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【2023年最新】アメリカのSNS事情/Webマーケティング成功のポイントは

現代のWebマーケティングにおいて、SNSは外せないツールです。もちろん海外向けのプロモーションでも必須で、SNS大国アメリカとなればなおさら。大統領選挙の結果にも大きく関係しており、SNSの影響力の強さが伺えます。

では、アメリカではどんなSNSが主流なのでしょうか。

日本とはSNSのシェア率が異なるため、現地進出やインバウンド対策をするなら必須の知識です。

本記事では、アメリカのSNS利用率ランキングと、ランキング上位のサービスを解説した後、他に注目すべきSNSも紹介します。現地事情を把握するための参考にどうぞ。

アメリカのSNS利用率シェアランキングTOP5!

アメリカのSNS利用率のシェアランキングは以下のとおり。TOP5をまとめました。

出典:We Are Social/DIGITAL 2020: THE UNITED STATES OF AMERICA

1位:YouTube
2位:Facebook
3位:Facebook Messenger

4位:Instagram
5位:Twitter

ここからは、1位から順に概要等を解説していきます。

1位:YouTube

1位は動画共有サービス・YouTubeです。アメリカでの利用者数は、2億4500万人以上を誇ります。

ユーザーの年齢、性別、世帯年収、子供の有無、興味関心など属性を絞り込めるため、該当するターゲットへの広告ツールとしてもYouTubeは使用されます。

また、広告に類似しているサービスや商品を見込み客に対して、動画でのリーチが可能です。

5Gの台頭によりユーザーが増加する可能性が高く、今後ますます重要になる媒体だと言えます。

2位:Facebook

2位はFacebookです。

eMaketerが行った調査によると、2019年3月時点で1億7,150万人に利用されており、2023年には1億7,980万人にまでユーザー数が伸びるとのこと。(*)

伸び方こそ鈍いものの、日本の総人口を優に超える人々に利用されているのです。Facebook離れも話題になってはいますが、アメリカでのSNSマーケティングにFacebookは欠かせないといえます。

オーガニックな投稿による情報発信はもちろん、ターゲットを細かく絞れる広告も積極的に利用したいですね。

*:eMarketer Trends, Forecasts & Statistics

3位:Facebook Messenger

3位のFacebook Messengerはチャットアプリの一種で、Facebookを開かなくてもメッセージのやりとりができます。アメリカでは、プライベートでもビジネスでも、シーンを問わず1億8000万人以上に利用されています。

2020年3月、従来と比較すると起動速度が2倍、アプリの容量が1/4になったことをFacebookが発表しました。ユーザビリティの向上により、さらに利用者が増えるでしょう。

4位:Instagram

4位はInstagram。スマホのカメラで撮った写真や動画をシェアできるSNSで、アメリカでは1億7000万人以上に利用されています。

Instagramに投稿したコンテンツは、ユーザーが削除しない限りストックされます。そのため過去の投稿からもエンゲージメントを得ることも可能です。

またRIVAL IQの2019年の調査によると、Instagramのエンゲージメント率の中央値は1.6%で、Facebookの0.09%よりも17倍高いとされています(*)。観光や小売等、Instagramと相性の良い分野は多岐にわたるので、幅広い業種・業界におすすめです。

*:2019 SOCIAL MEDIA INDUSTRY BENCHMARK REPORT

5位:Twitter

5位はTwitterです。アメリカでは、1億5500万人以上のユーザーが利用しています。

Twitterは情報の拡散性がSNSの中でもピカイチで、1つのツイートがバズれば大きな認知を獲得できます。

ただ、140文字以内という字数制限がネックになることも。ツイートを分けてもよいのですが、それだと投稿が煩雑になりやすいので、伝えたいメッセージは可能な限り端的にまとめる訓練が必要です。

ランキング外で押さえておきたいアメリカの人気SNS

上記でご紹介したSNSの他にも、アメリカで人気のアプリはまだあります。

今回はランキング外のSNS3つについて、それぞれ特徴、ユーザー、マーケティングへの活かし方の切り口でご紹介します。

Snapchat:最大10秒で消える投稿

Snapchatは、投稿の寿命が10秒しかない、一風変わった写真・動画共有サービスです。

「保存はされたくないけど共有したい!」という理由から、18~24歳の若者の間で74%と高い利用率を誇ります。同世代では、Instagram(45%)よりも利用率が高いのです。

