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日本企業の韓国進出が重要視される理由とは韓国特有のビジネス事情成功事例とともにご紹介します

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近年、日本企業の海外進出事例が増え続けています。
そしてその中でも、進出先として韓国を選ぶ企業が多くあります。

ではたくさんの選択肢がある中で、なぜ多くの日本企業は韓国進出を決めるのでしょうか。
今回の記事では、韓国進出のメリットや主なマーケティング戦略、そして成功事例を含めて重要なポイントをご紹介していきます。

海外進出の重要性

まず始めに海外進出の重要性についてご紹介します。
なぜ近年、日本企業の海外進出が重要視され、業界問わず海外進出を果たす企業が増え続けているのでしょうか。

韓国進出の背景

海外進出の中でも、日本の隣国であり文化に馴染みのある韓国への進出企業が増えています。
まずはその背景について解説します。

国内市場の縮小

まず一つ目の要因として、国内市場の縮小があります。
日本は近年少子高齢化に伴う人口減少が続いています。

そして今後も人口が増えることはないと予想されています。
また人口が減るとそれだけ消費量は減るため、購買力も弱まっていくと考えられます。

このように、人口減少は市場の縮小と密接に関わっていて、人口減少が日本のマーケット縮小に直結します。
市場規模が小さくなると、企業側はそれだけ売り上げを伸ばすことが難しくなるため、近年多くの日本企業は利益拡大のために韓国進出を試みているのです。

日本の文化が馴染みやすい

二つ目に、日本の文化が馴染みやすいということです。
日本国内で韓国の食や音楽などの文化が流行し、多くの日本人に精通しているように、韓国国内でも日本の文化が馴染みやすいと言えます。

地理的に近い存在である日韓は、比較的文化の相違点が少ないため、互いの文化を受け入れやすいと言えます。
海外進出におけるマーケティングでは、進出国の文化や生活習慣にローカライズすることが重要であり、業務上労力のかかることです。

その点において、韓国進出の場合は他の国と比べて容易であると言えます。
ただし、商習慣の違いなどビジネス上気をつけなければならない点は多いため、事前に調査し気をつけるようにしましょう。

日本企業との協業を望む現地企業が多い

三つ目に、日本企業との協業を望む現地企業が多いということです。
外交レベルだと日韓の関係性が悪い場合もありますが、ビジネスレベルだと両国の関係は密な状態が続いています。

そのような中で、近年日本企業と協業したいと望む韓国企業の数が増えています。
そして独立行政法人のジェトロ(日本貿易振興機構)や一般企業などが、2企業のマッチング仲介を展開するなど、協業によるビジネス展開が多くなっているのです。

もちろん日本企業としても、現地企業と協業することは市場理解のサポートなど、韓国進出において足りない点を補うのに大きなメリットとなります。
このように韓国は日本企業にとってかなりビジネスのしやすい環境が整っていると言えるでしょう。

韓国進出のメリット

次に韓国進出のメリットについてご紹介します。
様々な海外進出先がある中で、韓国を選択することにはどのような利点があるのか、主に4つご紹介します。

ビジネスの拡大ができる

一つ目に、ビジネスの拡大ができるという点です。
これは韓国以外の海外進出でも言えることですが、海外に目を向けることでビジネス上多くのメリットがあります。

市場を広げることは、それだけより多くの人にリーチを広げることになるため、ブランド認知度向上や新規顧客獲得、販路拡大に繋がります。
しかし韓国進出の成功は、自社の力量だけでなく韓国市場の状況やニーズによって大きく変化します。

例えば、現地に強力な競合他社が勢揃いしている場合、自社が参入する余地は少ないと言えるでしょう。
逆に日本では飽和状態である商品・サービスでも、韓国ではまだ未開発で競合他社が少ない場合もあるでしょう。

その場合は、現地のニーズを理解した上で韓国市場に参入していくと、売上拡大を期待することができます。
しっかりと成果を出すためには、現地のニーズや状況などを事前に調査することが必要不可欠です。

インフラ環境が整備されている

二つ目に、インフラ環境が整備されているという点です。
特に韓国は、交通・電力などのハード面だけでなく、ITなどビジネスに必要なインフラがしっかり整っています。

実は、韓国は世界最高水準のインターネット普及率を誇ります。
2019年には人口の約96.16%がインターネットを使用していて、平均インターネット接続時間も世界最高を記録しています。

