【事例付】多言語Webサイトで失敗しない秘訣!知っておくべき6つのポイント – グローバルデジタルマーケティングのLIFE PEPPER

【事例付】多言語Webサイトで失敗しない秘訣!知っておくべき6つのポイント

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最近は日本に訪れる外国人が増加しているということもあり、これまで外国の人をターゲットにしていなかったようなサービスもインバウンド対策の一環で多言語サイトを準備するのが一般的になりつつあります。

しかし、多言語Webサイトを作成に際し、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

「サイトを多言語対応したいけど何からすればいいのだろう」
「多言語Webサイトを作る際はどのような手順で作成するのだろう」
「多言語Webサイトの事例があれば知りたいな」

そこでこの記事では、これから多言語Webサイトを作成したいという方に向けて
・多言語サイト作成時の注意点
・多言語サイトを作成する際の6つのポイント
・多言語サイトの事例

以上3つを中心に紹介します。

この記事を読むことで、多言語サイト作成前に知っておきたい前提知識から具体的対策ポイント、多言語サイトを使い集客する上で気をつける点などを把握できます。

翻訳=多言語サイトではない

多言語サイトを作成するときに気を付けておくポイントは「翻訳=多言語サイト」ではないことを覚えておきましょう。

世の中には、翻訳で多言語に対応したWebサイトが多く存在します。

しかし外国人に訴求効果の高いWebサイトを作成するには、「海外向けのWebサイトを作る=Webサイトのコンテンツを翻訳する」という考えから抜け出すことが重要です。

日本語ページをそのまま翻訳してはいけない理由は以下の3つです。
・翻訳では読みにくい文章になってしう
・本来伝えたいことが、翻訳では伝わらない
・自動翻訳を使うとGoogleからスパム扱いされる可能性がある

翻訳では読みにくい文章になってしまう

英語版のサイトを閲覧した際、Google翻訳を使って日本語に翻訳したことが何度かあると思います。

しかしいざ読み進めると「なんとなく意味は分かるけれど、ちょっと読みにくいな」と感じた経験はないでしょうか?

翻訳で済ませようとすると、読者は同じような気持ちを抱いてしまいます。つまり読者にとって読みにくい文章になってしまいます。

例えばForbes社の記事タイトル”Japan’s Startups Are Innovating Inbound Tourism And Business With High Tech”(※)をGoogle翻訳すると、「ハイテクで日本の新興企業がインバウンド観光とビジネスを革新」と訳が出てきます。

題意は掴めますが、「日本のベンチャー企業がハイテク技術を用いてインバウンド観光とビジネスに革新を起こしている」という方が相応しいでしょう。

Google翻訳などを鵜呑みにせず、上手に活用することが望まれますね。

今インターネットの世界には多くのWebサイトが存在します。読者に選ばれるWebサイトを目指す上で、読者の使いやすさを考えることが重要になります。

まだまだ多言語サイトを翻訳のみの対応しているサイトが多いため、きちんと多言語サイトに対応すると競合となるWebサイトに差をつけることができます。

※:Mar 7, 2019, Japan’s Startups Are Innovating Inbound Tourism And Business With High Tech(Forbes)

本来伝えたいことが翻訳では伝わらない

日本語から英語に翻訳したときに、こちらが意図した意味で伝わらないことがよくあります。

必ずしも日本語=英語ではないことや、英語に翻訳できない日本語多く存在するという理由があります。

特に日本発祥のものや日本文化を説明したい場合は翻訳する英語がなく、本来伝えたい意味に変換されないことが多くあります。

本来伝えたい意味と異なる例として、「抹茶」があります。外国人に有名なので「Matcha」で伝わる場合が多いので問題ないですが、翻訳すると「Green tea」に変換されます。