マーケティングでは、あえて情報を”チラ見せ”することで、「10秒で消えてしまう」という限定性をもってユーザーの期待感を高められます。クセはあるものの、使い方によっては面白いプロモーションが打てるでしょう。

*:Share of Time Spent on Facebook, Snapchat and Instagram Among UK Social Media Users, by Age, Jan 2018 (% of total minutes) 

Pinterest:未来の行動の情報収集に使う画像収集サービス

Pinterestは、Web上にあるさまざまな画像をブックマークとして収集できるサービスです。

「ここに行きたい」
「こういう服がほしい」
「こんな家具を揃えたい」
「この料理を作ってみたい」

などなど、未来の行動のための情報源として活用できます。

マーケティング的には、行動や商品購入に結びつきやすく、コンバージョン率が高い傾向が。ECサイトや小売業と相性の良いSNSだと言えます。

LinkedIn:ビジネスマンのマッチングを支援するSNS

LinkedInは、ビジネスの生産性を上げるマッチングに特化したSNSです。プロフィール欄に経歴や経験、スキルなどを記載してオファーを待ったり、逆に検索してオファーをかけたりもできます。

2020年3月現在、アメリカで1億6500万人以上のユーザーがLinkedInを利用しています。

これをマーケティングに活用する方法は2つ。

  • 自社のコンテンツを公開することで、関心度の高い見込み客の流入を促す方法
  • 広告機能を使い、見込み客になりそうなターゲットに対してプッシュのアプローチをする方法

どちらの施策にせよ、LinkedInはビジネスを前提としたユーザーが多いため、自社のPRや営業をしやすいSNSだと言えます。

【最新】アメリカで今注目のSNSアプリは

アメリカで現在注目されているSNSアプリは、次の通りです。

  • BeReal
  • TikTok

BeRealは近年注目を集めている新SNSであり、今まであった「インスタ映え」でおしゃれな写真を投稿する風潮に対し、「映えないSNS」として人気のようです。2022年8月時点ではApp Storeの無料SNSアプリでトップのダウンロード数を達成し、多くのアメリカユーザーが使っていることが分かります。

主な特徴として、1日に1回だけしか投稿できない仕組みとなっており、写真にフィルターをつけられないことが挙げられます。

また、投稿できるのはアプリから通知が来た1日に1度のタイミングのみで、原則として通知から2分以内に投稿しなければなりません。(2分を超えても、日付中であれば投稿可能です。)

ただし、BeRealは現在収益化できておらず、今後のビジネスモデルに期待が集まります。

そのほかのSNSとして、TikTokがアプリの特性を変化させつつ利用するユーザーが増えています。

これまではダンス動画や歌った動画を投稿しているユーザーが多かったのに対し、現在では金融関連の学習動画をはじめ、さまざまな分野で知識を持っているユーザーが動画を投稿しているようです。

アメリカの既存のSNS事情は?

ネットリテラシーの高さとハイレベルな情報選択 

アメリカは、モバイル・インターネットがくまなく普及しているインターネット大国です。固定ブロードバンドの普及率やアクセス世帯数は、世界2位となっています。

スマートフォンのデータ使用量は世界で最も多く、10歳〜24歳という若年層のスマートフォン所有人口が多い点も特徴的です。

検索エンジンの利用率はGoogleが圧倒的。yahooも使われていますが、ほとんどがGoogle検索です。

近年では、Googleの検索結果が恣意的なものだと考えられたり、広告のブロックが日常的に行われるなど、インターネットによる安易な情報操作を嫌う傾向にあります。

ネットリテラシーの高さは、インターネッとやSNS先進国のアメリカならではです。

SNS利用人口の比率は世界一

アメリカは、全人口に対するSNS利用者数の割合が世界一です。アクティブユーザーの1日あたりのSNS平均使用時間は約2時間。日本の2倍以上です。

アメリカでもっとも人気が高いSNSのFacebookを見ると、60代でも62%の利用率となっています。日本に比べると高齢世代でも、SNSを使っていることがわかります。しかし、50代や60代では、娯楽とあわせてビジネス目的での利用も多いようです。

以前では10代にもFacebookは人気でしたが、近年では、You TubeやInstagram、Snapchatのほうが人気となっています。新しいSNSの登場とともに、シェア率にも変化が見られるでしょう。