このようなことから、韓国は日本よりも早い段階からデジタル化が推進され、国民の多くがデジタルやインターネットに精通していると言えます。
力強いデジタル文化が構築されていることで、SNSやwebを活用したデジタルマーケティングのような効率的なマーケティング手法が可能となります。

参考:statista「Internet usage in South Korea – Statistics & Facts」https://www.statista.com/topics/2230/internet-usage-in-south-korea/#topicHeader__wrapper

参考:総務省「基本データと政策動向」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252120.html

日本と地理的に近い

三つ目に、日本と地理的に近いという点です。
デジタルマーケティングの場合、地理的に近いという点はそこまで重要ではないと思われるかもしれません。

しかしどのようなマーケティング手法であれ、事前の市場調査は必要不可欠です。
そして市場調査は、インターネットでの情報収集のみでは難しく、より多くの情報を得るには現地へ赴くことが必要です。

具体的には現地へ直接足を運び、現地ユーザーへインタビューすることでターゲットの生活習慣やニーズ、トレンドなど生の声を通して聞くことができます。
現地へ行くこと以外にも、現地サポーターと提携を組むことで情報収集を行うことも可能ですが、いざという時に距離が近いというのは大きなアドバンテージになるでしょう。

インバウンド事業が見込める

四つ目に、インバウンド事業が見込めるという点です。
元々訪日外国人の中で割合の高い韓国人ですが、日本企業が韓国国内で事業成功すると、インバウンド事業に発展することも期待できます。

現在は新型コロナウイルス感染症によって大きな影響が出ているインバウンド事業ですが、韓国進出によって自社に興味を持ってもらい、今後の新たな事業に繋げることができるでしょう。

韓国進出の注目すべきポイント

次に、韓国進出の注目すべきポイントについてご紹介します。

商習慣の違い

まず一つ目に、商習慣の違いです。
現地の商習慣に適応することは、海外進出において非常に重要です。

例えば、日本のビジネスにおいて当たり前とされるマナーや礼儀が、海外では当たり前でないということもあります。
また、日本にはないビジネスマナーやコミュニケーションのルールなどが、その国独自に存在する場合もあります。

特に韓国は、日本と似た文化を持つ一方で、全く異なる商習慣も持っています。
特に儒教色が色濃く残る韓国社会では、年配者や目上の人を立てる意識が日本以上に強いです。

社内・社外問わず、上下関係のマナーは日本以上に配慮しなければなりません。
また意思決定もトップダウン型で行われることがほとんどです。

そして紹介やコネを重視する傾向が日本よりも強く、ビジネスを円滑に進める上で人間関係の構築も必要不可欠です。
初めて韓国進出を行う場合は商習慣の違いを意識しながら、取引先や協業会社とコミュニケーションを取るようにしましょう。

WEBサービスなどの利用状況

二つ目に、WEBサービスなどの利用状況です。
先述したように、世界最高水準のインターネット普及率を誇る韓国では、多くのユーザーが活発にWEBサービスを活用しています。

その中でも最も利用率の高いソーシャルメディアは、Facebookです。
世界中のユーザーに利用され大規模なユーザー数を抱えるFacebookは、韓国でも多くの利用者数を誇ります。

また韓国では国内独自で発達したソーシャルメディアがいくつかあります。
その一つが、韓国のネイバー社が運営する韓国最大のポータルサイトNAVERです。

NEVERは、韓国国内でシェア率第1位を誇る検索エンジンです。
日本ではGoogleやYahoo!が検索エンジンとして有名ですが、韓国では「検索エンジンといえばNEVER」と言っても過言ではないほど、日常的に利用されています。

他にも、カカオトークは日本で多くの利用者を持つLINEと似た機能を持ち、韓国ユーザーから親しまれています。
このように、韓国は日本よりも早い段階からデジタル化が推進されたため、国民の多くがインターネットに精通していると言えます。

そして日本と隣国でありながらも、日韓では異なるデジタル文化が根付いているため、韓国進出の際には利用媒体に注意が必要です。

参考:statista「Most frequently used social media in South Korea in 2020」
https://www.statista.com/statistics/763748/south-korea-most-popular-social-media/