「Green tea」の場合は「緑茶」という意味になってしまうので、本来伝えたい意味に変換されません。

この問題を解決するためには、「海外文化と双方を理解する人」に多言語サイト用のコンテンツを作成してもらうことがポイントです。

最近は、クラウドソーシングサービス(※)で簡単に探すことができるので一度募集をしてみるのがおすすめです。

※クラウドソーシングサービス:仕事を依頼したい発注者と、仕事が欲しい受注者をネット上で結びつけるサービス。代表的なサービス会社はランサーズクラウドワークスなど。

自動翻訳を使うとGoogleからスパム扱いされる可能性がある

Google翻訳のような自動翻訳ツールを使って別言語に翻訳したコンテンツは「自動生成ページ」に相当し禁止されています。

詳細はGoogleのウェブマスター向けガイドラインで確認するようにしましょう。

動画話者であるマット・カッツ氏は動画内でこのように述べています。

“ガイドラインで言っている自動生成したコンテンツは、自動翻訳も当てはまる。いくつもの言語に自動翻訳してコンテンツ作成をしてはいけない”

Googleのガイドライン違反に相当しますが、自動翻訳したコンテンツを作成し提供すること自体は問題ありません。

しかし多言語サイトに対応するために自動翻訳したコンテンツを検索エンジンに公開(インデックス)させることが禁止されています。

多言語対応サイトもSEOを意識した作りにしたい場合は、自動翻訳で多言語サイトを作るのは避けたほうが良さそうです。

多言語サイト制作で知っておくべき6つのポイント

多言語サイトを作成する際に設定や気をつけるべきポイントが多く存在し、「何からすればいいのか分からない」という方も多いと思います。

そんな方に向けて最低限気をつけるべきポイントである以下の6点を紹介します。

・SEOを意識する
・言語ごとに独自のURLを設ける
・ページに複数言語を表示しないようにする
・その国で人気の検索エンジンに合わせた対策をする
・デザインはその国の趣向に合わせる
・サーバーの設定を確認しておく

多言語サイト制作時には、最低限これから紹介するポイントを抑えたうえで、作成にとりかかりましょう。

外国人向けビジネスの魅力とは?成功事例と取り組み方も解説します
インバウンドビジネス成功事例!売上940億円から年241%成長事例も

SEOを意識する

多言語サイトを作成する際は、その国に合わせたSEO対策をすることが重要です。

多言語サイトを作成してもSEO対策をしていなければ、集客効果が薄れてしまう場合が多いからです。

具体的な対策は日本の対策と大きく変わりませんが、以下の2点は気をつけておきましょう。

・その国でよく使われている検索エンジンに合わせる
・その国の検索習慣を理解しておく国によって人気のある検索エンジンが違う

日本であればGoogleとYahoo!が使われていますが、Googleのシェアが大きいためGoogleに合わせた対策をするのが一般的です。

しかし、隣の国の韓国ではNAVERが主流のため対策の仕方がGoogleとは異なります。

また、国によって検索の仕方に違いがある点もおさえておきたいポイントです。

例えば、台湾であれば検索する際に文字を繋げて検索する習慣があります。英語圏であれば単語の組み合わせではなく、文章で検索するという習慣があります。

国によって検索習慣が違うのでその国にあわせた、タイトル付けや記事作成を実施してSEO対策をすることがポイントになります。

国別のSEO対策は以下の記事でご紹介しています。

海外SEO 成功秘訣を徹底解説ーアメリカ、韓国、中国、台湾ー

言語ごとに独自のURLを設ける

海外の検索エンジンにサイトを認識してもらうためには、言語ごとに独自のURLを準備して多言語サイトを作成しましょう。

URLを言語ごとにわけることで検索エンジンだけでなく、サイトを訪れたユーザーにとってもわかりやすくなります。

言語ごとにURLを分けるパターンは以下の3つです。
・国ごとにドメインを分ける(lifepepper.kr)
・サブドメインを国ごとに作成する(kr.lifepepper.co.jp)
・サブディレクトリを国ごとに作成する(lifepepper.co.jp/en)