アメリカ人のSNSの利用時間

DataReportalの調査結果によると、アメリカ人のSNSの利用時間は1日あたり2時間7分となっています。以下の資料をご覧ください。

出典:datareportal.com

これはアメリカの16歳から64歳を対象に行われた調査であり、1日あたりインターネットやスマホに使う時間について、種類ごとの集計値を示したものです。

最も時間を費やしているのがインターネットで7時間11分、次いでテレビが4時間42分、その次にSNSとなっており、アメリカ人はSNSに対して比較的多くの時間を費やしていることが分かります。

SNSを手放せない人が多数

アメリカのピュー研究所(Pew Research Center)で10代を対象に行われた調査によると、SNSを辞めることが容易だと答えた人は、やや易しい(Somewhat easy)・易しい(Easy)を合わせて全体で46%(NET easy)となりました。

一方で、SNSを手放すことが難しいと回答した人は、非常に難しい(Very hard)・やや難しい(Somewhat hard)を合わせて54%(NET hard)となっています。

出典:Teens, Social Media and Technology 2022

全体を通して「SNSを辞めることが難しい」と回答した人の方が多く、利用時間が増えていることもあって、SNSを手放せない人が増えているといえます。

アメリカで人気のWebマーケティングは?

アメリカで人気のWebマーケティングで代表的なものとして、次の4つが挙げられます。

  • リスティング広告
  • インフルエンサーマーケティング
  • 動画マーケティング
  • バイラルマーケティング

それぞれの概要について見ていきましょう。

関連リンク:海外向けマーケティングの手法と戦略、成功のポイントをご紹介! – (株)LIFE PEPPER

①リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索したときに、通常のWebサイトよりも上に表示される広告のことです。リスティング広告は、ユーザーが検索するであろうキーワードを指定して広告を表示させられることから、検索連動広告とも呼ばれます。

広告費はユーザーが広告をクリックすることで発生し、アメリカで出稿する場合は、利用率90%を占めるGoogleでの効果が高いと言われています。

関連リンク:https://lifepepper.co.jp/abroad/global-listing-matome/

②インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、数十万人や数百万人といった多くのSNSフォロワーを抱える、影響力のある人物を起用したマーケティングのことです。インフルエンサーは、Instagramであればインスタグラマー、YouTubeであればユーチューバーと呼ばれます。

インフルエンサーは消費ユーザーにとって身近な存在であり、インフルエンサー自身のアカウントやチャンネルで企業の商品・サービスを宣伝することで、フォロワーの購買意欲を高める効果があります。

関連リンク:https://lifepepper.co.jp/abroad/influencer-knowhow/

③動画マーケティング

動画マーケティングは、企業が自社のWebサイトやSNSなどのコンテンツで動画を活用することで実施されています。この手法はBtoCだけでなく、BtoBや求職者向けなど、ターゲットに適したコンテンツを配信可能です。

動画はテキストよりもはるかに多くの情報を伝えられるため、商品やサービスの宣伝や説明に適しています。実際に、動画はテキストよりも約5,000倍の情報量を提供できると言われているため、魅力的な情報を伝えて認知度を高め、商品の購買に繋げられるでしょう。

さらに、アメリカでは2018年に5Gのサービスが開始されました。5Gの高速通信環境によって動画広告はより効果的に配信され、視聴者の関心を引きやすくなることが考えられます。

④バイラルマーケティング

バイラルマーケティングは、ウイルスのように広がるという意味で、日本では「バズる」とも呼ばれるマーケティング手法です。あらゆるプラットフォームで衝撃的な出来事や驚くようなコンテンツを投稿し、拡散させることを目指します。

この手法はユーザー同士の間で自然に情報が広まる特性を活かしており、ユーザーに響くコンテンツがあれば、自発的に共有され、拡散されることが特徴です。そのため、低コストで効果的な広告を制作することが可能です。

人気の理由は、ユーザー自身が共有したいと感じられるコンテンツの提供により、広告メッセージがより効果的に伝わることにあります。また、ソーシャルメディアの普及により、情報の拡散が迅速かつ広範に行われることや、口コミや共感を通じて広がることが特徴です。

アメリカのSNSシェアは日本とどう違う?

