名な鈴木謙一さんが情報発信を行っており、専門用語も多いため中級者・上級者向きといえます。

 

Googleは、SMXと呼ばれるSEOに関する国際的な祭典を行っています。祭典への参加レポート記事もアップされているため、海外のSEO事情について最新情報を得ることができます。

 

本格的にSEOについて学びたいなら、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。

SEOラボ

 

SEOラボはSEOに関する情報を総合的に届けるサイトです。アルゴリズム変更など様々な情報をわかりやすい文体で紹介しており、海外SEOに関する情報もあります。

SEO対策の基礎知識やキーワード選定などカテゴリ分けされているためとっつきやすく、SEOにあまりなじみのない人が基本的な用語をおさえたい場合などにおすすめのサイトです。

 

まとめ

このように、アメリカ、中国、韓国、台湾のそれぞれの国においては、日本におけるSEO対策とはやり方や重視する点が異なることがわかりますね。

いずれにしても、従来のようなブラックハット的な手法ではなく、コンテンツを重視する傾向が強くなってきてり、各国ごとの消費者のニーズをつかんだ質の高い記事を作成していくことが各国共通になってきています。

海外SEOでは、この点を踏まえた対策をご検討ください。

 

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