作成の方法は3つありますが、多言語サイト用のURLの作成の仕方によってその後のSEOの効果に影響してきます。

ドメインを分けて多言語サイトを作成する場合は、その後の施策で成果が上がりやすくなりますが、作成するための工数がかかるという特徴があります。

一方で、サブディレクトリで作成する場合はSEO対策や工数という面で費用を抑えることができます。

選択方法は、コストを重視して作成するか、成果を重視して作成するによって大きくことなるので検討が必要です。

将来的に多言語サイトで積極的にSEO対策を実施する計画がある場合は、ドメインを分けることをおすすめします。

海外・多言語Webサイト/ホームページ制作サービス

ページに複数言語を表示しないようにする

多言語サイトを作成する場合は、複数の言語を同じページに表示させないようにしましょう。

例えば、英語版サイトに日本語の原文も表示させるようなことは避けましょう。

Googleの場合、そのページにどの言語が使われいるか本文の内容をもとに判断しています。そのため、複数言語が存在するとGoogleが正しい判断ができずSEO的に不利な状態になってしまいます。

多言語サイトを作る際は、複数言語が同じページに表示しないように作成するのがポイントです。

その国で人気の検索エンジンに合わせた対策をする

はじめにも紹介しましたが、対象とする国で人気の検索エンジンに合った対策を実施するようにしましょう。

検索エンジンによって、上位表示される仕組みに違いがあるので、SEO対策も実施して海外からのアクセス数を伸ばしたい場合は必須の対策です。

基本的に海外でもGoogleのシェアが大きい国がほとんですが、韓国ではNAVERが主力で利用され、台湾ではYahoo!が使われるといった違いがあります。

多言語サイトを展開しSEOでの集客も実施する場合は事前に調査をしておきましょう。

デザインはその国の趣向に合わせる

多言語サイトを作成する場合、デザインは日本のデザインをそのまま使わずにその国の趣向に合わせたデザインにすることをおすすめします。

国によって使いやすいと感じるデザインが異なります。そのため、日本のデザインをそのまま使うと、海外の人にとっては使いにくく感じることもあります。

コンテンツの中身はもちろんですが、デザインの良し悪し・使いやすさも多言語Webサイトを構築する上で非常に重要な要素になってきます。

多言語サイトを作る場合は日本で使っているのをそのまま使わずにその国に趣向に合わせたデザインに整えましょう。

見えやすい場所に切り替えリンクを設置する

多言語サイトに対応している場合は、ユーザーが認識しやすい場所に言語を切り替えるためのリンクを設定しましょう。

設置する位置は、ヘッダーなどの画面を開いて目に入る場所がおすすめです。。

注意点として、ユーザーがブラウザで利用している言語によってリダイレクトをすることは避けた方がいいでしょう。

言語を認識して自動でリダイレクト設定をしてしまうと、ユーザーとクローラーがすべての語ページを見れなくなるためです。

ユーザーが住んでいる地域やブラウザの設定言語=その人が読みたい言語ではないこともあいります。

基本的にリダイレクト設定は行わずに、ヘッダーやフッターなど言語を切りかるためのリンクを設置して多言語サイトに対応しましょう。

サーバーの設定を確認しておく

基本的に日本のサーバーで問題ありませんが、サーバー会社によっては海外からのアクセスを制限しているところもあります。

そのため、公開前に海外からアクセスできる状態になっているか確認しておきましょう。

レンタルサーバーなどを使ってサイトを作っている場合は特に注意が必要です。

多言語Webサイトの事例を紹介

先ほども紹介したように、日本人が好むデザインと海外の方が好むデザインは異なります。

ここでは、実際に海外向けに多言語サイトを展開している企業の事例を紹介します。

日本語サイトと他の国ではどのような
・デザイン違いがあるのか
・伝える内容に違いはあるのか

上記2点に注目して比較してご説明します。比較して見ると違いがはっきりしていることがお分りいただけると思います。

事例を見て多言語サイト作成時のデザイン方針の参考にしてみましょう。

インバウンド調査とは?訪日外国人向けの調査方法やメリット・活用事例を紹介
LIFE PEPPER 海外・多言語Webサイトサービス

浅草ビューホテル(日本語版と英語版の例)