出典:We Are Social/DIGITAL 2020: JAPAN

次に、日本のSNS事情との違いをみてみましょう。

日本のTOP5は、

1位:YouTube
2位:LINE
3位:Twitter
4位:Instagram
5位:Facebook


となっています。

日本での利用率75.7%のLINEが、アメリカではランキング外。アメリカでは別のメッセージアプリが使われているわけですね。その原因は、

  • アメリカ市場でのニーズを把握しきれなかった
  • 広報体制の不整備
  • FacebookのユーザーとFacebook Messenger、シェア率世界No1のメッセージアプリWhatsAppといった競合のアクティブユーザーの増加

が考えられます。

ただ他のSNSについては、利用率に差こそあれ、ランクインしているものは同じです。これらのサービスを活用して、すでに日本でマーケティングを行っているのなら、アメリカ向けにもノウハウをある程度流用できるでしょう。

アメリカでSNSマーケティングを成功させるには?

抑えておきたい3つのポイント

インターネットインフラが整備され、世界有数のSNS大国アメリカでSNSマーケティングを成功させるために、抑えておきたいポイントは3つです。

  • アメリカのユーザーの特徴や嗜好を把握する
  • アメリカでもっとも利用されているSNSの自社アカウントを作成し運用する
  • アメリカ人インフルエンサーを起用

3つのポイントについて、それぞれ説明します。

アメリカのユーザーの特徴や嗜好を把握する

近年、成人したアメリカ人のネットショッピング利用率は、8割近くにまで拡大しました。一方で、実店舗で商品を見ながら買い物したいと考える人も多く、実店舗での購入は根強い人気があります。

商品購入の際にレビューを参考にする傾向が強く、ネットで価格を調べてもっとも安い店舗で購入するユーザーも多くいます。

インターネットをうまく使いながら、リアル店舗での買い物を楽しんでいるようです。

アメリカでは、広告ブロックが一般的に行われ、Googleの検索結果に疑いをもつユーザーも一定数存在します。

9割以上のユーザーが、インフルエンサーからの情報を信じている点は特徴的です。

アメリカでもっとも利用されているSNSの自社アカウントを作成し運用する

アメリカでは、自国で誕生したSNSに人気が集中しています。アメリカで人気のSNSは日本でも広く利用されているケースが多く、アカウント作成はスムーズに進むでしょう。

アメリカでは、高齢世代でもFacebookなどのSNS利用率が高いため、幅広い年代へのアプローチが容易です。10代の若者は、You TubeやInstagramをよく使う傾向があるので、世代での使い分けは重要なポイントです。

SNSマーケティングの具体的なコンテンツの量と質についてもっと詳しく知りたい方は、『SNSマーケティングにおけるコンテンツの量と質について』のガイドをダウンロードし、効率の良いSNSマーケティングを学びましょう。

アメリカ人のインフルエンサーを起用

インフルエンサーマーケティングは、自社アカウントのフォロワーが少ない場合でも、インフルエンサーの影響力を借りて広く宣伝、販促を行う施策です。反響が良ければフォロワーの増加につながる可能性もあります。

新しい市場を開拓する時は、インフルエンサーの力が頼りになるでしょう。

アメリカでは、広告をブロックする運用が当たり前となっているため、インフルエンサーマーケティングが主流になりつつあります。

アメリカでビジネスを展開するには、インフルエンサーの力無くしては難しいでしょう。

インフルエンサーを通じたマーケティングで成果を出すためには、SNSにおけるコンテンツの質と頻度が鍵となります。『SNSマーケティングにおけるコンテンツの量と質について』の資料をダウンロードして、マーケティング戦略をさらに進化させましょう。

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まとめ

アメリカのSNSマーケティングを成功させるためには『質』と『量』のバランスが重要です。さらに深い洞察と具体的な戦略を学びたい方は、ぜひこちらの『SNSマーケティングにおけるコンテンツの量と質について』の資料をダウンロードしてください。

アメリカでは、SNSの利用が盛んです。高齢層まで万遍なく利用しており、人口比でみるSNS利用率は世界で1位となっています。

ユーザーのリテラシーも進んでおり、広告はすべてブロックして利用するのがアメリカ流です。そのため、アメリカではインフルエンサーマーケティング抜きでは、デジタルマーケティングが語れない状況になっています。

アメリカで事業展開するには、アジアや日本国内とはことなる戦略をとる必要があります。

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