専門家・サポーターの確保

二つ目に、専門家・サポーターの確保です。
実際に韓国展開を進めていくと、自社では対応しきれない業務が出てくる場合もあります。

例えば韓国では一般的に韓国語が使われているため、言語の壁にぶつかることもあるでしょう。
簡単なものは翻訳機で対応できる場合もありますが、韓国人ユーザーに寄り添った言い回しや表現は翻訳機では実現が難しいです。

このような場合は、業務を専門家や現地サポーターに外注することがおすすめです。
業者の力を活用することで、自社の国内事業を含む他の業務にもしっかり注力しながら海外ビジネスを進めていくことができます。

委託費としてコストはかかるものの、韓国進出のノウハウがない方にとっては大変心強いサポーターとなるでしょう。
注意点としては、業者によって業務範囲や料金設定などが異なるため、どの業者に依頼するかは調べた上で慎重に検討するようにしましょう。

また、韓国進出によって実現したいゴールを明確に設定してから業者に依頼するようにしましょう。
失敗に陥る例として、業者とのコミュニケーションが円滑でないことが挙げられます。

これには、コミュニケーションの質や量の問題もありますが、それ以上に自社内でそもそもゴール設定が明確でないため、上手く業者に共有できていないケースがあります。
そしてゴール設定がはっきりしていないと、そのプロセスもゴールに対して効果的なものになりません。

業者に依頼する際は、全てをお任せしてしまうと結果的にノウハウが自社に蓄積されないままとなるため、しっかり情報共有とコミュニケーションを行いながら共に奔走するイメージで取り組みましょう。

韓国進出の形態

続いて、韓国進出の形態についてご紹介します。

現地法人の設立

一つ目に、現地法人の設立です。
現地法人とは、本社とは切り離された別の会社のことを指します。
そのため日本にある本社とは独立して投資を行い、それによって生じる利益は本社と関係なく自らの所得として申告する必要があります。

以前は海外からの投資に対する規制や制限が多く、支店という形でしか進出できないというケースも多くありました。
しかし現在は、韓国市場が外国資本の投資に対してもかなりオープンとなり、以前は煩雑であった現地法人の設立プロセスも簡素化しました。

現地法人の設立は、日本でなく韓国で法人登記をすることで現地法が適用されます。
支店に比べて事業に制限を受けることが少なく、認可や不動産取得などもスムーズに進むことが多いです。

また現地法人の場合、利益がそのまま現地法人の所得になるため、現地従業員のモチベーション低下が起こりにくいと言えます。
このようにコスト面でのメリットが多く、現地法人の設立を選択する企業が多くあります。

支店の設立

二つ目に、支店の設立です。
海外支店の設立は、国内に新たな支店を設立するのとほとんど変わりはありません。

拠点が韓国であっても日本の本社と同じ事業を行い、投資やそれによって生じるリスクも全て本社が請け負うことになります。
支店設立のメリットとしては、一つに支店設立までの手続きが比較的簡単であることです。

現地法人の設立プロセスは簡略化されましたが、支店設立と比べるとまだまだ面倒な点は多くあります。
支店設立の際は、定款や社内規定を現地の言語に翻訳するなどで済むため、現地法人設立よりも負担が少ないと言えます。

また支店は本社と同一経営なので、例え韓国支店で負債を抱えてしまったとしても、本社で発生した利益で損益を相殺することができます。
少し消極的な考えに思われるかもしれませんが、特に初めての海外進出だと負債が膨らみがちなので、企業にとっては重要であると言えます。

特に市場規模拡大を目的とした韓国進出であれば、リスクを最大限に抑えた支店設立が良いと言えるでしょう。

ECサイトの運営

三つ目に、ECサイトの運営です。
インターネットの普及拡大によって、世界のEC市場は大幅に拡大しています。

また主要のECモールでは、多言語化や翻訳機能の向上、安全な決済システムの発展などグローバルなユーザーに対応するようになってきています。
そのため現地法人や支店の設立を行わなくとも、WEB上で韓国進出を手軽に行えるようになりました。