まずは訪日外国人からの人気が高い浅草ビューホテルのWebサイトをみてみましょう。

▼浅草ビューホテル日本語版Webサイト

引用元:浅草ビューホテル公式サイト

▼浅草ビューホテル英語版サイト

引用元:浅草ビューホテル英語版公式サイト

日本語版浅草ビューホテルの場合は、トップページに表示されているバナー内の文字で情報を伝えてることが分かります。

一方で英語版のWebサイトはトップページのバナーに文字を使わずに、写真がのみ表示されています。

英語版は日本語版と比べてシンプルな作りになっていることが分かります。

日本語のWebサイトの場合はトップページに文字を盛り込み、多くの情報を伝えるWebサイトが主流ですが、アメリカの場合は感覚的に扱うデザインが好まれる傾向にあるため、サイトの作りにも違いがあります。

また、トップページの画像には日本らしさをイメージさせる写真が使われています。

インバウンド対策で多言語Webサイトを制作する場合は、日本文化をイメージさせる写真を使うことで外国人客を惹きつけることがポイントです。

高島屋の例(日本版と中国版の例)

次に訪日外国人に人気の高いデパートの多言語サイトの例を見てみましょう。

▼高島屋日本語版Webサイト

引用元:高島屋公式サイト

▼高島屋英語版Webサイト

引用元:高島屋英語版公式サイト

高島屋の日本語サイトの場合もWebサイトのトップページは情報量が多くなっています。スクロールするとキャンペーン情報が多く掲載されていました。

一方英語版のWebサイトのトップページは、とてもシンプルな作りとなっています。日本語版とは違い、伝えたいメッセージを吟味して掲載している印象があります。

▼高島屋英語版サイト(スクロール後)

さらにスクロールして見てもシンプルな作りとなっていました。訪日外国人がデパートで買い物する理由でもある免税に関する情報が掲載されているのは興味深いポイントです。

日本と海外サイトの違いまとめ

ここまで多言語Webサイトを作成している企業を見てきました。

外国人向けのWebサイトは、日本のWebサイトよりもデザインの最新のトレンドを入れながら余白を活かしてシンプルなデザインが好まれる傾向にまりそうです。

シンプルだけではなく一番見て欲しいものや、伝えたいものをWebサイトのトップに表示しているようににも見られます。

また、伝える情報についても多言語サイトでは変更する必要があることが分かります。Webサイトにアクセスするときというのは、疑問や不安があり何かを解決したいときです。

そのため、多言語サイトを制作する場合は訪日外国人の関心が高い情報を掲載することが重要になります。

事例から見て分かるように多言語でWebサイトを作成する場合は
・その国の人にとって使いやすいデザインにする
・伝えたい情報と外国人の興味の高い情報を掲載する

上記2点を考えて多言語サイトの展開を実施しましょう。そうすることで価値ある多言語サイトに仕上げることができ、インバウンド対策の効果が高まります。

まとめ

今回は多言語サイトを導入したい方に向けて、前提知識から実際に導入時に抑えておきたいポイントを紹介しました。

概要を振り返ると以下の3点に集約されます。
・翻訳=多言語サイトではないこと
・多言語サイトを作るうえで知っておくべき6つのポイント
・多言語サイトのデザイン事例

2020年のオリンピックに向けて訪日外国人がこれからも増えていきます。訪日外国人向けにサービスを展開したい方はWebサイトの多言語化が必須の対策と言えるでしょう。

ますます増えていく訪日外国人によりよいサービスを提供するためにも、多言語Webサイトの導入を進行していくことをおすすめします。

弊社LIFE PEPPERでは、ネイティブスタッフを含め海外Webマーケティングに精通したプロが効果的な多言語Webサイト導入サービスを実施しています。無料相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

LIFE PEPPER 海外・多言語Webサイトサービス


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