ただし、ECサイトの運営といってもいくつか種類があります。
大きく分けると、大手ECモールに出店する場合と独自にECサイトを構築する場合の2つが挙げられます。

大手ECモールに出店する場合は韓国で開設ライセンスを取らずともすぐに出店することができますが、出店や取引に手数料が取られるというデメリットがあります。
また独自にECサイトを構築する場合は、手数料の心配はなくサイトもブランドイメージに合わせて自社でカスタマイズすることができますが、ECサイトの構築や運営にはかなりの労力とコストがかかります。

EC運営は、特に自社で1から構築する場合多くの専門知識やノウハウを必要とするため、早い段階から専門家のサポートを得るなど工夫するようにしましょう。

韓国進出のためのマーケティング手法

続いて、韓国進出のためのマーケティング手法についてご紹介します。
不特定多数のユーザーへのアプローチにはインターネットの活用が有効です。

今回はWEBマーケティングに絞って、主な3つの手法を解説します。

検索エンジン

まず一つ目に、検索エンジンを活用したマーケティング手法です。

先述の通り、韓国ではNAVERが検索エンジンとして主流となっています。
そこで、韓国向けにマーケティング戦略を立てるのが初めての方は、まずNAVERの特徴を把握し活用することをおすすめします。

NAVERを活用したマーケティングとしては、SEO対策よりもリスティング広告が中心となります。
理由としては、NAVERは独自のアルゴリズムを持っているため、GoogleやYahoo!で活用されるSEO対策では太刀打ちできないからです。

NAVERではNEVER広告と呼ばれるリスティング広告を、検索結果のページに配信することができます。
NAVER広告は検索した言葉に応じて広告を配信する、検索連動型広告です。

韓国進出を検討している場合は、まず始めにNAVER広告の配信を試してみると良いでしょう。

また、WEBマーケティングをより成功に近づけるには、自社の強み、他社との差別化をしっかり明確にすることと、プロモーション施策後に必ず効果測定をし改善することが重要です。
どれだけ広告配信を活発に行っても、自社の強みや差別化を図る点を明らかにしないと、ユーザーにも商品・サービスの魅力が伝わりません。

逆にその点を明らかにすることで、韓国人ユーザーに商品・サービスの魅力を理解してもらい、購入へと繋がるようになります。
しっかり目標を定め、その達成に向けて流れを一つひとつ丁寧にWEBマーケティングを行うようにしましょう。

SNS

二つ目に、SNSを活用したマーケティング手法です。
韓国で利用されるSNSはさまざまですが、今回はInstagramに着目してご紹介します。

Instagramは日本国内でも人気の高いSNSの一つですが、こちらはFacebook社が運営しているSNSです。
写真や動画の投稿をメインとし、比較的若年層のユーザーが多いという特徴があります。

SNSマーケティングで注意しなければならないのが、ターゲットに合わせて活用するSNSを選択するということと、SNSページのデザインや表現方法をローカライズするという点です。
Instagramは韓国でも広く多くのユーザーに活用されていますが、このような世界的なソーシャルサービスでも国によってはあまり利用されていないケースがあるので気をつけましょう。

そして、もっとユーザーの興味を引くために商品・サービスのプロモーションを韓国ユーザーを意識したものに変更しましょう。
企業側にとっては、写真や動画を投稿することでブランドの特徴をユーザーに伝えやすいため、プロモーションやマーケティング活動においてもInstagramはよく活用されています。

それに加え、韓国のトレンドやニーズ、嗜好を意識したページデザインに変更できると、より自社ブランドに対して好感を持ってくれるようになります。
またSNS活用最大の魅力は、ユーザーとの双方向コミュニケーションが可能となる点です。

普段直接会うことのできない韓国人ユーザーとも、SNSを通してコミュニケーションをすることができ、ユーザーからするとそれが自社の信頼や好感度に直結します。
また直接コミュニケーションを取ることで、韓国人ユーザーの新たなニーズが発見されることもあります。

ぜひ積極的にコミュニケーションを取り、商品・サービスに活かしていきましょう。

ECサイト

三つ目に、ECサイトを活用したマーケティング手法です。
今回はNAVERが提供している「NAVER SmartStore」を紹介します。

先述の通り、ECサイト運営にはいくつか方法がありますが、大手ECモールでの販売や自社独自のECサイト構築で上手くいかない場合も多くあります。
そこで、今回ご紹介する「NAVER SmartStore」は、韓国人ユーザーのほとんどが利用するNAVERと連携したECサイトであるため、多くの韓国人ユーザーを集客することができます。

またNAVERでの広告運用をしながら、見込み客を「NAVER SmartStore」に集客することができ、他のECサイト運営よりも韓国進出の場合は効率が良いと言えます。
さらに、低予算で運営をスタートできるだけでなく、手数料も大手ECモールよりも低く設定されているため、コスト面でもメリットが多いです。

このように、NAVERと連動しているからこそのメリットが多くある「NAVER SmartStore」は、韓国進出が初めてでECサイトでのマーケティングを行っていきたいという企業の方におすすめです。
他のWEBマーケティング手法と比べながら、自社の韓国進出の目的やニーズにあった方法を選びましょう。

韓国進出の成功事例

最後に、韓国進出の成功事例をご紹介します。

SK-Ⅱ

一つ目にご紹介するのは、日本の高級化粧品ブランドとして有名なSK-Ⅱです。
SK-ⅡはP&Gプレステージ合同会社というP&Gジャパンの子会社が販売する化粧品ブランドです。

SK-Ⅱの韓国進出成功のポイントとしては、一つにブランドの高級化です。
高級ブランドとして韓国人ユーザーにも認知してもらうため、日本での販売価格と同じ価格設定、そして百貨店や免税店のみで販売を開始しました。

一般店舗では販売しないことで、高価格帯化粧品ブランドの一員として確実に消費者を集めていきました。
また成功ポイントの二つ目に、広告です。

SK-Ⅱの広告では韓国で有名な女優をテレビCMに起用することで、韓国人ユーザーに親しみやすいブランド像を確立しました。
このように、多くの美容ブランドが韓国に参入する中で、SK-Ⅱは高級ブランドとしてのイメージを貫き韓国人ユーザーに根付かせました。

また、広告だけでなく現地支店を数店舗開店し、よりローカライズした戦略を活発に行っていきました。
そして実店舗とSNSなどのWEBマーケティングを組み合わせ、韓国人ユーザーとのコミュニケーションを重要視しました。

SK-Ⅱが行ったブランドイメージの確立、ローカライズ、コミュニケーションは、韓国に限らずどんな国に進出する際にも重要となります。
ぜひSK-Ⅱの事例を参考にしながら、ご紹介した成功ポイントを意識してマーケティングを実践してみましょう。

参考:P&G公式サイト(韓国版)
https://pg.co.kr

Shake Shack

二つ目にご紹介するのは、アメリカ・ニューヨーク発のハンバーガーブランド、Shake Shackです。
2016年に韓国で初出店を果たし、絶大な人気を博しました。

韓国外食フランチャイズ市場は参入障壁が高く、またハンバーガーブランドもロッテリアやマクドナルドのような企業が既に存在したため、参入は難しいとされていました。
しかし韓国進出に成功できた理由は、明確なターゲティングとマーケティング戦略にあります。

Shake Shackは韓国進出前から広告配信を始めていました。
ターゲットを10代から30代の若者とし、広告配信先もテレビのようなマスメディアではなく、若者がより目にする機会の多いインターネットに特化しました。

NAVER広告などを配信先とし、多くの韓国ユーザーに第1号店オープン前から認知を広げていました。
また、SK-Ⅱと同様にブランドの高級化を意識したブランディングを行いました。

これは、少し値段が高くても品質の良いものを選ぶ傾向にある韓国人の特性を考えた結果の戦略でもあります。
このように、積極的な広告配信だけでなく、韓国人ユーザーの特性や傾向を理解した上での考え抜かれた戦略によって、Shake Shackは韓国国内で大きく売り上げを伸ばしました。

おわりに

今回は日本企業の韓国進出に関して、その背景や成功ポイントなどをご紹介しました。
進出先がどこであれ、まずは自社のゴール設定やブランドイメージの確立、そしてターゲット国の市場調査が必要不可欠です。

そのような点を明らかにした上で、マーケティング戦略を行っていくようにしましょう。
また国内事業との両立や自社だけで全ての業務を行うことが難しい場合は、専門家や現地サポーターの力も借りるようにしましょう。


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